個人塾を開業したい
私は現在23歳で就活中の工学部修士2年生の男です.父は病気で大学時代になくし,母親が学費を出してくれています.また結婚を考えている社会人の恋人がいます.
ところが,今私は大学院を退学し,個人塾を開業したいと考え始めています.
恥ずかしいことに自分はこれまでただ周りに言われてきたことに流され生きてきました.大学進学も「周りも行くし,理系科目が得意だから楽しそうな工学部に進もう」などといった安易な考えで進学しました.
大学院に進学したときも周りの友人や親族に「お前は大学院に行くべき」などと言われてただ何となく進学しました.
そして現在,就職活動をしてくうちに,嘘で塗りつぶされた自分自身にやっと気づきました.エントリーシートでの志望理由が全く書けなかったからです.どの企業もこれといった志望理由が思いつきません.
それでも嘘の志望理由を書き,面接へと進むことはできているのですが,面接のたびに別にそこまで入りたくないのに入りたいという嘘をつくことに企業への申し訳なさと抵抗を感じています.
そういった理由から別に興味のない仕事をするくらいならやりたいことをしたいと思い始め,私はもう一度自分自身を見つめなおしてみました.すると,中学の時に1度夢見た塾講師になりたいという気持ちが芽生えてきました.
私は人がほっとけないタイプで,興味持ったことや好きなことを人に教えるのが好きです.
子供も大好きで,もし塾を開業するならFCに加盟せず,自由が利くので独立したいと考えており,小学生高学年から中学生を対象に教えたいと考えています.
またお金を貯めたり経営の勉強もしないといけないので,最低でも1年間,塾の講師や家庭教師のアルバイトをしながら勉強するつもりです.
こういったことを母親と恋人に話したところ,当たり前な話ですが反対されました.母親は「できれば卒業して企業に就職して欲しい.まだ若いし1度就職したほうがいい.けれどどうしてもやりたいなら反対はしない」と言ってくれています.
恋人とは激しい口論になってしまい「就職活動から逃げている.もし塾を開業してもうまくいくわけない.甘い」と言われ,「塾を開業するなんて不安だ.第一開業するとしてもお金はどうするんだ.好きな仕事してない人なんていっぱいいる.就職して安定した収入を得てある程度余裕ができてからやればいい」と大泣きされてしまいました.彼女の立場を考えると何も言えませんでしたが,数日後に「やっぱり就職して欲しいけれど,もし夢にむかって進むとしても応援する」と言われました.
正直,母親や彼女の言うことも最もだと思います.まだ私は23歳と若いですし,アルバイト歴はあっても職歴はありません.もちろんお金もありませんし,実際勉強を教えた経験もありません.
また塾という仕事は簡単じゃありません.潰れていく塾も少なくないと聞きます.
正直にいえば私は塾を開業したい気持ちの方が圧倒的に大きいです.しかし,もちろん私自身も不安ですし,母や彼女の気持ちを考えるとどうしても揺らいでしまい,母も彼女を安心させるためにも就職するべきか悩んでいます.
まだ人生経験も浅いので,皆さんのアドバイスをいただけないでしょうか?
厳しい意見でもよろしいのでお願いします.
お礼
了解です。