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英語で構文は何個ありますか?
構文とつく言葉で知っているのは、分詞構文、強調構文なんですが 他に何個位構文と付く言葉がありますか?
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- Nakay702
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再度の「お礼コメント」を拝見しました。 >具体的にどれが構文なのかが知りたいです 通常は構文という呼び方を絶対しないような有名なもので構文なのをいくつかあげていただけますか? ⇒適切な例かどうか分かりませんが、以下のとおりお答えします。 ☆否定構文の変種〔語否定構文〕:noを名詞に前置して強い否定を表す構文。 I have no money.「私はお金が(全然)ない」。 〔I haven't money.「私はお金を持っていない」より否定(の強調度)が強い。〕 ☆比較構文の変種〔くじら(こうもり)構文〕:優等比較の否定で同等を表す構文。 A bat is no more a bird than a rat (is).「こうもりが鳥でないのはネズミ(が鳥でないの)と同じだ」。 He is no more foolish than you.「彼がバカでないのは君がバカでないのと同じだ」。 〔no more ~ thanは程度を低める方向で、no less ~ thanは程度を高める方向で「同等」であることを言う。She is no less cute than your sister.「彼女は君の妹に劣らず可愛い」。〕 ☆擬似受動態構文:be+過去分詞の形を用いずに受け身の意味を表す。 This book sells well.「この本はよく売れる(売られる)」。 My hat blew into the river.「帽子が川に流された」。 〔もちろん、両方とも、be+過去分詞で表現すること「も」できる)。 ☆非論理的構文:形式上の主語と意味上の主語が異なる場合など。 The roof leaks.「屋根が漏る」(意味上の主語は「雨水」だろう)。 This kind of cloth won't wash well.「この種の布はよく洗わない」(洗うのは人、あるいは洗濯機→「この種の布はよく洗えない」)。 ☆不定詞構文の変種 (1)分割不定詞構文:to不定詞で、そのtoと不定詞の間に副詞などが入る。 He prepared to silently accompany her.「彼は、黙って彼女のお供をしようと、支度した」。 silentlyをpreparedの前後に置けば、He prepared silently to accompany her.「彼は、彼女のお供をしようと、黙って支度した」となって、意味が異なる。 (2)代不定詞構文:to不定詞を反復すべきところで、toのみを残してto不定詞の代用とする。 You may come with me if you want to (come).「来たければ一緒に来ていいよ」。 I'd like to go, but I have no time to (go).「行きたいが、時間がない」 〔カッコ内は言っても間違いになりませんが、通常は省きます。その結果、代不定詞の構文が使われた格好になります。〕
- Nakay702
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「お礼コメント」を拝見しました。 >すべての文が何らかの構文なんですか? 聞き捨てならないです。 ⇒はい、「すべての文が何らかの構文」です。「構文」とは、「組み立てられた文」という意味だからです。つまり、単に「文」というのと大差ありませんが、特に組み立て方に注目したい場合に「構文」という言い方を用いるわけです。 ですから、すべての構文を類型化したら、その数はおそらく百の単位までいくでしょうね。前便にも書いたように、通常英文法では類型化された構文のうち特に注意を要するような場合を取り上げて、「○○構文」と言っているわけです。それはいわば《「狭義の」構文》であり、例えば、分詞構文は、《「留意すべき特殊な構文類型である」分詞構文》と言うべきところを簡略にして単に「分詞構文」と言う慣習になっている、ということです。 そして、通常の英語学習でこれに相当するようなものとしては、分詞構文・強調構文・倒置構文を知っているだけで十分でしょう。
お礼
ありがとうございます 具体的にどれが構文なのかが知りたいです 通常は構文という呼び方を絶対しないような有名なもので構文なのをいくつかあげていただけますか?
