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自分の著書の中で人様の著書を紹介するのに許可いる?

本を読んでいるとよく他の本の文章を引用しているのを見かけたりしますが、あれってわざわざ許可を取ってるんでしょうか? 著作権上はどの本から引用したかを書いておけば問題ないということは聞いたことがあるんですが、どこまでOKなのかよく分かりませんし。 小学生がよくやるインチキ読書感想文のように、人様の本のほとんどを引用してきて「僕はこう思いました」とだけ書いても問題ないのか?(そんな本が売れるかどうかは別として) 「自分は誰それさんの○○という本が参考になりましたのでオススメします」と自分の著書の中にタイトルだけ書くのにも実は許可を取っているのか? まあ例えば卑猥な本の中で勝手に紹介されたら名誉に関わりますし、やっぱり許可がいるのかな? この辺、出版の裏でどのようなやり取りがあるのでしょうか?

みんなの回答

  • asciiz
  • ベストアンサー率70% (6809/9681)
回答No.2

ざっくり言うと、きちんと「どこからどういう部分を引用した」とわかる形で転載し、それらの文章はあくまで従であること(自分で書いた分が主な趣旨で、引用部分は補足にすぎないこと)、ということを条件に、無断で引用しても良いことになっています。(もちろん各個に連絡できればモアベター) しかしさすがに、何文字までとか本文に対して何割とか、あるいは音声・映像作品の場合に何分までとかなど、具体的な数値は決まっていないので、引用者の誠意やモラルに頼る部分が大きいです。 >どこまでOKなのかよく分かりませんし。 まさにその通り、明確に決まっているわけではないので、「引用を超えた無断転載、著作権侵害だ! 訴える!!」と裁判になる可能性もあります。 ですからなるべく必要最低限の引用に抑える、と自制するしかありません。 まあ細かくは、以下を読んでみてください。 >Wikipedia: 引用 >https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8 ---- >人様の本のほとんどを引用してきて「僕はこう思いました」とだけ書いても問題ないのか? そこまでやってしまうと、引用部分が主になってしまうので、ダメという訳ですね。 >自分の著書の中にタイトルだけ書くのにも実は許可を取っているのか? タイトルだけならば引用には当たらず、いくらでもやっていいと思います。 論文の最後などにも、参考文献はズラッと乗っています。 >卑猥な本の中で勝手に紹介されたら名誉に関わりますし、 引用元・引用先の名誉や品位に関しての規定は無いので、上記の「引用」の範囲であればやはり無断引用しても良いことになります。 >出版の裏でどのようなやり取りがあるのでしょうか? 出版で思い出しましたが、歌の歌詞を書いたりするとJASRACが目くじら立てるようですね…マンガの登場人物が歌ってたりすると欄外に許諾番号が記載されてたりしますが、あれはちゃんとJASRACに許可取ってお金払ってるってことです。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.1

文化庁著作権なるほど質問箱から引用します。 https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/naruhodo/answer.asp?Q_ID=0000351 Q 他人の著作物を引用できる限度はどの程度までですか。 A  「引用」とは、例えば自説を補強するために自分の論文の中に他人の文章を掲載しそれを解説する場合のことをいいますが、法律に定められた要件を満たしていれば著作権者の了解なしに著作物を利用することができます(第32条)。この要件とは、 [1]公表された著作物であること、 [2]公正な慣行に合致すること、 [3]報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われること、 [4]出典を明記すること(コピー以外はその慣行があるとき)です。 [2]と[3]の要件については、少なくとも自分の著作物と他人の著作物が明瞭に区分されていること、引用にいてそれなりの必然性があり、自分の著作物が主で引用する他人の著作物は従たる存在であることが必要と考えられます。これらの要件を全て満たしていれば、著作権者の了解は必要ありません。 — 引用終わり — この内1と4は疑問の余地は無いと思います。 2と3についての説明。 https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/naruhodo/answer.asp?Q_ID=0000304 リンクより引用 〈 — 略 — 広く受け入れられている実務的な判断基準が示されています。例えば、 [1]主従関係:引用する側とされる側の双方は、質的量的に主従の関係であること  [2]明瞭区分性:両者が明確に区分されていること  [3]必然性:なぜ、それを引用しなければならないのかの必然性が該当します。 〉 上記の中でも分量的に引用の方が少ないとかいうのは目安になると思います。 引用についてはいちいち許可など取っていません。「法律に定められた要件を満たしていれば著作権者の了解なしに著作物を利用することができる」とされているからです。 論文の最後などに必ず引用した論文などが書いてありますが、書き落としたらえらいことになります。でも必ず多くの引用があるのも常識です。引用された数というのも論文の重要度を示す根拠として使われたりします。 http://stat.sys.i.kyoto-u.ac.jp/post-ja/484/ 文化庁「著作権なるほど質問箱」 “引用”で検索すると色々例が出てきます。 https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/naruhodo/reference.asp

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