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皇国史観は妄想ですね?
- 皇国史観に妄想が含まれているのか、その特徴や疑問点について考えてみました。
- 皇国史観の人気の理由や信仰のような要素についても一緒に探ってみましょう。
- 皇国史観の正当性を主張する人々の意見や根拠についてもお伺いしたいと思います。
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質問者が選んだベストアンサー
統合失調症にかかって妄想障害を起こしている病人がいるでしょう。アニメオタクとか、ネット右翼と呼ばれている人達です。歴史の否定的な部分を全て隠蔽し、肯定的な部分を美辞麗句で固めた妄想歴史観に凝り固まった精神病の人達です。そういう人達が作り上げたのが皇国史観で、歴史的事実に眼を瞑って妄想だけを信じ込む妄想障害です。今では完全に否定されています。右派の人でも信じている人が多いとは思えませんね。 オウム真理教が信じ込んでいた話とほとんど同じようで、信じない方が良いです。日本人の先祖がそんなに偉大な人達ばかりだったら、独自文化を作っていたはずですが、漢の時代に中国から漢字が輸入されるまでは文字も無かった民族なのです。言葉も明治時代に共通語が作られるまでは、北と南で意思疎通がうまく行かない国でした。 皇国史観なんて、アジアの小国に過ぎなかった日本が明治時代に西欧から輸入した産業技術によって成功し、軍事力で領土拡張を実現してから作り上げられたお伽話に過ぎません。アニメなどと同じで妄想障害の産物です。 真実が言えないマスコミが、周辺国が日本の政治家を気違いと呼ぶと、言葉を摩り替えて報道しているのが実態で、嘘を嘘で固めた妄想ファシズムの幻想に過ぎません。敗戦後に日本が妄想に溺れていた事実を国連で認めているのに、国内では教科書から抹消し、マスコミ報道からも消滅し、再び嘘を繰り返すようになっただけです。 心配しなくても良いです。周辺国は核武装して身を守っていますし、日本の平和主義を信じていないようです。理想主義が崩壊するのは日本の方であるのは間違い無いでしょうね。
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- alterd
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もうひとつ重要な要素を忘れてました。 時々、サッカーチームとかにも居ますが 天皇は日本人の精神的支柱なのでしょう。 そこに居るだけで安心するというような。 実際、災害時に慰問して貰えると感激します。 後、「困った時の神頼み」といいます。 今でも、正月や受験前、多くの人々が神に祈ります。 人間は弱く、かつ、欲深い生き物なのです。 当然、神が一人一人の願いを聞いてくれるはずもありません。 すべての受験生が同じように祈ったら一体どうなるのでしょう。 そして、前の戦争は、天皇を守る為にボロボロにされました。 神風など吹きませんでした。 「健康の為なら死んでも良い」という冗談がありますが 精神的支柱がどうしても欲しい人が大勢居るようです。 だから、皇国史観は信仰と同等なのでしょう。 そして、信仰は思想同様、独善的暴力という狂気へ転化する危険を孕んでいます。 あいちトリエンナーレ会場へ「ガソリン缶持ってお邪魔する」とFAXした男はその類でしょう。
お礼
再度の回答、ありがとうございます。 天皇は日本人の精神的支柱というのもありそうですね。 欧米でもキリスト教を精神的支柱としていますが、キリストは遠い昔に亡くなった人、天皇は生きている人です。 生きている人を神と崇めるのは、人権侵害でもあり、世襲制による特権を認めることでもあるのにそういうことに気が付かない人が大勢いるのは、日本人、大丈夫か?と思いますね。 > 実際、災害時に慰問して貰えると感激します。 それはテレビや新聞などで、皇族にだけは子供であっても「様」をつけて話し、また天皇制反対のデモなどもおきていますがほとんど報道しないなど、天皇制反対の意見を述べることがタブー視されているからではないでしょうか。 実際に両陛下が被災地にいってもお言葉とやらをかけるだけで、何をするわけでもない。 (何をすることも許されていない) また、両陛下がこういうことをされるのは、皇室に対してよいイメージを与えるためのパフォーマンスだと言えると思います。 それよりも、ボランティア等で働いてくださっている方々が大勢います。 そういう方々にこそ感謝するべきでしょう。 >信仰は思想同様、独善的暴力という狂気へ転化する危険を孕んでいます。 その通りと思います。 また、信仰は科学や思考力の発展を妨げてきたという歴史があります。 ですから皇国史観はいい加減にしておかないと、日本の国力は低下するのではないかと思います。 参考になりました
