- ベストアンサー
ロボトミーについて。
かつて日本を含む世界中の国でロボトミー(精神外科)があることを知りました。 精神疾患の患者の脳神経の切断や一部を切り取ることだと知りΣ(・□・;)ましたが、 治療を受けた患者の多くはその後どうなりました? 最初のロボトミーでどのような事がわかったのでしょうか? 詳しい方、教えて下さい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
てんかんの症状を抑えるために 前頭葉の一部を切り取る手術をしました。 その結果 てんかんの発作はおこらなくなりました。 大成功で めでたしめでたしで終わるところでしたが そのご 重大な副作用があることが発見されました。 先のことが考えられないのです。 学校を卒業したら どんな職業に就きたいのか といった未来のことだけでなく 今日の晩御飯の材料は なにを買えばいいのだろう といったこともできなくなってしまったのです。 まだまだ脳の働きの具体的なことがしっかりと解明できていないうちに こんな手術をして 取り返しのつかないことになってしまいました。
その他の回答 (2)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
>治療を受けた患者の多くはその後どうなりました? Eテレの「フランケンシュタインの誘惑」という番組でまとめられていました。それを文章で起こしたものがこちらです。 https://goldenretrievers.hatenablog.com/entry/2017/02/24/110456 様々な副作用が報告されながら、Drフリーマンが自分を評価する声を聞きたくて全米を回るあたりは哀しみを感じずにはいられませんね。 >最初のロボトミーでどのような事がわかったのでしょうか? 暴れちゃってどうにもならない精神疾患の患者が、びっくりするほど大人しくなることが分かりました。それで爆発的に広まることにもなったのですが、乱暴にいうとやる気そのものが失われてしまっていたのです。
- sp550uz
- ベストアンサー率49% (544/1091)
元看護師です。自傷・他傷(他人に危害を加える危険な行動)などの、粗暴な行動を止める為の手段でした。治療を受けた後は、『おとなしくなった。後に、老衰』でしょうね。 経験からは、すでに、ロボトミーは行われていませんでした。映画『カッコーの巣の上で』は、看護科の教員が観る事を勧める映画でした。また、『未来世紀ブラジル』では、オチに使われています。 電気ショックでおとなしくさせる治療は有りました。もう、35年くらい前の話です。でも、今はそれも、無いです。研究の結果、最近は「TMS(磁気刺激治療)」が行われています。
お礼
回答ありがとうございます。 かつて日本を含む世界各国で「人体実験」っていい医療実験があったとは・・・ 本当にあったんですね。 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 今では考えられないような事ですが、その当時では真剣に信じられてたことなんですね。 教えていただきありがとうございます。