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犯罪の罰則の強化
少年犯罪が凶悪化しているとよく報道されています。 罰則を重くすることを望んでいる人は多いと思うのですが、重くすることに対して反対する人もいるから、簡単に罰則強化はあまり出来ないのだと思います。その人達は何故反対しているのですか??罰則を強化することでどのような弊害が起こるのですか??又、罰則を強化すれば、犯罪は減るのでしょうか?? わかりにくい文章ですみません。 勉強不足なので、教えてください。。お願いします。
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もし、再犯が復活によるものだとしたら、すべて市民が合理的に考えることができない以上、感情的な社会制裁が存在します。 これを排除することは、不可能でしょう。 応報感情は、ごく自然な感情ですから。 35番で申したとおり、やはり社会復帰後の保護観察が必要なのではないでしょうか。 保護観察は、私の案ですが、たとえば、 イギリスのバルガーちゃん殺人事件では、市民の応報感情から保護するために、裁判所は、加害少年に新しい名前(戸籍)を与えました。 アメリカでは、ソーシャルワーカーが定期的に家庭訪問し、少年の相談に乗っています。
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私も厳罰化大賛成です。回答者の仰る通り、反対する人達の脳味噌は恐らく腐っているのでしょう。でないならば脳のかわりに味噌が入ってるから人間の感情なんて判らないのだと思います。 と、冗談はさておき、結論から言うと、日本人全般に言える事ですが「現状が変わる事(変える)を望まない」からだと思います。心の中では改革を思ってても、人の目が気になる、こんな事を言うと何か批判される、言いだしっぺになるのはいやだ、手続きが面倒くさい、もし最初に目新しい事やって失敗したらどうしよう等々、ほらそこのあなたも思い当たる事あるでしょう? 以前にこういう考えに対し、「長い物に巻かれろ式の小市民的発想だ、自己批判しろ」みたいなご批判を受けましたが、現状のムラ社会日本では、これが一番楽に生きて行ける道なのです。何のかんの言っても、自民党が第一党であるのが一番安心だし、何のために存在するのか良く判らない天皇制を批判でもしようものなら、翌日どこかの川に浮いてるかもしれません。何でも反対共産党ですら、自衛隊、天皇制を認めてしまった国です。 何だか良く判らない憲法も有り難がって手付かずですし(憲法守らなきゃって言ってる人達が軍隊持っちゃいかんざき!)、刑法等ついこの前までカタカナ文語体で、聾唖の人は何でも可でした。たった数人の精神科医が精神に問題ありといえば、心神喪失で無罪、大酒飲んでても、覚醒剤やってても病的酩酊なんたらで起訴猶予。少年法に到っては漫才、漫画の世界(漫才師さん、漫画家さん、ごめんなさい)です。3歳のお子さんが綾瀬コンクリ詰めや光市母子殺害事件なんて起こすでしょうか?あんな想像を絶する残忍な殺人事件起こしておいて数年で娑婆に出て来れるなんて通常の感覚では理解不能です。殺人天国、犯罪天国日本よ永遠に!ですか? っと、ちょっと理性を失いかけて、暴走してしまいました。関係者の方々ご容赦下さい。変化を求めないと言う他に、死刑に関しては、「国家であれ、権力の名の下に殺人を犯してはならない」と言う考えがあるようで、また、終身刑に関しては「生涯を拘束されて過ごすのは、死刑よりも残酷である」と言う考えがあると言う話を聞きました。(その癖なーんにも罪のないハンセン病の方々を隔離し続けていたのは一体どこの国でしょう?) 再犯率の問題もありますし、厳罰化が効果がないとは思えません。娑婆に出て、また、犯罪を犯そうと企んでいる人達ですから、当然長く刑務所に留め置くべきでしょう。刑務所が一杯なら税金使って下さい。官僚天下り退職金泥棒、年金私物化、工事のための工事公共事業等々、国家による税金詐欺を解消すれば一発で刑務所問題なんて解決しますし、その為に消費税1%あげれば、それこそ100年安心刑務所問題で、だーれも反対しないと思いますよ、、。 実際問題、厳罰化は飲酒運転罰金30万で、明々白々に減ってるじゃあーりませんか。こんな国庫にとっとと入っちゃうお金関係だけ厳罰化するって言う神経どーなんでしょ。 書けば書く程腹が立って来て、一日持たずに削除されそうな内容になってきましたので、尻切れとんぼですが、この辺で失礼させて下さい。
- cathoderay
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まぁ、わかりやすい結果になりましたでしょう? 回答者皆様の意見としては、凶悪犯罪はゆるせない 罰則を強化すべきだ、つまり現状では犯す罪と 刑罰が比例していないではないかという意見に対し 私が指摘したようなターゲット層の人は いやむやみに厳罰化してはいかんという この乖離が問題なわけですよね。 まぁ被害者の気持ちがわかっていないからそのような 意見が出てくるにすぎないんですけどね だって現状では3人殺さないと死刑にならないんですよ こんな基準にしてしまった 自称 法律家だとか 自称裁判官だとか 自称人権派とか オツムが弱いでしょう? そんなことしてるから刑務所がいっぱいになるんですよ 一人殺したらすべからく13階段送りにすればいいものを 罪と刑罰のバランスがとか犯罪者の更正をとか 頭のなかだけでこねくりまわしたような理論ですすめようとするから 犯罪者があふれかえるんです。
反対している人の本音→金になる仕事が減る 反対を受け入れる人の本音→金にならない仕事を増やしたくない 本音では戦えないから、建て前で戦います。 しかし、要点さえ抑えておけば、建て前に惑わされる事はなくなります。
お礼
>反対している人の本音→金になる仕事が減る >反対を受け入れる人の本音→金にならない仕事を増やし>たくない ものすごく重要なことだと思うので、もしよろしければ詳しく教えていただけませんか??あまり理解出来ない自分に嫌気がさします。もっと私に知識があれば・・・。 お礼が最後になりました。 ありがとうございます!
