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「安倍晴明」について

 今流行の安倍晴明ですが、彼にまつわる様々な伝説はどこからきてるのでしょうか?そもそも、彼は実際に存在した人物なのですよね? 古典作品や記録等に残されてるのだと思うのですが、その出典を知りたいです。  彼が「狐の子」であるという伝説は「今昔物語」に書かれていると、テレビで言っていました。

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  • nonkun
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回答No.3

安倍晴明については安倍家(後の土御門家)の系図が残されていますし、正史にも登場するので実在の人物です。 安倍晴明が正史に登場するのは約57歳のときです。 この約と言ってるのは生年がハッキリしないからです。そして57歳以前については正式な記録(=正史)は残されていません。 そして正史に登場してからは天皇や藤原道長に重用されたという記録が続きます。 そして安倍晴明が陰陽師として活躍した話を伝える文書は次の通りです。 1.花山天皇の前世を見抜いた。「古事談」 2.式神を自在に操った。「今昔物語集」 3.人の操る式神を隠した。「今昔物語集」 4.死者をよみがえらせることが出来た。「今昔物語集」 5.花山天皇の譲位を予知した。「大鏡」 6.人の感情を操ることが出来た。「北条九代記」 7.どんな呪いをも返すことが出来た。「宇治拾遺物語」 8.在原業平の家を災害から封じた。「無名抄」 9.藤原道長の命を眼力で救った。「古今著聞集」 後の文献は後世に書かれたものが多く、書かれた頃に伝わっていた話あるいは創作した話か、いずれにせよ諸説まちまちの話が多いです。

viole
質問者

お礼

詳しい回答、ありがとうございます!! 色々あるんですね…。自宅にあるものから読んでいこうと思います。まずは「今昔物語」に挑戦します。

その他の回答 (3)

  • chris_m
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回答No.4

テレビということは、"知ってるつもり"ですね、、、あれには、 かなり不満があって、途中から早送りしました。~(=^‥^A アセアセ・・・ 山のようにあるので、全部はどうかな? と思うので、主なものだけです。 ・尊卑分脈「安倍氏系図」   晴明の系図と享年(85)が書かれてます ・土御門家記録   寛弘2(1005)年9月26日に他界とあります ・御堂関白記   いろいろなところに晴明の名が出ているらしいですが、   長保6(1004)年7月14日に日照りが続いていたので、五龍祭を行い   夜に大雨が降ったとあります。 ・発心集、不動利益縁起 他多数、、、   いわゆる泣き不動説話です。 ・しのたづまつりぎつね 付あべノ晴明出生、蘆屋道満大内鑑 他   信太森の葛の葉姫の話ですね ・平家物語 屋代本「剣巻」、前太平記 巻の第17   茨木童子の話ですね。切った腕を晴明が封じます ・源平盛衰記   晴明が使役した12神将を妻が恐れたので、一条戻り橋の下に置いた   とあります。 ・大江山絵詞   酒呑童子の話ですね。晴明が卜占によって、大江山の鬼の仕業であ   ることを突き止めます。その後、晴明の術によって守られているので、   都で人をさらうことが出来ないと酒呑童子が悔しがっている、   とあります。

viole
質問者

お礼

そうです、「知ってるつもり」です。私も、安倍晴明に関しては殆ど知らないにも関わらず、「こんなに美化(?)しちゃっていいんだろうか…」と思いながら見てました(笑)。 出典、こんなにあるんですね。源平や酒呑童子関連にあるのには驚きました。ありがとうございました!

  • p-kin
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回答No.2

安部晴明で検索すると「今昔物語」のどこに 書かれているか取り扱っているHPありますよ 「物語から読む阿部晴明」 「安部晴明 その生涯を辿る」など 教えてgooで検索しても阿部晴明に関わる回答3件ぐらいあります

viole
質問者

お礼

そうですね、有名ですものね。 それでは、早速やってみます! ありがとうございました。

noname#1583
noname#1583
回答No.1

藤原道長の時代に実在した陰陽師と言われています 一番一般的な出典はやはり「今昔物語」でしょうか? 晴明の母親の話や、実際に晴明が術を使った話などが記載されておりますので、ぜひ読んでみてください! ちなみに、晴明の母親「葛の葉姫」の伝説は平安時代でもかなり有名だったらしく、「葛の葉」が現れた篠田の森には和泉式部が詠んだ歌も残っています。 晴明の末裔は福井県名田庄村に移り住んだと言われており、この村には土御門家(安陪家)に関する資料が展示されていますよ! 詳しい場所等は下のURLをご覧下さい。(^o^)丿

参考URL:
http://www.natasho.co.jp/koyomi/
viole
質問者

お礼

なるほど、「今昔物語」ですか! 「葛の葉姫」に関する和泉式部の歌とは、「恋しくば訪ね来てみよ和泉なる…」というやつですかね。 URLのご紹介も、ありがとうございました。