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【電気】CT変流器に耐圧試験の高電圧が流れると機械

【電気】CT変流器に耐圧試験の高電圧が流れると機械が壊れるそうですが、普段は1次側には高電圧が流れているわけですよね? そして耐圧試験の高電圧もCTの1次側から普段通りに2次側に出るときは低電圧に変流されて流れるはずです。 ではなぜ、耐圧試験のときにCTの2次側を短絡させて試験をするのでしょうか? CTを短絡させて試験するのは何の意味があるのでしょうか? CTも一緒に耐圧試験をした方が両方いっぺんに試験が出来て良いのでは? 【質問】 なぜCTを短絡させるのか理由を教えて下さい。

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noname#252332
noname#252332
回答No.1

 CTとは変流器という意味ですからCT変流器という言葉はチゲ鍋のたぐいです。  耐圧試験機の高電圧は流れません。流れるのは電流です。耐電圧試験に合格するのは1000Vや1500Vをかけて電流が流れなかった場合で、不合格で電流が流れても耐圧試験機の設定によって5~20mAと言ったところでしょう。CTは電流を変換するのですから電圧は関係ない。耐圧試験の電流がCTに流れても一次側の5~20mAをそれに応じた二次電流に変換するだけのことです。  CTで「低電圧に変流され」ることはあり得ない。CTは文字通り電流を電流に変換するトランスですから「低電流に変流される」だけです。電圧トランスなら「電電圧に変圧される」ことはあり得るでしょう。電圧と電流について、理解が必要です。  耐圧試験に限らず、二次側に電流計を接続していないCTに電流を流す時に必ず二次側を短絡する理由は、CTが電流を変換するトランスだからです。一次側に10Aが流れると、二次側にそれに応じた電流(1Aとか)を流そうとするのがCTです。これが変流器でなく変圧器なら、電圧を変換するのですから、二次側に10Vでも100Vでも勝手に出させておけばいい。二次側に電流を流そうとするCTは、二次側が解放されていれば仮に10mAの出力でも電圧が無限に上がることになる。二次側解放とは二次側の抵抗値無限大Ωですから、これにある数字の電流を流すためには電圧が無限大になります。  実際に、二次側を解放したCTに電流を流すと二次側の電圧がどこまでも上がり絶縁破壊してしまいます。これが、CTの二次側を解放で運転してはいけない理由です。耐圧試験の時だけではありません。

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