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江戸時代の梅毒の蔓延と日本人の生存
- 江戸時代の梅毒の蔓延と日本人の生存について質問されました。梅毒は江戸時代においても深刻な問題でしたが、なぜ日本人は滅びなかったのでしょうか。
- 梅毒は江戸時代においても完治ができない病であり、自然治癒も見込めませんでした。特効薬や予防接種なども存在せず、性行為によって広がるため、遊郭や局見世などでの不特定多数の性行為が蔓延することもありました。
- しかし、なぜ日本人が滅びずに生き残ることができたのでしょうか。その理由は、知識の乏しさや抗生物質の発見が遅れるなどの要因が挙げられます。また、梅毒が全滅しなかったことから、現在の新型コロナウイルスに対しても人類は勝つことができる可能性があるのか疑問が投げかけられています。
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梅毒は性行為じゃないとうつらない病気ですからね。媒介をするのは、要するに「不特定多数の人とセックスする人」です。 女性の場合はいわゆる遊女ですよね。遊女のほとんどは家庭を持てないし早死にする人も多いし、それに基本的に移動の自由がありません。江戸で梅毒をもらった女が遠く離れた場所にいってそこで梅毒をまき散らすということがありません。 それこそ今の状況だと東京で稼げない風俗嬢やキャバ嬢が地方に遠征に出て稼ごうとするなんてのがありますが、今はありません。 ちなみに話が横道にそれますが、ちょっと前まで東京で客が減ったので風俗嬢やキャバ嬢が地方に出稼ぎに出るということがありました。しかし今は地方も風俗やキャバクラの客は壊滅的で、更に地方はそもそも東京より単価が安いので全く稼げなくなり、移動費や滞在費のほうがかかってしまうので地方への出稼ぎ風俗嬢は少なくなったそうです。 なぜそんな情報を知っているかについてはノーコメントです。 さて女性側はそうですが、男性側についてです。遊女はあまり移動できないわけですから、梅毒の運び屋になるのは男性です。 ただ男性については、特に江戸においての遊女の主な顧客は独身男性です。江戸という町は極端に男性が多い町でした。落語に出てくる熊さん八っつあんは、独身男のフリーターです。彼らはどのみち結婚して子供を残さない人です。 旦那が遊びに行って梅毒をもらって奥さんにうつすということもあるでしょうが、そこから先はありません。感染はそこで止まりますよね。感染が広がるためには、そこの奥さんが不特定の男性とセックスする必要があります。 またすべての男性が遊女を利用するわけではなく、経済的に余裕があったり社会的立場がある人はお妾さんをもらうわけですから、お妾さんはそんなに不特定の人とするわけではありません。AV嬢でいうなら専属契約です。 人類を絶滅させようとするなら、飛沫感染や接触感染であることが必須です。感染者に触った、喋ったというようなレベルで感染しないとそこまで大きくは広まらないです。 梅毒はアメリカ大陸から旧世界に伝えられましたが、旧世界はアメリカ大陸に天然痘をもたらしました。こちらのほうがよほどカタストロフィで、アメリカ大陸の原住民は天然痘への抵抗力を持っていなかったので、一説によると7割から9割の原住民が死滅したといわれています。 >新型コロナに人類は勝つことが出来ますか? 原因はまだ分かりませんが、感染しても無症状の人が一定数出ているようです。他がみんな死んでも、その人たちが生き残るので人類が滅亡することはありません。人類が滅亡しないためには、だいたい1万人が生き残れば大丈夫みたいなので今回の新型コロナウイルスで私や質問者さんが生き残れるか分かりませんが、生き残った人がいるからなんとかなります。少なくとも阪神の藤浪晋太郎選手は生き残りました。
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- g27anato
