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犯罪件数は年々減少しているのに何故刑務所は満杯なの?

凶悪犯罪が頻繁に報道されてあたかも犯罪が激増してるように錯覚しますが実際にはマスコミが過剰報道によるもので実際は数十年前に比べると少年犯罪も含め,実際は犯罪件数は減少を辿っている事を知りましたが 一方,刑務所不足とも聞きました。これはどうしてなんでしょうか? あと死刑制度が廃止されて変わりに終身制が導入されてる国が多いようですが終身制が導入されれば財政負担がかなり増えると予想しますが死刑廃止国はこの財政問題をどのようにクリアしたのでしょうか?

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回答No.3

まず >実際は数十年前に比べると少年犯罪も含め,実際は犯罪件数は減少を辿っている ですが、これは少し違います。 仰るように殺人などの件数は減っています。しかしながら、「認知件数」は増加の一途を辿っています。その意味では「犯罪が増えている」ともいえるのです。 これは、一つのカラクリがあります。それは、事件件数は「警察が決めるもの」だからです。 つまり、犯罪というのは、「これは犯罪である」と認知して初めて事件として成立します。言い換えるなら、警察が気づかない、警察が無視をした場合、は、事件にならないのです。 「犯罪が増加していない」という意見は、殺人事件の件数を元にしています。殺人というのは、ある意味、究極の犯罪ですから、死体が見つかればその時点で認知せざるを得ません。一方、二人の人が喧嘩をした、という場合。それを仲裁だけして帰せば、事件にはなりません。それを捕まえて、暴行罪だ、と言えば事件になります。ここに警察の意志が介在します。 そういう部分で、警察の態度によって統計の性格が少ない、ということがいえます。よって、それが増えていないのに、他が急激に増えるのは違うだろう、という考え方です。 そのように、警察が犯罪を素直に認知するようになった、というのがまず第1です。 次に、厳罰化というものがいえます。これまでは、普通、懲役1年だったものを1年6ヶ月にするようになれば、当然、それだけ多くの収容しなければならなくなります。 昨今で言えば、警察の方針転換により、万引きして、追いかけた店員をどついた…などが、これまで「窃盗及び暴行」だったのが、「強盗」になるようになりました(刑法上、窃盗は「10年以下の懲役、50万円以下の罰金」、一方、強盗は「5年以上の懲役(有期)」です) 前者であれば、罰金刑という可能性もありますが、後者になれば懲役しかなくなるので、刑務所に送り込まなければなりません。 こういう部分が、刑務所の収容人員を増やした、ということになると思います。

Fumie_0515
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有難うございました。 お陰様で大変参考になりました。

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  • nishikasai
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回答No.2

受刑者の高齢化が一つの原因でしょう。

Fumie_0515
質問者

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有難うございました。 お陰様で大変参考になりました。

noname#54221
noname#54221
回答No.1

判決の実効性について http://okwave.jp/qa3906508.html 「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの http://www.videonews.com/on-demand/291300/000936.php 家庭の支えを失った障害者は刑務所へ“捨てられる” http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/bookreview/12/index3.html 刑務所は、高齢者でも障害者でも、実刑判決が確定した者の入所を拒むことはない。かくして刑務所は、福祉の施策から漏れた、行き場のない人たちの吹きだまりと化してしまっている。これまで、私たちはこの現実に気づかず、あるいは見て見ぬふりをして、 ... http://www.egawashoko.com/c006/000150.html 無期懲役というのは死ぬまで刑務所の中?それとも何年か経って反省したら出所でき... http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112668991 死刑廃止 無期懲役の現状と仮出獄 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/mukityoueki.htm

Fumie_0515
質問者

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