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イギリスの国会
議員が会議中に席を立って白線の外に出ることがありますが、あれは何なのでしょうか。
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> 傍聴者でも記者でもなく議員だと思うのですが、ベンチに座ることなく立っている理由がわかりません。 本当ですね。正直わかりません。なので想像に過ぎませんが、必ずしも決められた座席にずっと座っていなくても良いので、立って議論を聞くのも許されているのでは? 長い議論で頭をすっきりさせて聞くのにに立ってた方が楽な人もいると思います。でも立ち位置からして議員ではなく傍聴者(Strangerと言われていたらしいですが、今ではその呼び方はPublicとかに言い方が変わったそうですが、座席のマップにはstranerと言うのが残っています)かも知れません。 イギリスのHouse of Commons の議員(MP:member of parliament) は、議論(debate)への参加は義務付けられていないそうです。所属政党が命令することはある様ですが。だからビデオを見ても議場(Chamber)はガラガラで、ご指摘のあったYoutubeの時間をちょっと過ぎた時に、女性議員が白い線を超えてまるで待合室に入ってくるかの様にベンチに歩いて行って腰掛けましたね。一応慣例でベンチでの座り方は決まっていて、政権側は内閣(Cabinet)の閣僚の座席が前列でその後与党内の優先順位で前列、後列、それに溢れると白い線の外側のベンチに座るそうで、後列と白い線の外に座る人はたまにイギリスのニュースでも出てくる言葉でbackbenchersと呼ばれます。野党側は、最前列にShadow Cabinet (影の内閣?内閣の政策に対して対抗して議論を活発化するシステム)、その後は優先順位で最後には白い線の外のベンチに回るのですが、そこは傍聴者の一部も座るところ。ビデオでは議場の内側がガラガラだったのでわざわざ白線の外にいる人はひょっとしたら議員じゃ無いかも知れません。
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- koncha108
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トイレにでも行くんじゃ無いでしょうか。あるいは外部連絡をとるのか。何れにしても日本の国会と違って、座席の後の方に出入口があるわけでは無いので、会議を一旦抜け出そうとしたら目立つ形になります。 会議場のマップは下記にあります。http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6999581.stm 中央のスペースを挟んで、与党と野党が向かい合う形で、両側に出入口があるのですが、方々には議長席と発言者、書記官などのための机があり、そちら側から出ても良いのかどうか知りませんが、かなり目立つことにはなると思います。その逆側に白い線があるのですが、これは元々はバーで(今でもバーは貴族院: House of Lordsの時には使われるそうです)、今では庶民院:House of Commons開催時には白い線で代用されるそうです。このバーの意味は、外部から部外者や傍聴者(傍聴席は上階にあり、英国民であれば申請の上膨張できる)が入ってこない様に設けられたものだそうです。白い線を超えると両脇と真正面に出口があります。両脇の出口に繋がる通路に面した形(つまり議長に向かい合う形)ところにも座席があります。これは、与党の座席が不足した場合にあふれた人と、ビジターが座ることになります。 ちなみに、議場の両脇の座席の最前列に、それぞれ赤い線が引かれていますが、この2本の赤い線の距離は二本の剣の長さと同じだそうで、本当に昔議場で決闘が起こったのかどうかわかりませんが、どちらの再度もこのラインを超えてはいけないと言う印だそうです。でも議会でエキサイトした様子をみると、全く守られていないですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。このBBCの解説はいいですね。 たとえば次の動画の4:31:56のところで二人の男性がバーの外側に立っています。傍聴者でも記者でもなく議員だと思うのですが、ベンチに座ることなく立っている理由がわかりません。 https://www.youtube.com/watch?v=iC339_cGt68
お礼
ご回答ありがとうございます。イギリスの面白いところのひとつは妙なシステムを大事に守っている事だと思います。気長に調べてみます。