- been
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厳罰化の推進には、本質的な問題と技術的な問題、それに現実的な問題があります。 本質的な問題は、厳罰化が犯罪の抑止につながるかどうか、ということです。無責任に「やってみればいいジャン」という人もいるようですが、そのような人には憲法を一読することをお勧めします。 憲法第31条(法定の手続の保証) 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。 ここでは憲法の解説まではしませんが、実証的な検討も合理的な根拠もなく、単なる感情論で厳罰化を推進できると思うのは浅はかです。脳みそが足りません。 また、少年犯罪については、ある年齢以下の子供の行為に刑罰を適用できないことは明らかです。例えば、3歳の子供が包丁をオモチャにしていて1歳の弟を殺した、これに殺人罪を適用できるはずがありません。同じ行為でも、年齢によって取扱が異なるのは当然です。「ある年齢」がいくつなのかは検討の余地がありますが、少年犯罪を特別扱いするのは当然です。 技術的な問題としては、法秩序全体としての均衡の保持です。刑罰は、犯した罪の重さ(悪質性の程度)に比例するものです。社会的に問題となった特定の犯罪だけを厳罰化すると、均衡が崩れます。いくらピッキング(侵入窃盗)が多いからといって、強盗よりも窃盗の罰則を重くすることはできません。憲法違反です。だからといって、全ての罰則を例外なく2倍に加重するというような厳罰化は非常識です。厳罰化は不可能とは言いません。また、現に厳罰化の方向にありますが、自ずと限界があるのも事実です。 現実的な問題もあります。これは極めて深刻です。 わが国の刑務所はどこも満員です。既に定員オーバーの刑務所もあり、これ以上詰込めば、住環境の悪化から刑務所内で暴動が起る可能性さえあると言われています。予算の問題を別にしても、典型的な迷惑施設である刑務所の増設が極めて困難である以上、この問題の現実的解決方法は一つしかありません。重罪人を確実に収監するために軽罪人を釈放するのです。カリフォルニアのように。 そんなバカな、と思うかもしれませんが、すでに似たようなことはわが国でも行われています。容疑者を裁く裁判所も飽和状態のためか、検挙された容疑者の多くが「起訴猶予」という名の無罪放免処分になっているのです。 刑事政策はトータルに考えなければなりません。刑法を書きなおすことはできても、実行できなければ意味がありません。安心社会を築くためには重罪の処罰も大切ですが、それ以上に「軽犯罪」の根絶が重要です(「割れ窓理論」ですね)。にもかかわらず、現状で厳罰化を強行すれば軽犯罪の無罪放免が増え、安心社会に逆行します。 どのような犯罪をどの程度検挙し、そのうちどの位を実際に処罰するか、それらをトータルに考えて初めて「厳罰化」の可能性が見えてくるのです。犯罪が増えているから厳罰化しろ、などという単純な感情論が通用するほど現実は単純ではないのです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、と思わず声に出してしまいました。。 やはり感情論で済まされない問題があるのですね。知らないことだらけで勉強になります。
人権擁護団体などの反対論者は、罰則を強化すると、国家権力や警察力が強まる = 国民を弾圧する事になる = 人権が蹂躙されるようになる、という強い思い込み、短絡的発想があるのでしょうね。 それが大きな理由だと思われます。 ある意味では、犯罪者を擁護する事が近代国家の条件という風に考えているようです。 特に少年法はその典型的な例でしょう。 犯罪者は少年法の年齢規定をよく知っているように思います、全員とは言いませんが ・・・ 「少年法、人殺すならハタチまで」 という川柳も聞いた事があります。 今の日本では、罰則を強化する事による弊害は考え難いですね。 逆に今までは 「抑止効果が立証できないのなら、罰則の強化は認めない、何にもするな、全て今までどおり」 というのが、日本の刑法を取り巻く環境だったように思います (多少は見直されるようになったとは思いますが)。 また、罰則を強化すれば犯罪は減るかどうかは、議論の分かれるところでしょうが、少なくとも、厳罰主義になって逆に犯罪が 「増加」 する事は考えられないように思います。 