- ichikawa2017
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>このごろ皇国史観がはやっていませんか。 流行っているというよりも平成天皇の生前退位があったことで皇室のあり方などが話題になっているだけでしょう。 最近韓国の国会議長が天皇が謝罪しろと発言したという報道が多くの日本人の神経を逆なでしたことも影響しているかと思います。 >歴史好きの皆さんは皇国史観についてどう思われますか。 一時代の歴史観の一つに過ぎないと考えます。 >私は妄想や信仰の類のように思えるのですが。 「皇国史観」という言葉は大正時代末期に平泉澄が唱え始めたものです。 平泉澄が唱える以前に天皇を中心とした中央集権国家を作った明治政府が大日本帝国憲法に国家の主権は天皇にあるとしました。 大日本帝国憲法を補完するために教育勅語というものが公布されました。 必然的に歴史教育も天皇を中心として記述されるようになりました。 つまり大日本帝国憲法が施行されていた時代には妄想でも信仰でもありませんでした。 蛇足 たとえばとされて(1)から(6)まで挙げておられますが皇国史観なるものを振り回している連中と同じように情緒的にお考えになっているだけではありませんでしょうか。 (1)で挙げられている話の片方を取り上げて片方を取り上げないことが何か差し障りがありますでしょうか。 (2)については人糞を肥料として使っていなかった朝鮮の人達が廃棄物扱いしていたのは当然のことかと思いますが、それと皇国史観とはどのような関係があるとお考えでしょうか。 参考 日本における人糞利用 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/日本における人糞利用 抜粋 東アジアで人糞を肥料として用いたことが確認される最初の例は、鎌倉時代の日本と言われ、人類史最古の有機栽培である. 室町時代の朝鮮通信使も「日本では人糞を肥料とし、農作物の生産高が非常に高い」と記している 日本の便所 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の便所 抜粋 江戸時代においては、農村部で大小便(し尿)を農作物を栽培する際の肥料としても使うようになり、高価で取引されるようになった。 そこで江戸、京都、大坂など人口集積地の共同住宅である長屋などでは、共同便所が作られ収集し商売するものがあらわれた。 1691年に江戸を訪れたドイツ人医師のケンペルは、当時の日本の便所について、厠の床が清潔であり畳敷きもあること、素足を嫌う人用に草履の用意があること、汚物を受ける床下の桶の中には悪臭を防ぐために籾殻が積まれていること、貴人用には手の触れる所にそのつど白紙が貼られること、厠のそばに手洗いの鉢があり常に清潔を保つ工夫がされていることなどを詳細に記録している。 (3)についてはなぜ「古代の日本には人口の10パーセント程度の奴婢がいたんじゃなかったっけ?」とお考えになられましたでしょうか。 日本で制度として奴隷制度があったか否かについては専門家の間でも意見が分かれている問題です。 参考 生口 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/生口 抜粋 魏志倭人伝の記述から、弥生時代後期に奴婢という奴隷階層がいたことが判っている。 いづれもかつての中国から朝鮮半島で記述されたものであることから、生口が奴婢と全く別の存在なのか、重複するのかは論が分かれている。 (4)については自虐史観というのは盛んに議論されましたが反日教育というのは余り聞いたことがありません。 韓国では盛んに反日教育がされているようですが、日本ではされたことはないのではありませんでしょうか。 (5)については皇国史観の何処が陰謀論とお考えになられますでしょうか。 (6)については「反日」という言葉自体が韓国で使われている用語ではありませんでしょうか。 大日本帝国憲法下でも天皇機関説というのが学会の常識でした。 これをやり玉にあげたのは軍部が台頭してきた以降のことです。 当時天皇機関説を論じた人に対して反日などという表現はされていませんでした。
