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英語で質問です。 等位接続詞で繋がれた文節は修飾しあってませんよね?
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>等位接続詞で繋がれた文節は修飾しあってませんよね? ⇒等位接続詞は、「対等の関係にある語・句・節を結びつける接続詞をいう」(ライトハウス英和辞典)のですから、おっしゃるとおり、それによって繋がれた文節が互に修飾しあうことはありません。 ただ、紛らわしい等位接続詞はあります。例えば、等位接続詞として用いられる場合のfor「そしてそのわけは、~というわけは、なぜなら」です。辞書によれば、こう説明されています。 for:主節の内容を主張する。(主観的な根拠を補足的に述べて「そしてそのわけは、~というわけ(理由)は、…だから」(ジーニアス英和大辞典)。 例を見てみましょう。 (A1)He felt no fear, for he was a brave man.「彼は恐ろしいとは思わなかった、なぜなら彼は勇気のある男だったから」(ライトハウス)。 (A2)It was just twelve o'clock, for church bell was ringing.「ちょうど12時だった、(どうしてこのように言うかというと)教会の鐘が鳴っていたから」(ジーニアス)。 以上のような例文はやや古い用法で、現代では、多くの場合forの代わりに従位接続詞because「なぜなら…だから」を使うことが多いでしょう。つまり、上の例はそれぞれ、 (B1)He felt no fear, because he was a brave man.「彼は勇気のある男だったから、恐ろしいとは思わなかった」。 (B2)It was just twelve o'clock, because church bell was ringing.「教会の鐘が鳴っていたから、ちょうど12時だった」。 ここで不思議なことは、 A1, 2は、いずれも等位接続詞で繋がれた文(重文)で、「前の単文の内容を後の単文が補充する」格好になっている(ので修飾関係ではない)とされるのに対し、 B1, 2は、いずれも従位接続詞で繋がれた文(複文)で、「従属節が副詞節として主節の動詞(または節全体)にかかっている」格好となっている(ので修飾関係である) とされることです。 まとめるとこうなります。 ☆等位接続詞によって繋がれた文節が互に修飾しあうことはない。 ☆ただし、紛らわしい場合があって、同じような意味(理由)を表すのに、等位接続詞forを使った文と、従位接続詞becauseを使った表現では解釈が違ってくる。 ☆前者の場合は、重文(単文+単文)の構造で、修飾関係はない。一方、後者の場合は、複文(主節+従属節)の構造で、修飾関係がある。すなわち、従属節が主節を修飾している。 回答の要点:等位接続詞によって繋がれた文節が互に修飾しあうことはありません。