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墓じまいは「日本文化」を変えるのか?
この頃、「墓じまい」のことがメディアで取り上げられています。 「墓じまい」を考えている人の大半が、残される子供に迷惑を掛けたくないという話です。でも、お墓を継承することイコール迷惑というのは何か違うように思うのです。 もちろん、交通に不便な所にあるお墓の場合は、盆やお彼岸に訪れるのに難儀するのは分かりますが、それだって年に数日のことです。 合同墓に入ったからと言って、法要を省略していい訳がありません。 「墓じまい」は経済の問題なのか、それとも葬送文化の変化なのか、皆さんのご意見を聞かせて下さい。
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- shige9094
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人の死に絡んだ仕事をしていますので気になり回答。 まず、お墓を持つということの面倒さ。公立の霊園でしたら煩わしさはありませんが、お寺の檀家になってしまったら最悪。私の親戚は川崎市のとある寺の檀家ですが、建物を修繕の時には金をせびりに来るし、年始になると坊主が各家を回って集金作業。坊主だけならまだしも孫を連れてきてお年玉までせびる始末。墓じまいしようにもさせてくれないと嘆いていました。まともな坊主もいるんでしょうけど、お気持ちと言いつつ値段によって変わる戒名。坊主の世界も結局カネカネカネ。 お墓を持っていること自体が負債なのではなく、寺との付き合いが面倒だし無駄。金を持ってる老人ですら嫌気がさしているのに、若い人にとっては計り知れない大きな負担になります。 それに質問者様の言う通り葬送文化の変化でもあります。以前は通夜告別と二日かけていた葬儀も直葬という形で簡易に済ませる方が増えています。やはりこれも死んだ人間に対して金や時間を大きく割くことができないというのが実情でしょうし、生きている人間が快適に生活するために金を使った方が有意義だと消費者が理解し始めたのかもしれません。 私個人の話をすると実家は大きなお墓を持っています。しかし私にしか子供がおらずしかも二人とも女の子。実弟は結婚すらしていないので論外。男の子ならいざ知らず女の子にお墓を継がせるわけにもいかないので都立霊園に申し込んで年間管理費不要の樹林墓地が当選しました。ですのでこの先実家の母親が死んだときにはお墓は継ぎませんし残念ですが無縁仏確定です。そんな家庭もあります。 いままでの日本は葬儀やらお墓にお金を使い過ぎていたと思います。坊主に数十万払って有難くもないお経と説法聞きたいですか?戒名なんて無くても実の名前で十分ではありませんか?葬儀の時の祭壇なんて使い回しで法外な金額を取ってるんですよ?葬儀関連業界は今までのツケがきたんでしょうね。
- japaneseman5963
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墓じまいは今に始まったことではないとおもう お寺がそっとやってしまう 仙台の駅から歩いてゆけるところのお寺にお盆の墓参りに 行きましたが、全体がそんな数でないのに区画に空がありました 義理の叔母の墓も最近亡くなってからすぐ建立されたです (金)の威力もあるだろうけどお寺が管理していて参拝されないのは チェックしてるように思う 縄文時代から残ってる墓は古墳だけ
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
墓じまいの動機は、1. お墓を継ぐ人がいない。2. お墓が遠方にある。3. 夫婦それぞれの実家のお墓を守るのが大変。4. 高齢になり、お墓参りに行けない。と言われます。 我々の生活は「少子化の極限状態」に至りつつあり、墓参り自体も無意味化しつつあるように思われます。子供のいない都会の夫婦では散骨、樹林葬、納骨堂などへの志向が強まっていますし、親戚うち揃っての法要すらも行われず、高々兄弟打ち合わせて、あるいは家族個々の墓参りなどで済ませる形に変わってきていると思われます。 先祖伝来の土地に縛られる風習の残っているのは主に農業や漁業などで、一般サラリーマンは転勤が当たり前で、親の住んでいた家屋を受けつぐことを子が望まないことも当たり前になっています。兄弟が同じ墓ではないことも増えていますし、今後は内縁関係の夫婦も増加するでしょう。死に場所も親と子で全く異なり、墓として一番便利なのは「新宿駅前」といった状況になりつつあります。墓もその影響を受けざるをえません。
- kaitara1
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まずは何々何家という家が消滅しました。家が消滅したのに何々之墓があることがおかしいと思います。また先祖代々同じ場所に住むことも少なくなりました。かといって個人のお墓も場所を取るだけで意味がないと思います。死んだらみな仏になるという仏教的(商業仏教ではない)でなじむので共同墓地がぴったりくると思います。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
島国という都合上、市街地での墓地確保が難しくなってるのと、 核家族化による老齢化社会と過疎化が、ご先祖様の墓地管理と墓参を難しくしてます。 そこに経済的な理由も重なって、 埋葬文化だけでなく、宗教解釈にも新たな変化をもたらしています。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
本人の代だけならまだしも、子どもの代ともなればきょうだいなど近親者が残っていない出身地に残しておいても訪ねることは無いでしょう。つまりは放置して無縁仏にするか、自分達で片づけるかの違いだけです。管理費が支払われなくなれば墓地のある寺院や霊園では公知期間を経て合同墓に移してしまいます。
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