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【哲学・共存の世界】人間の共存の世界とはどういう世

【哲学・共存の世界】人間の共存の世界とはどういう世界ですか?

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  • Nakay702
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回答No.2

>【哲学・共存の世界】人間の共存の世界とはどういう世界ですか? ⇒堅苦しい文章ですみませんが、以下のとおりお答えします。 「共生」という術語(symbiosis)は、ほんの四半世紀前までは生物学分野の一専門用語でしかなかった。それが今や、福祉論・教育論・社会学・歴史学・経済学など、いろいろな分野の学術用語となり、研究主題となり、時に政策目的とさえみなされている。大学や市民講座などの講義科目になり、新聞・雑誌・テレビ・インターネットなどのメディアでも頻繁に取り上げられている。 今日、人間は、歴史上経験したことがないほど高次元の、しかも複雑に絡み合う関係のもとで、他者(他人・他国のみならず、自然環境をも含む自己以外のすべて)と交渉し、契約し、協定し、調整を図りながら「共に生きなければ」生きていけない状況下にある。すなわち現代は、共生を考えることなしに単独に生きることがまず不可能な時代になった、ということである。 したがって、共生を考えることは、「人間の生存や社会のあり方を考えることと同一次元の問題になった」と言える。それゆえ共生の研究は、我々一人一人が「相互に依存し合いながら」、人間として「他者と共に生きるための総合的人間学」である、とさえ言い得るのではないだろうか。 「環境は祖先からの遺産ではなく子孫からの借り物」であるという(オーデュボン)。現代文明の利便に浴しきっている我々は、未来を考える際、時に現在の自分を否定しなければならなくなってその葛藤に苦しむが、しかし自然環境との関係においては、今ここにいない人々をも視野に入れた行動上の配慮が求められることに疑いの余地はない。 科学が経済と結合して技術を生み、科学の総合化や再構築の要請を無視して、直線的な動きを続けてきた。公害はこの一方向的運動の継続の当然の帰結であった。まして、環境は現代に生きる我々だけのものではない。科学技術的進歩を一時凍結しても、死の灰・地球温暖化・オゾンホール・酸性雨など、負の科学的遺産の解決に全力をさし向けるべきではないだろうか。 現下は、「進歩は二の次」とせねばならない時なのである。広角的な視野で現代社会を捉え直せば、否が応でも、可能な限り汚染状態を減らし、持続可能な社会経済を維持することが必須の条件となっている。そうしなければ生きられない時代に居合わせた我々の宿命的義務と言わねばならないのかも知れない。「人間の共存の世界」とはそういうことを、全地球住民が協力し合って実現を目指す世界である、と言えるのではないだろうか。

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回答No.3

 何か、共存について、ネットが仮想でリアルが重要と言われますが、飲み会がオンライン飲み会になると、それはそれでリアル感があるとすると、ネットでのリア充もありえます。今後は仕事も飲み会もオンラインでとなると、何が仮想で何がリアルか、仮想空間とリアルが近づいている気もしますが、よくわかりません。顔を出すか出さないかでしょうか。

回答No.1

 分からない/判らないです。