となれば、明らかな犯罪抑止効果が認められなくても、大きなデメリットが無いのであれば、罰則強化はやってみる価値はあるように思いますね。 分りやすく極端な例を挙げれば、たとえば駐車違反を一回やれば車両没収、2回やれば無期懲役とでもやれば、街中の違法駐車は瞬時に無くなるように思いますので、一応の抑止効果はあるように感じます。 ただ、そのような社会が住みやすいかどうかは、別問題ですが ・・・ それと、具体例を挙げていいかどうか分りませんが、死刑制度廃止を訴えている日弁連で、以前、副会長を勤められた岡村勲氏が山一證券の問題で逆恨みされ大変な事件に巻き込まれたのですが、被害に遭って初めて 「自分が今までやってきた死刑廃止運動なんて、何と被害者感情を無視したものだったのだろう」 と悔やんでおられたのを、複雑な気持ちで報道で見た記憶があります。 日弁連とは誰のための、何のための組織なのか、と感じております。
お礼
ありがとうございます。 岡村勲氏はそれまでどういった理由で死刑に反対されていたのですか??もしよろしければ教えてください。勉強になります。
- cathoderay
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罰則強化と犯罪の減少に明確な関係はなかった はずです が 重大な犯罪が行われ、それに対し罰則が適正に 行われないことは社会正義をさまたげ 見せしめにならないため、重罰化すべきでしょう また次のような事例は防げます。 ある国のマフィアが自分たちにとって都合の悪い判決を 下しそうな裁判官をAという人物に殺して来いと命令 しました。Aという人物は裁判官を殺しました。 なぜならその国は死刑が廃止になっており 裁判官を殺しても自分は死なないが 殺さなかったら殺されてしまうからです。 有意な減少は見込めませんが このようなトチ狂ったような犯罪の抑止や見せしめ効果が 見込めるのですから、厳罰化に反対する人々は脳みそが腐っている と思います。 日本でもありました、過去に日弁連で死刑反対を 声高に主張していた人物が自分の親族が殺され 一転して死刑賛成の最右翼に変わってしまったことが 結局のところ、厳罰化に反対するひとたちは 被害者の気持ちが理解できないひとたちなのでしょう またこれらに反対しているひとは弁護士や学者 といわれる職業に偏っているのが現状です。 彼らにとっては被害者の権利より犯罪者の権利の ようですからね。 >>その人達は何故反対しているのですか?? と疑問を持たれることも不思議ではないと思います。 だって彼らは脳みそが腐っているのですから そのような主張など理解できなくて当然ですよ
お礼
分かりやすい例も交えて説明してくれて、ありがとうございます。 >罰則強化と犯罪の減少に明確な関係はなかった はずです 知りませんでした。勉強になります。
- mickey_goo
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罰則を意識して犯罪を犯す人はほとんどいないと思います。 「アイツが憎いから殺してやれ!一人殺したところで無期懲役だから自分はへっちゃらサ」 というようなことを考えないでしょう。ほとんどの人は、犯罪がバレないと思って犯罪を犯す訳ですから、罰則を強化したところで、犯罪が減るとは思えません。 現在見られる犯罪の低年齢化と凶悪化の原因を突き止め、対処するほうが、よっぽど効果的です。 ・家庭内で正しい道徳感覚をしつけ、子供に甘やかしではない愛情をたっぷり注ぐこと。 ・暴力的な映画、ゲーム、アニメなどで、残虐なことに対する感覚を鈍感にさせないようにする。 各家庭でこうした地に付いた対処をすることが大切です。 罰則強化は、犯罪の凶悪化という社会問題に対する行政の苦肉の策というところでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 家庭内で道徳感覚を身に付けるってすごく大事ですよね。少年犯罪に関しては親にも責任があると思います。 >罰則を意識して犯罪を犯す人はほとんどいないと思います。 しかし、「どうせ少年院に行くだけだ。」と思っている未成年者はいると思います。
お礼
ありがとうございます。 私にとってはどの方の回答にも納得させられる部分があり、まだまだ勉強不足だと感じさせられます。