- ベストアンサー
犯罪の罰則の強化
少年犯罪が凶悪化しているとよく報道されています。 罰則を重くすることを望んでいる人は多いと思うのですが、重くすることに対して反対する人もいるから、簡単に罰則強化はあまり出来ないのだと思います。その人達は何故反対しているのですか??罰則を強化することでどのような弊害が起こるのですか??又、罰則を強化すれば、犯罪は減るのでしょうか?? わかりにくい文章ですみません。 勉強不足なので、教えてください。。お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
刑罰を報復とか抑止力としてではなく更正のためと考えた場合、罰ではなく教育という方向に向けるべきという考えのようです。 少年犯罪に限ったことではないのですが、罰則の強化は抑止力の強化はあっても自暴自棄になるリスクのほうが大きいと思われます。 罰によるペナルティがもとで進学も就職も困難になった場合のフォローをどうするのかという問題もあります。 自己責任、自業自得として突き放してしまえば被害者や周囲のものの溜飲は下がるでしょうけど、そうやって突き放された人が生きていく糧を得るため、または自暴自棄になって再犯するリスクも出てきます。 本当に有効なやり方とは、環境を改善して犯行の動機をなくすことと、犯罪以外の現実的なやり方を教育することだと思います。 これは、他の犯罪でも有効でしょう。 これはあくまでも私個人の体験なので一般化して語れるものではないのですが…。 私が行った犯罪行為は暴行です。 はじめは罰(少年院送り、そこまで行かなくても内申点はボロクソにされる)を恐れて犯罪行為を思いとどまってはいました。 しかし、ばれない方法やルールの隙を突く悪知恵があったならそれをやっていたと思います。 結局我慢の限界を超えて犯行に移ってしまいましたが、よりにもよって校長に見られたため、罰は避けられず、その後の人生は進学どころか就職も無理と考え自暴自棄になりました。 教師に拘束される前に殺してしまおうなんて考えに囚われました。 (あまりの暴れっぷりが幸いして、私が問題行動をもみ消してもらえる側に立てましたが) こういう展開を防ぐのに罰則の強化はあまり意味が無く自暴自棄になる可能性を高めるだけでしょう。 暴行という犯行に走った動機は精神的ないじめへの報復でした。 だからこの犯行を防ぐには、精神的ないじめを教師が責任もってやめさせるとか、私に対話や司法での解決法を教えることだったと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 厳罰って医療に例えると効果の強い薬に似ていると思うんですよ。 非常に有効な手段ではあっても、副作用もあるし、利かない場合もある。 副作用が出たら、それを抑える薬を服用し、さらに、その薬で副作用が出たら また別の薬を飲むみたいに。 そうして、体が蝕まれていき、自然治癒力もなくなりますからね。