「仕事」というものには投入される「リソース」と、それを処理する「過程」その結果としての「成果」があります。
書類仕事でも製造業でも接客でも、全てこのモデルに当てはまります。投入されるリソースと成果の種類が違うだけですね。
成果が同じであれば、リソースは少ない程効率が良い。リソースが同じであれば成果が良い(または多い)ほど効率が良い事になります。
効率化とは、このどちらかを、または両方を達成すべく「過程」を見直したりやり方を変えたりする行為全般を指します。
ただ一言で「成果」と言ってもその中身は様々です。
例えば料理を作る際、材料をイチから切らずに既にカットされているタイプの野菜や肉を使用すれば時間は短くすみます。しかし材料費は上がります。
安く、手早く、を両立させようとした結果、味が落ちてしまうかもしれません。
効率化が難しいのは、こうした「何を優先するか」「何が大事なのか」という部分の摺り合わせと統一が必要だからです。
(だから多数の人間が絡む仕事で、本格的に効率化しようとすると揉める)
お礼
みんなありがとう