お礼
回答ありがとうございました。 > 流行っているというよりも平成天皇の生前退位があったことで皇室のあり方などが話題になっているだけでしょう。 いやいや、数年前から右寄りのネット番組(虎ノ門ニュース)などが放送され 百田尚樹さんの日本ホルホル本(読んだことないですが、そういう内容であると聞きました)がベストセラーになったりしてます。 ネットの書き込みなどをみても、とても多いように思います。 そういうものを見られたことはありますか? >つまり大日本帝国憲法が施行されていた時代には妄想でも信仰でもありませんでした。 私は妄想であったと思います。 なぜならば皇国史観とは『古事記』・『日本書紀』の神話部分をも歴史的事実とするものであるとウィキペディア「皇国史観」のページに説明があります。 神話はなぜそういう物語が出来たのか、と考えると楽しいのですが、歴史的事実ととらえるのは適切ではないと思います。 (1)で挙げられている話の片方を取り上げて片方を取り上げないことが何か差し障りがありますでしょうか。 ご存じないかもしれませんが、仁徳天皇の説話だけをとりあげて、日本は世界にもまれに見る素晴らしい国であったと主張する人々がいるのです。 (2)については人糞を肥料として使っていなかった朝鮮の人達が廃棄物扱いしていたのは当然のことかと思いますが、それと皇国史観とはどのような関係があるとお考えでしょうか。 皇国史観と嫌韓は結び付けられて考えられています。 そしてご存じないかもしえませんが、ソースもなく、家の中に穴をほって排泄していたといっている人がいるのです。 ソースがないものは信用できないと私は思いますが、結構大勢の人がそのトンデモ歴史家を信用しています。(ねずさんという人です。) (3)についてはなぜ「古代の日本には人口の10パーセント程度の奴婢がいたんじゃなかったっけ?」とお考えになられましたでしょうか。 ウィキペディアの奴隷の項目に奴婢が入っておりましたので。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E9%9A%B7 10パーセントというのは以前ネットでぐぐったらそう出てきました。 ただし、どうやって10パーセントとしたのか、その計算方法については書いてありませんでした。 生口のリンクを貼ってくださっていますが、リンクが別のところに飛びます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%8F%A3 ↑ こちらでいいですか? 「生口(せいこう)は、かつての中国や朝鮮半島における捕虜または奴隷を示す言葉。」 とありますが、日本でも生口はいたようで 「倭王卑弥呼も239年(魏景初2年)に魏明帝へ男生口4人、女生口6人を、243年(魏正始4年)に魏少帝へ生口を献じ、その後継者の台与も248年に生口30人を魏へ献じている」と書いてあります。 ものとして扱われる生口は奴隷といえそうですし、ウィキペディアにもそう書いてあります。 ちなみに奴婢はこちらです↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E5%A9%A2 ここに日本の奴婢について説明がありますが、これを読むと奴隷のように思います。 (4)については自虐史観というのは盛んに議論されましたが反日教育というのは余り聞いたことがありません。 ネトウヨさんの主張によれば、戦後GHQによって日本人に反日教育がほどこされたといっております。 自虐史観と同じだと思いますが。 (5)については皇国史観の何処が陰謀論とお考えになられますでしょうか。 いえ、皇国史観が陰謀論という意味ではありません。 皇国史観をもっている人々は、史料に基づいて歴史を考えることをせず、たとえば聖徳太子の記述を歴史の教科書からなくすということについて、反日(自虐史観の)歴史家の陰謀、といっております。 (6)ネットでは「反日」という言葉を左よりの日本人にも使っているようです。 正確な言葉ではないかもしれませんが、現在はそのように使っている人が多いので、それにならいました。
