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慢性硬膜下血腫が直接死因の人の経験ありますか?

私は47歳の脳外科医です。慢性硬膜下血腫の患者や家族に手術をしないといずれ片麻痺、意識障害をきたし、命に関わることもあるかもしれません、と脳外科医になって20年余説明してきました。しかし、私及び私の周囲で本疾患が直接の死因だった患者を経験したことがありません。脳外科医だけでなく、監察医、法医学者、病理学者、paramedicalの方の中で、本疾患が唯一の直接死因だった症例をご経験の方いらっしゃいますか?昨日、本疾患の患者家族に上のように説明しながら、「でも、本当にこれで死んだ人経験無いよな」と思いながら話したものですから。

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  • prime113
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回答No.1

42才脳外科医です。私が研修医だった頃、施設で急変したとのことで搬入された患者さんで、来院時、すでに瞳孔散大状態でした。すぐに手術をしましたが亡くなりました。主治医ではなかったので、他に余病があったかどうかは覚えておりません。

tsak
質問者

補足

ご返答ありがとうございます。 やはり、お亡くなりになる人もいるのですね。 これをご覧になっている一般の方に誤解の無いように補足致しますが、私に慢性硬膜下血腫で無くなった方の経験がないからといって、この疾患は手術が必要ないというものではありません。少なくとも意識障害や片麻痺になって、来院される方は珍しくありません。脳外科の中では簡単な手術で完治される方が多いので、重大な合併症がない限り、一般的には手術をお勧めしています。