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there is 以外の副詞
there is 以外で 副詞 isの順番になる文はありますか? 通常SVOCのSの位置にthere以外の副詞が来るのはおかしいですよね?
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> 副詞 isの順番になる文はありますか? there is と同じ様にHere is はありますが、他はにわかには思いつきません。何れにしても倒置の形になるのでしょうが、倒置して「副詞 + is + 名詞」となるためには、元の文が「名詞 + is + 副詞」である必要があるのですが、そう言う文もあるだろうけど思いつきません。 > 通常SVOCのSの位置にthere以外の副詞が来るのはおかしいですよね? これはすでにSPS700さんがお答えの様に結構あります。副詞を強調するために前に持ってきて、倒置して「副詞+V+S」の形になるケース。 ただ、there is の形(there 構文)は特殊です。と言うのはthere 自体意味を持たず「そこに」と訳したりしません。文を整えるための形式主語で、副詞として主語の位置にあるわけでは無いです。実は私も感覚的にピント来ていないのですが、英語では、 A girl is in the kitchen. 見たいに、会話の中で初めて現れる a girl と言う主語にis がつくと相当違和感がある様で、(a girl は誰だか特定しない一人の少女)、恐らく「誰だかわからない一人の少女がキッチンにいます」の様にまるで不審者がキッチンに印象を受けるのかと思います。そこで形式的にThereを主語に持ってきて、言いたいことはそう言うことじゃなくて、「キッチンに一人の少女がいます」と言う形に整えているのだと思います。その意味でthereは倒置ではなく、形式主語ですがもう一つ特殊なのはThere is a girl が複数になると、There are some girls. と動詞が変化すること。この辺の解説は「there構文」で検索すればいくらでも出てくるのでご参照ください。
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- Nakay702
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面白いテーマですね。以下のとおりお答えします。 >there is 以外で 副詞 isの順番になる文はありますか? ⇒あまり多くはありませんが、あることはあります。その代表は、Here is ~. です。 >通常SVOCのSの位置にthere以外の副詞が来るのはおかしいですよね? ⇒はい、特殊構文であるという意味では、確かに「おかしい」です。 伝統文法では、この表現は特殊な構文(一種の倒置構文)として扱われてきました。倒置構文とされますが、強調構文ではなく、「慣用的な倒置構文、つまり慣用句」です。慣用句は、一般的な規則からはみ出した固有形ですので、類型化や範疇化を拒絶します。 とはいえ、この言い回しは日常的に多用される表現なので、thereとbeが頻繁に共起するうちに、やがて(12, 3世紀ごろから)これらが一体化していったようです。こうしてThere is ~、There are ~が確固とした慣用句となって、thereの指示副詞としての機能が失われた結果、例えば、There are some books on the table. のように、「他の副詞(句)on the tableとの併用」も可能となり、その分thereの解釈が困難になりました。 *この現象(場所を表す副詞がダブる現象)は他の印欧語、フランス語やスペイン語でも同じ状況です。例えば、There are some books on the table. をフランス語で言えば、 Il y a des livres sur la table. (Il=It, y=there, a=has, des=some, livres=books, sur=on, la=the, table=table) となります。ここでも、英語同様、2つの場所を表す副詞y=thereとsur la table=on the tableが併用されていることが分かります。 さてそこで、このthereをめぐる解釈問題です。 thereを「代副詞」(on the tableを「真副詞」)と解釈する(あえて訳せば「そこ、テーブルの上に」)方法もあるかも知れませんが、常に2種の副詞が併用されたり、共起したりするわけではないので一貫性を欠いて、これを規則化するのは心もとない限りです。 今日では、これを形式主語(または代主語)とし、後に来る不定名詞(この場合はbooks)を真主語、on the tableは単なる副詞句と解釈する方法がほぼ定説になっています。この解釈法のthereは通常訳す必要のない部分ですが、あえて訳せば、全文は「そこにあるもの、すなわち、数冊の本がテーブルの上にある」といった感じになるでしょうか。 この解釈は、本来の副詞を名詞の類に変身させるわけですから、唐突で、大変な飛躍です。しかし、文法は常に後追いするのが宿命であり、文法的説明は、現在の姿を体系づけるのが最優先の任務ですので、当然ながら通時態よりは共時態を重視します。必要とあらば、歴史的な語源などと矛盾してもやむなしと考えます。最新の「変形生成文法」の理論でさえ、このthereを深層から表層へ誘導する変形操作に手を焼いているようです。 ちょっと長くなりましたが、お尋ねへの直接回答はここまでです。 ・・・・・ さらに長くなりますが、以下ではまとめをしたり、関連事項を敷衍したりします。there is 構文と、類似の存在表現を対比してみましょう。 存在を表す表現には次の2種類があります。「不特定の人や事物」と「特定の人や事物」の存在「~がいる・ある」を表す表現です。日本語では「不」の字がつくかつかないかの違いだけですが、英語や他の印欧語では(一部上で見たように)文の成り立ちがかなり異なります。 (1)「不特定の人や物がいる・ある」の表現 例:There are some books on the table.「テーブルの上に数冊の本がある」。 この文は不特定の、任意の事物の「存在」、「あるかないか」だけを述べます。on the tableの部分はあってもなくても正文となります。there is ~、there are ~の形式が定番です。 (2)「特定の人や物がいる・ある」の表現 例:The books are on the table.「それらの本はテーブルの上にある」。 この文は特定の、決まった事物の「所在」、「どこにあるか、どのようにあるか」を問題にし、それを述べます。on the tableの部分は必須で、それがなければ非文になります。 特定、不特定に関わりなく、「~がいる・ある」という表現には、必然的に「どこどこに」という場所を表す語句がついて回ります。ということは、ここで用いられる存在のbeはある種の不完全自動詞ということになります。伝統文法では、副詞は文の主要素にならないと規定されているので、この存在動詞のbeは完全自動詞と解釈されています。 しかし、存在動詞にとっての「場所」を表す語句は、修飾語などでなく、一種の補語であり、文の主要素である、すなわち、例えば、There is S.の文型はSVMでなくSVCである、というのがかなり広く主張されているようです。これをもって、存在・往来動詞の「目的語(状況補語)」である場所・目的地を表す語句は文の主要素とすべし、という意見です。現行の5文型の主要素に追加することがあるとしたら、その筆頭がこの存在・往来動詞の「目的語(状況補語)」である場所・目的地を表す語句ではないかと思います。 *なお、場所を強調するための倒置構文について補足しておきます。 この(2)「所在」の強調文は、On the table are the books.という倒置構文になります。これに対し、(1)「存在文」の倒置構文は、通常必要になりませんが、あえて言うとすれば、On the table are there some books.となります。
お礼
ありがとうございます 全部理解できたわけではないですが、中学1年の時からこのくらい細かく教えてほしかったなって思います 大学卒業までにその全体がわかるのを目的に教えて欲しかったです
- SPS700
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1。副詞 isの順番になる文はありますか? はい、あります。下記などをご覧ください・ https://mysuki.jp/english-inversion-21764 2。 通常SVOCのSの位置にthere以外の副詞が来るのはおかしいですよね? there のように義務的ではなくても珍しくはありません。 https://eigo-box.jp/grammar/inversion/
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます thereが形式主語というのが驚きました 形式主語はit is~that ~toの文だけだとおもっていたので