- ベストアンサー
カモや雁が編隊を組んで飛んで行くのは、何故ですか?
カモや雁が編隊を組んで飛んで行くのは、何故ですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
先頭を風除けにして、先頭が作る風に上手く乗るためです。 マラソンなんかでも、先頭に誰かを走らせて風除けにする駆け引きをやっていますよね。先頭に立つと風をモロに受けることになります。 飛んでいる場合は、翼によって気流が発生します。その影響で先頭の斜め後ろにいるとその先頭が作った気流の波に上手く乗って楽に飛べます。サーフィンみたいなイメージでいいと思います。そのまた斜め後ろも同じような効果があるので、後続はそこに位置すればいいのです。そうして、あの渡り鳥の群れのようにV字型になるという寸法です。 当然先頭は疲れるので、ちょいちょい交代しているらしいです。 だったらなんで鳩の群れはああ飛ばないの?と思うかもしれませんが、鳩などの場合は渡り鳥と違って長時間飛行しません。なのでそういう鳥は羽根をバタバタ動かします。羽根をバタバタ動かすとそれで乱気流が発生しますから、斜め後ろでのサーフィンが起きないわけですね。 渡り鳥は離着陸のときには羽根をバタバタ動かしますが、安定飛行になるとそのまま気流に乗るような感じになるので羽根は動かしません。まさに飛行機のように飛ぶんですね。アホウドリなんかはまるまる2日飛んだりするそうですが、どうやって寝ているんでしょうね?イルカが泳ぎながら寝るみたいに、飛びながら寝るのでしょうね。
その他の回答 (2)
- cwdecoder
- ベストアンサー率20% (200/997)
>人間が鳥の編隊飛行をマネしたんですね! 多分真似したのではないと思いますが、経験で燃費が向上する事が分かったのでしょうね。 先頭の鳥が一番負担が大きいので、鴨や雁は順番に位置を交代しながら飛ぶそうです。 鴨や雁のようなV字型の編隊飛行は、軍用機でも行われており、ヴィックフォーメーションと呼ばれています。 最近は燃費向上に効果があることから、旅客機の編隊飛行も提案されているようです。
お礼
昔から渡り鳥が編隊飛行をして飛んでいたのを、人間は見てきました。 科学者がそれに目をつけて、空力学を研究しないはずは無いと思います。
- cwdecoder
- ベストアンサー率20% (200/997)
戦闘機も編隊を組んで飛行しますが、第二次大戦中から編隊飛行をすると燃費が良くなり航続距離が格段に伸びるのは経験的に知られていました。 同様に鳥の場合も目的の一つとしては体力消耗を防ぐためと言われています。勿論これ以外にも理由はあるかも知れません。
お礼
人間が鳥の編隊飛行をマネしたんですね! ありがとうございました。
お礼
いつも詳しい解説ありがとうございます^ ^ 納得しました。