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日本で誕生日を祝う習慣はいつごろから
明治以前の日本で、誕生日を祝う習慣がありましたでしょうか? あまり聞きませんが、庶民はともかく、天皇、貴族、武家の間でまったくなかったとも思えません。 もしなかったたしたら、なぜなかったのでしょうか? 誕生日を祝う習慣はあって当然だと想うのですが。
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誕生祝について 従前の誕生日祝いは、1歳の誕生日に限られていた。ムカワリヅキ・ムカイドキなどともいうが、一般にはヒト誕生・初誕生といい、誕生餅をついて祝い、客も招く。 この餅ををまた、力餅・タッタリ餅・ブッツケ餅・スネ餅ともいうように、誕生日の前に立ち歩く児をは親をしのぐとか、家を遠く離れるなどいって餅を背負わせてわざと倒したり、子のスネとか尻にぶつけたりする。 これとは逆に、九州地方では平らくした餅を踏ませて、丈夫に育つようにとの呪いもある。 この餅を、親戚うち・近隣にも縁起ものとして配る。また、児を箕の中に立たせて、「しいなは舞い出ろ、実は残れ」と唱えたり、筆・算盤・物差・鋏などを並べて取らせ、児の将来を占うエラビドリの風も広くおこなわれている。 一般にヒト誕生には里から祝い着を贈る習わしである。 「日本民俗事典」株式会社弘文堂刊 大塚民俗学会編 昭和47年2月15日発行 参照URL http://web.sfc.keio.ac.jp/~t01219so/chousa/bunken/sonota.html
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日本では、昔は年齢は「数え年」で数えていました。 数え年は正月に皆一斉に年をとることから、毎年の誕生日を祝う習慣はありませんでした。 昭和25年1月1日から「年齢のとなえ方に関する法律」が施行されて、満年齢が普及して、それ以降に、満年齢による各人の誕生日を祝うようになったとのことです。 参考urlをご覧ください。
- guess_manager
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誕生日を祝う習慣がなかったとして、その理由のひとつ考えられるのは、昔は数え年だったからです。 数え年だと、お正月に日本人全員が年を取りますから。