補足
>人糞を肥料として使っていなかった朝鮮の人達が廃棄物扱いしていたのは当然 ウィキには「遅くとも李氏朝鮮時代には、人の糞尿を肥料に用いていた」と書いてあります。 勘違いされていないでしょうか。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BA%BA%E7%B3%9E%E5%88%A9%E7%94%A8
- alterd
- ベストアンサー率23% (137/595)
日本における最も古い支配者一族であることは間違いないでしょうが その血統における一貫した正当性と人格における高貴さは疑わしいでしょうね。 ただ、何故か人々は長く皇室を崇めて来ました。 戦後まもなくまで神でした。 いや。 現在でも、それも大学の名誉教授クラスでもそう思っている人がいます。 後、人間のあらゆる集団には、身贔屓感情=内集団バイアスが見られます。 そして、下世話に言ってしまえば、「見栄」というものがあります。 「虚栄心」と言ってもいいでしょう。 城や宮殿なんかがその象徴でしょうね。 その人間版が天皇なのではないでしょうか。 「どうだ。俺たちの国にはこんなに長く続く高貴な一族がいるんだぞ。お前らみたいな昨日今日出来た国とは格が違うんだぞ」という訳です。 人間が血統を重視する傾向もそれに拍車を掛けているのでしょう。 最終的に、その国に属している自分の格も上がる訳です。 ですので、皇国史観を支えている動機は、日本国民の虚栄心なんだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 私も天皇家が万世一系であるというのは疑問に思っています。 記紀を読むと、神武天皇より早く畿内には物部氏の祖神・ニギハヤヒが天下っていたとあります。 記紀をすべて真実とみることは適切ではないですが、わざわざこういう記述をしているのは、 記紀が記された当時、天皇家以前に別の王朝があったのは当たり前という認識があったのではないかとする説があり、なるほどと思いました。 継体天皇も怪しいといわれていますね。 天皇陵などの発掘調査をすれば、古代史はかなり前進するのではないかと思いますが 反対派が多く、科学を妨げているように感じます。 身贔屓感情、見栄、虚栄心ですか。なるほど、そういうものが皇国史観につながっていそうですね。 大変勉強になりました。
お礼
回答ありがとうございました。 妄想障害、まさしくそう思いますね。 >歴史の否定的な部分を全て隠蔽し、肯定的な部分を美辞麗句で固めた妄想歴史観 否定的な部分があるのは当たり前で、だからといって日本がよくない国、ということにはならないはずです。 仮に昔の日本がよくない国であったとしても、今の日本がよい国、またはよい国にしようという気持ちがあれば堂々と胸をはっていられるはずです。 皇国史観をもっておられる方々は、何か外国に対してコンプレックスがあるのではないかと思ってしまうほどです。 私はもともと政治にはあまり興味がなく、歴史ミステリーが好きで、シンプルに歴史の真実を知りたいという好奇心を持っております。 ですが政治のほうに興味がある方は、真っ白な目で歴史を見ることができないのかなあと思ったりします。 >言葉も明治時代に共通語が作られるまでは、北と南で意思疎通がうまく行かない国でした。 えーっ、そうなんですか。昔の方言とか調べてみたいです。 >敗戦後に日本が妄想に溺れていた事実を国連で認めているのに、 そうなんですね。 それは何年のことで、何という文書に記されていますか? >理想主義が崩壊するのは日本の方であるのは間違い無いでしょうね。 「天皇は尊いものである」という縛りがあると歴史研究はすすまないでしょう。 まあ、歴史研究家でこういう人は少ないのではないかと思いますが、 一般の人には増えているように思います。 そしてまっとうな研究をされている学者を反日扱いにする。 こういう世の中では歴史だけでなく、思考力も失われて国力低下をまねきそうです。 大変勉強になりました。