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古典についてです
古典で、こ・そ・あ・わが「の」「が」以外の助詞がついて用いられるとあるのに、なぜ代名詞(こ・そ・あ・わ)+助詞(「の」「が」)として取り扱われるとなるのでしょうか?
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- nananotanu
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No.1さんが書かれているように、マーカーを引かれた部分は『一般論』、最後の二行の部分は「この、その、あの、わがの『4つ』に対する具体例(個別論)」ですね。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
こは、いかなる問ひにてさぶらうや? 写真で引用されたのは、「品詞分けしなさい」という設問に関する解説でしょうかね? 現代文では、「この」「その」「あの」「わが」などという決まった文字セットでしか使わないので、例えば「この」は、「こ」+「の」ではなくて「この」という「1つの連体詞」として扱うことになっています。 つまり現代文で「この」などを品詞分けする場合は、「この」「その」「あの」「わが」をそれぞれ2つの文字に分けてはいけないのです。 例えば「この命」 なら、「この」が連体詞、「命」が名詞、という具合に品詞分けしないといけません。 しかし、古文では、単独で使われることもあるし、(冒頭の「こ」に「は」を付けた例文のように)「の」や「が」以外の助詞も「こ」にくっつく場合があるので、古文では「こ」を単独でつかえる「代名詞」と考えるしかないのです。 そして、古文の「こ」が独立した代名詞ならば、そこに着いている古文の「の」も、連体詞の一部ではなく、「独立した助詞」と考えるしかありません。 なので古文では、「こ」「そ」「あ」「わ」は連体詞の一部ではなく、独立した代名詞、「の」「が」は独立した助詞として取り扱われています。 なので、古文で品詞分けする場合、例えば 「この命」 なら 「こ」代名詞、「の」助詞、「命」名詞 という具合に3つの文字でそれぞれに品詞を分けないと「間違い」になるのです。 という意味です。