純文学ってなんですか？

質問

純文学というジャンルがあると思うのですが、これってなんのことですか？
たとえば、純文学でSFとか純文学でジュブナイルとかもあるんですかね？
どういう定義なのかよくわからないです

回答No.5

j3100-pips · ベストアンサー

ありがとうございました。

映画の原作はよく読むのですが、
「ノルウェーの森」は読んでいませんでした。
映画の原作を読むということで、これから始めるのはいいかもしれないですね。

回答No.4

j3100-pips

「大菩薩峠」と「ドグラ・マグラ」を知っているとは、かなりな読書人ですね。

私は気に入った作家は全集を読破するのですが、
気に入ってもいないのに有名だからと読み始めた村上春樹は、全集で初期の１、２冊を読んで挫折しました。面白くなかったですね。
安原顕氏は村上春樹を褒めていましたが、何からか後の作品はダメになったと言ってました。だから、その何からか後は面白いのかも知れませんが、読む気は今のところ起きていません。

私が質問するのは変ですが、こういう私が村上春樹を読むなら一番先は何でしょう？

補足

たまたま知っていただけですね。京極夏彦とか柳田国男的なものが好きなので。白骨温泉はいいところでした。

流行りの人だから面白いって言うわけでもないですし相性もあると思うので無理に読まなくてもいいんじゃないかなとは思います。挑戦してみると言うなら全集はもっていないのでどれを読まれたのかわかりませんがはじめに読むならやはりノルウェイの森ですかね。ジュブナイルぽいと書きましたがやはりあまり抵抗のない読みやすい話なので。ただそれが面白くないというのならまあそうかなとも思いますが。

回答No.3

j3100-pips

三島由紀夫がＳＦと言われる小説を書いています。
映画にもなった「美しい星」です。
ＳＦの風味はありますが、いわゆるＳＦとは違います。
三島由紀夫は純文学作家でしょうが、この小説が純文学と言えるかどうかは私には分かりませんが、まあ研究者にはそうされているのじゃないでしょうか。

五味康祐は「喪神」という剣豪小説で純文学の賞である芥川賞を取っています。
これは、なかなかの名作で純文学だと思います。

読者を楽しませる目的でなく、作家が書きたくて、あるいは書かずにいられなくて書くのが純文学でしょう。
大衆小説作家に、俺は自分が書きたくて書いてるんだと言われたらおしまいですけど。

こうも言えますね。
ただ面白いだけの小説でなく、ある種の感動を読者に与える小説が純文学だと。
これも、大衆小説でも出来の良い素晴らしいものは、ある種の感動がありますけど。たとえば「大菩薩峠」です。

芥川龍之介は「大菩薩峠」を、新しいジャンルを創作している。自分などよりはるかに歴史的に素晴らしい仕事ができていてうらやましい、というような意味のことを言ったそうです。

夢野久作の「ドグラ・マグラ」なども凄い小説ですが純文学とは言われないようです。

こういう、よく売れる小説が出てきて、それまでの売れない作家が「あんなものは文学じゃない」と言って、俺たちのが本当の純粋なということで、純文学だという意識ができてきた、と三田誠広氏は簡便な文学史の本で書いています。

三島由紀夫にしても、谷崎潤一郎にしても、これが純文学かねえ？という小説をいくらも書いています。

というわけで私も分かりません。^^

補足

大菩薩峠なんかは個人的には純文学な感じがしますね。
逆に村上春樹は一般には純文学作家とされるようですがノルウェイの森なんかはジュブナイルのように思えます。
ドグラ・マグラちょっと特殊なので純文学ではないでしょうけど、絵画でいうキュビズムのような位置と考えれば一種の純文学のような気もしますね。
というかいっそ個人的には作者が純文学として書いたかどうかしかないような気がしますが。

回答No.2

kkkkkm

芥川賞候補になるような分野の小説だと思われます。

芥川賞作家の西村賢太氏が群像に掲載した小説「羅針盤は壊れても」にあった純文学についての一文です。

「羅針盤は壊れても」より
昭和30年以降の作家のものは一、二の例外を除き、どれも全く面白くはなかった。
何が言いたいのか一向にに不明なそれらの内容は、大抵は最後まで読み切る前に放り出し、こんなのを有難がる下らぬ人種がこの世にいることが、不思議に思えてならなかった。解説の評論家の文章は更に独りよがりであり、これは無意味な理屈を慾絡みでこねているだけの、本当は小説とは一番縁遠い手合いによるたわごとにしか受け取れなかった。

回答No.1

tzd78886

定義など無いし、時代によっても変わります。一般的には普通の人が出て来てごく普通に起きそうなことを描いたものをそういうことが多いようです。ジュブナイルやライトノベルは普通は純文学とは言いません。