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10007/12518)
前便に対する「拡大・整理版」です。 すべての文が何らかの「構文」であるわけですが、英文法で特に「○○構文」と言う場合、それは特に注意を要するような場合で、大きく3種類に分けられます。 A.あらゆる節を網羅するもので、名詞節構文・形容詞節構文・副詞節構文に区分されます。 ☆名詞節構文:that節構文や関係代名詞独立用法のwhatによる構文があります。 ☆形容詞節構文:関係代名詞のwho, which, thatによる構文などです。 ☆副詞節構文:関係副詞のhow, why, when, whereによる構文があります。 B.通常の節に対して何らかの修辞法的な変化が加えられたもので、強調構文・倒置構文などがあります。 ☆強調構文:主語・補語・目的語・否定語などを強めるものがあります。 ☆倒置構文:There is/are ~のような慣用的倒置構文や特定の語句を強めるための倒置構文もあります。後者の場合は、多く強調構文と重なります。 C.節でなく句であるが、節と同じような働きをする語句の塊で、その代表は分詞構文です。to不定詞の特殊用法を不定詞構文と呼んでもいいような場合もあります。 ☆分詞構文:現在分詞・過去分詞による構文で、「時・理由・条件・譲歩・結果」などを表します。 ☆不定詞構文:to不定詞の独立用法(主節と異なる独自の主語を持つ)による構文で、Judging from ~「~から判断すると」のように半ば慣用化しているものもあります。 (注)Aの下位項として、動詞の形と用法に基づいて進行(形)構文・完了(形)構文・受け身構文・使役構文などを挙げることもできます。 ☆進行(形)構文:be+現在分詞で表されますが、往来動詞(go, come, start, arrive, etc.)の現在分詞は進行でなく未来を表します。 ☆完了(形)構文:通常、have+過去分詞で表されますが、自動詞の場合はbe+過去分詞で完了を表すこともあります。 ☆受け身構文:be+他動詞の過去分詞で表されます。授与動詞の受け身構文は(直接目的を主語にする場合と間接目的を主語にする場合の)2種類できます。 ☆使役構文:make, let, have, get+不定詞で「~させる」という意味の使役構文ができます。have, get+過去分詞で「~される、~してもらう」というような意味になりますが、これを「間接受動態」と言うこともあります。
お礼
ありがとうございます すべての文が何らかの構文なんですか? 聞き捨てならないです。
- Biolinguist
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大修館書店の『最新英語構文事典』に取り上げられているのは56構文。 受動態 中間態 tough 構文 二重目的語構文 同族目的語 存在構文 場所句倒置 否定倒置 主語・補語倒置 命令文 感嘆文 疑問文 多重疑問文 付加疑問文 否定文 強調構文・分裂文 疑似分裂文 繰り上げ構文 話題化 転位構文 小節 that節( 含 文主語構文・外置構文) 間接疑問文 関係節 比較構文 副詞節 譲歩節 挿入節 仮定法 等位構造 外置構文 重名詞句移動 二次述語( 含 結果構文) 寄生空所 省略文 不定詞節 動名詞節 分詞構文 属格化 非対格動詞 知覚動詞 使役動詞 叙実動詞 心理動詞 語順交替動詞 句動詞 成句 法助動詞 準助動詞 相 副詞 代名詞、再帰代名詞/数量詞の作用域 数量詞遊離 句の構造 統語操作の制約 しかしこれでも全てではない。 小さいところで言えば、クジラ構文や穴あき構文など、いくらでも無数に名前を付けることができる。 A whale is no more a fish than a horse is. His cigarette burned a hole in his new shirt. 彼は新しいシャツにタバコで穴を開けてしまった (穴を焼いたわけではない)
お礼
ありがとうございます クジラ構文とかありましたね 結果構文とかもあるんですね面白いです 命令文も構文と呼ぶんでしょうか? 間接疑問文 仮定法 間接疑問文 否定文 命令文 受動態 知覚動詞 感嘆文 これらも、構文と呼ぶんですか?
- Nakay702
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>構文とつく言葉で知っているのは、分詞構文、強調構文なんですが >他に何個位構文と付く言葉がありますか? ⇒倒置構文、名詞節構文、形容詞節構文、副詞節構文の4個くらいです。 このうち、thatが関わる構文では、名詞節構文と強調構文は区別が紛らわしいことがあります。 ☆thatが関わる強調構文 「it is/was ~ that…」の~の部分に強調したい語句(主語や目的語)を入れて、その語句を強める。 例:It is Yamada that brings zabuton.「座布団を持ってくるのは山田です」。 ☆thatが関わる名詞節構文 主語が節の形をとる場合、しばしば、「it V ~ that…」の構造で、仮主語(it)と真主語(that以下)を示す。 例:It is known that Yamada is the leader of a music group. 「山田は、ある音楽グループのリーダーであることが知られている」。
お礼
ありがとうございます 確かに主要というか有名なのは5,6個ですよね
お礼
ありがとうございます