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梅毒 ※特定の感染経路下で感染確率が上がり、 ※特定の生活形態下でのみ感染拡大が認められていた。 江戸時代の一般庶民で、その条件を満たす生活を送る者は限られていた。 そのために、一般社会全体に蔓延することは押さえられていた。 そのように感染特性と社会状況の一致点が限定されていた事は、不幸中の幸いと言える。 当時の感染経路は、 遊興目的の男と金銭目的の女という特定の関係下で、 体液を介した直接接触が殆んどを占めていて、 そのような生活形態を送る者は、 …特定の相手(側妻、妾)とだけ肉体的な直接接触しない良識的な生活を送る者と、 …恒常的な貧困状態にある一般庶民の中には少なかった。 そこには現代のような、 「不特定の相手」との、 「粘液を介した直接接触」の機会が多く、 「そのような生活形態が容認」される社会とは大きく違う、 …社会的、法的、精神的に制約された、 生活に係る行動形態が影響していたと考えられる。 つまり江戸時代には、 ※感染経路から外れて、 ※感染機会の無い生活形態が、 …一般社会の多くを占めていたと言えます。 現代は ※不特定の相手と粘液を介した直接接触という、 ※感染確率の非常に高い遊興を好む男女が格段に多く、 ※その欲望を満たせるだけの社会的条件が備わっていることが、 …江戸時代とは全く違うと言えます。
- tanaook
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梅毒は特殊な性病です。性行為でしか移りませんし感染率もそこまで高くないので遊郭などに出入りするような人以外はそれほど関係ありません。 対してコロナは人工的に作られた開発途中の生物兵器が漏れ出した説が有力で感染率も高く無症状や軽症もいて広めやすく厄介です。 国の政策の不備などもありますが、まず自分が持っている可能性を常に考え、行動する事が大切です。誰でも殺人者になり得るという事です。一部の人はそこの認識が甘く遊びにでて結果誰かの人生を奪いことにつながってしまいます。 今は出口が見えず辛いですがもっと一人一人キチンと行動を考えてほしいものです。そうすればきっと打ち勝てます。
梅毒に感染して治療しなくても偶然生き残る人はいるからです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%AE%E3%83%BC%E6%A2%85%E6%AF%92%E5%AE%9F%E9%A8%93 泉谷しげるがお~脳で歌ったアメリカの実験タスキギー梅毒実験では1932年から1972年まで貧しい黒人の感染者と非感染者と集めて全員に自然に感染させ彼らに先天性梅毒の子供も産ませて、治療しなければどうなるかを実験しました。この40年間に実験に反対した者は2名しかありませんでしたが、内部で中止を呼びかけ相手にされなかったピーターバクストンがマスコミに持ち込んだため反対運動がおこり実験は中止されました。なんと実験終了時に74人がまだ生きていたと言いますから頑丈な人間もいるものです。人生50年と言われた過去の日本もそんなところでしょう。梅毒を揶揄する狂歌はたくさんあります。日本人の半分が感染していたそうです。コロナに勝つことができますか、いつ終わりますか、と言う見物人のみなさんには先を予想できません。どうすれば勝てるか、どうやって終わらせるか、アタマと行動がある人に聞いてみることです。
- tzd78886
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性病ですから、外でそういうことをしなかった人には関係無かったはずです。金がかかる遊びですから誰でもできたわけではありません。中には耐性があった人もいるだろうし、罹ったからと言ってすぐ命を落とすというものでもありません。その間に子孫を残してしまえば本人は死んでも血筋は残ります。 そもそも梅毒はアメリカ大陸の地方病で、コロンブスの船団が持ち帰って世界中に広まったと考えられています。逆にヨーロッパからは結核が持ち込まれて多くのネイティブアメリカンの種族が全滅したと言われています。それでも生き残った人たちはいるのです。 かつて死の病と言われたエイズですが、HIVに感染しても発病しない人もいることが知られています。ウイルスや細菌にしても全滅させてしまったら自分たちも生き残ることができませんから、そうならないようになっているのです。
- terepoisi
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報道されている「集団免疫」の働きだと思います。 致死率の高い伝染病でもある程度まん延した後にが獲得されるとそれほどの脅威とならず病との共存が可能になるという説があります。 麻疹や天然痘も当初は特定の集団を絶滅させるほどでしたが現在の致死率はそれほどではありません。
お礼
ありがとうございます! とてもよくわかりました!!