• ベストアンサー

テレビの手話とクローズド・キャプションはどちらが良い?

クローズド・キャプション方式と手話通訳どっちを支持します? テレビの聾者対策として、日本はごく一部のプログラムに丸窓を設けて手話通訳の姿を映しています。これに対し、北米ではテレビのスイッチを切り替えるだけで(二重音声の切り替えみたいな操作;すべての市販テレビでできる)ニュースなら100%、その他の娯楽番組もかなりの割合で、英文の字幕が現れます。おそらく聾者の他にも英語が不自由な移民も助かっていると思います。  この二つのやり方の優劣をどう思われますか? ここが質問です。  パソコン通信の世界は聾者も大勢見ているんじゃないですか。ご意見を聞かせてください。別に聾者であるかどうか、書かないでも結構ですし。  日本でもニュースなど原稿を読み上げるだけなのだから、今すぐにでもCCではない字幕化は可能なはずなのに、なぜかやらないで別チャンネルで『手話ニュース』をつくってますね。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#150
noname#150
回答No.3

教育問題について手話より読み書きを教える方が難しいとかではなく、以前は聴覚障害は病気でありいつか治るという考え方があったそうです。 そのため教育現場では手話を禁止して口話をだけを使って勉強しました。小学校に入学するとまず口話の勉強をします。人の口を読んで何を言ってるかを理解するための勉強です。また発音の練習もします。「あ」は口をどう謂うふうにあければいいとか、「か」はどうするとか、紙を吹きながら発音するのは「何」とかするそうです。(すいませんきちんとした説明ではなくて) それが終わってから普通の授業に入るそうです。 しかも先生は口で説明するので口話を読み取れないと、何を言ってるのか全くわからないそうです。 だいたい健聴者と聴覚障害者では3年くらい勉強に差がでたそうです。小学校に入って最初の3年は口話の勉強で3年くらいから普通の教科書の勉強を始めたそうです。 いまは口話は幼稚部から始めるのと、手話を取り入れる学校が増えてきたのでおくれることはなくなってきたようです。 聴覚障害者の中でも幼稚部だけろう学校に通い、その後は普通の学校に入学する人がいます。 以前は聴覚障害のため学校に通う年令がまちまちだったこともあるようです。11歳で小学校1年に入学した人もいます。 そのようなことから読み書きが苦手な人もいます。 手話に関しては私達が親の言葉を自然に覚えるように先輩や、あるいは親が聴覚障害者の場合は親から覚えるようです。 口話の場合、例えば「たまご」「たばこ」これらは口の形が同じなので判断がしにくい言葉です。そういう時に手話をつけるとスムーズに話が進みます。 それとCSに関しては専門のディコーダーが必要だということでした。スカパーやディレクTVでは見ることができないそうです。 ニュースに関しては各テレビ局で字幕をつけるのにコストがかかることなどもあるようで、なかなか進まないそうです。 こんなとこで答えになったでしょうか?

その他の回答 (3)

  • pokuda
  • ベストアンサー率55% (29/52)
回答No.4

CCと手話はどちらが良いというよりは、どらちも必要です。どちらかしかやらなければ、結局、そのもう片方を頼っている人を切り捨てることになってしまい、現状と比べて、単に五十歩百歩の違いになってしまいます。(それでも、片方だけでも付けてくれれば、えらい良くなるのは事実ですが。) かなり高齢の聾者の場合、日本語が苦手な人がいますので、絶対に手話の方が良いと言います。若い人だと、教育の関係から日本語が達者な人が多いので、CCの方が良いという人が多いように思います。でも、手話の方が良いという意見も根強いです。難聴者となると、母国語はほとんど日本語ですから、圧倒的にCCを支持しますね。そういう状況なので、「どちら」というのはかなり酷な選択であると思います。 アメリカの状況は(当人達に言わせるとまだまだなんだそうですが)日本人からすれば羨ましい限りです。現在、日本でもあの方向に向かって努力はしています。 なお、ニュースの字幕ですが、NHKが19時のニュースに限り、実験的にCCを付与しています。実はニュースに字幕をつけるというのはそう簡単な話ではないそうです。報道は間違えてはいけないが、字幕の入力をリアルタイムでやると間違えやすいとか、実はニュース原稿は放送直前まで差し替え差し替えの連続で事前に字幕を用意できないとか、色々な理由があるのです。

noname#150
noname#150
回答No.2

聴覚障害者の補装具に文字放送ディコーダーがあります。これはccと同じようなもので字幕付き放送の場合これで字幕をつけてテレビを見ることができます。 これは各市町村によって違いますが、支給のになったり、補助がでると思います。 手話ニュースや手話付き放送(ワイプ)に関しては、教育制度の問題から文章を読んだり書いたりすることが困難な人もまだいますので手話付きの番組も必要です。 すべてのテレビ番組に字幕をというのが全日本ろうあ連名の目標でありますが、字幕がついている放送に対して まだまだ理解が少なく、健聴者の中にはじゃまだからなくしてほしいという人がいるようです。もっともっと聴覚障害者に対する理解が進んでほしいと思います。 また、字幕をつけるためにはそれを同時にそれを入力する技術も必要です。そのためにいま、聴覚障害者専用の放送チャンネルをCSで作っているとのことです。 これにも専用のディコーダーが必要です。

otsuge
質問者

補足

教育制度の問題から> 手話を教えるより読み書きを教える方が困難というように理解してよろしいですか? じゃまだからなくしてほしい> 画面一杯映像を見たいというのでしょうね。最近上下を黒く潰したニュースが多いように思いますが。それなら天地の余白(黒)は使っても苦情はでないのかな? 聴覚障害者専用のCS> CSデコーダ以外に文字のデコーダが必要ということですか?

  • KOH_da
  • ベストアンサー率31% (161/506)
回答No.1

>この二つのやり方の優劣をどう思われますか? テレビの解像度が上がっていない現状では、 手話通訳の方がいいと思います。 手話というものが世の中に知ってもらえるし。 >日本でもニュースなど原稿を読み上げるだけなのだから、 >今すぐにでもCCではない字幕化は可能なはずなのに、 >なぜかやらないで別チャンネルで『手話ニュース』を... 英語はしゃべっていることを、ほぼそのまま字幕にできます。 アルファベットは8×8ドットもあれば表示できますから。 しかし日本語は文字が複雑なので、たくさんの領域が必要で、 字幕にする文章を編集する手間がかかるのです。 ちなみに私も少し手話ができます。

otsuge
質問者

補足

ありがとうございました。 編集の手間ですとか、字幕導入の障害のことを、よろしければもう少し詳しく書いていただけますか?

関連するQ&A