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年輪幅
年輪幅とはどのようなものでしょうか。 年輪自体の幅を表すのか、それとも、年輪と年輪の間の幅を表すのかわかりません。 教えていただけると幸いです。
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年輪と年輪の間の幅でいいですよ。 年輪自体の大きさを表すなら幅でなくて径(直径)を使います。
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- fujic-1990
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ちょっとお書きの意味が分かりませんが、もしかして、「年輪」を「黒い部分」のことだとか思っていらっしゃいません? 樹木は年々歳々太っていくわけですが、1年の内、春になると成長が始まり、春と夏は成長が速く物質が疎ですので、色は白っぽくなります。 やがて秋になり寒くなってくるとだんだん成長が少なくなり、やがて冬になってほぼ止まります。その結果、その部分の物質は緻密になりますので、色は黒っぽくなります。 この物質や色の変化は、デジタル式に疎か蜜か、白か黒かではなく、アナログ式に徐々に変化していきます。 アナログ式変化なので「ここ」と示すのは難しいですが、物質で言えば一番緻密な所から次の一番緻密なところまで、色で言えば一番黒い部分から次ぎの一番黒い部分までが、1年間に成長した部分であり、この1年間の成長部分が「年輪」です。 黒いところだけを「年輪」と呼ぶわけではありません。 したがって、年輪幅とはこの年輪の幅、くどいですが言い換えると、物質で言えば一番緻密な所から次の一番緻密なところまで、色で言えば一番黒い部分から次ぎの一番黒い部分までの距離(長さ)を指します。 この年輪幅が狭ければ、その年の日射は少なく気温は低く、つまりその年は冷害だったと考えることができるのです。 そういう年が続けば大凶作で、日本の人口は大幅に減ったかもしれない、などと当時の生活ぶりにも思いを致すことができます。 また、白い部分が多いのに、突然黒くなったというようなケースなら、その年は春夏は温暖だったが、秋になって急に寒くなったと考えることができます。 当時の人は、生活の準備を十分にやれただろうか、などと空想できるわけです。