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等電点(pI)について
等電点(pI)ってなんですか?いまいち分からないんですけど
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質問者が選んだベストアンサー
回答としては今までの回答者の回答で完璧でしょう。 今ひとつ感じがわからないというところで一例を書いてみます。蛋白質などでは等電店で溶解度が一番小さくなります。 牛乳中のカゼインという蛋白質の等電点は4.2くらいです。カルピスを飲んだことがありますか?飲んだ後で口の中に何か白っぽい物が残っていることがあるのを体験していますか? この白いものはカルピスの酸性が口の中の唾液と混じってちょうど4くらいのpH.となり、カルピスの原料である牛乳中からのカゼインが溶けなくなって析出したものです。 未体験でしたらやってみてください。 また等電点を利用して蛋白質を分離する等電点電気泳動という分析法があります。それらの参考書をみると実感できるのではないかと思います。
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- c80s3xxx
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回答No.2
一つの分子に電離して負電荷をもつところと 正電荷をもつところが共存しているとします. たとえばタンパク質にはカルボキシル基とアミノ基が あるので,そういう状態です. 正電荷の数と負電荷の数が一致すれば,その分子は 見かけの電荷(正味の電荷,ネットチャージ)は0になります. カルボキシル基やアミノ基は電離平衡を示すので, その電荷状態は pH に依存します. ということで,ネットチャージが 0 になる pH の ことです.
- fumihisa
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回答No.1
M+=M-の状態です。
質問者
お礼
どうもありがとうございました
お礼
カルピスのあの白いものはこんな事が原因だったんですか、よくわかりました。 どうもありがとうございました