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ミニハウスで霜を避ける効果は?
- 庭に2000円ほどのミニハウスを置いた場合、霜を避ける効果はあるでしょうか?ハウスの上にだけ霜が付いて、中は付かないとか。それとも屋根に付けば中にも付くものでしょうか?
- 晴天時の日中の光だけはまだ欲しくて、雨霜を避けたくてサボテンを庭の真ん中にもう少し置いておきたいのです。
- さすがの降雪の季節になれば室内に入れて冬眠させますが…
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サボテンだけを置く目的で今時期ミニハウスを使うのであれば、ミニハウスどころか屋外に置く事自体もうやめて、今からでも室内にいれ徐々に室温に慣れさせていった方がサボテンの為には良いのではと思いますが・・・。 ミニハウス程度のビニールでは耐寒性低めの植物なら使えても、サボテンの様な熱帯植物の避寒目的での効果はあまり望めず雪が降るまで使うのであれば、一晩でも急に冷え込んでしまえば(特に朝方に冷え込むので気が付きにくい)水分の多いサボテンだと「氷り枯れ」(温度が低すぎて細胞単位で氷ってしまい透明さが出れば植物はもう助からない)しかねません・・・。 お住いの地域が分かりませんが、沖縄にお住いでもない限りは熱帯性の植物であるサボテンを例えミニハウスに入れておくにしろ屋外に遅い時期まで置いて置く事自体が寒さには弱いサボテンには酷なこと。そしてかなり寒くなってから室内に入れるのではミニハウス内温度と室内の置きたい場所との温度差がありすぎです。しかも室内に取り込むにしても遅くまで屋外にあったものだと屋内での場所を移しての徐々の温度慣らしが今時期よりも余計難しくなってしまい、サボテンの種類によっては耐えられず以降弱ってしまうかもしれません・・・。 サボテンを寒い環境に置いてしまうのでは、ミニハウスに入れておくと昼夜の気温の変化で弱る可能性もあり、耐寒性を強める為に今よりも水やり頻度を控える必要も出てきてしまい(サボテンを含む多肉植物には冬に水分を控え休眠状態にすると耐寒性が増すものもある)、多肉植物の中でも太いものが多いサボテンだと徐々に萎れてきたり赤く変色してしまう可能性も考えられます・・・。 可能であればミニハウスはサボテンに使用せずもう今時期から室内に入れおていく方がサボテンには無理させずに済むと思いますが・・・。降雪が確認できてから室内に入れるには熱帯植物では遅すぎ温度差がありすぎて今後弱りかねない、場合によっては部分的に寒さで傷んで(ミニハウスの壁側だけ寒さで傷むなど)見た目が悪く成って治らなくなる恐れもありますから・・・。 屋外に置いてあった植物を徐々に室内の温度に慣れさせていくには、最初は玄関に置いて4~5日(できれば1週間くらいは置いてじっくり慣れさせた方が良い)、次は玄関近くの廊下に移動して同じくらい(もし可能なら玄関から離れた場所でもう1週間)、次は無加温の部屋の窓に近い場所に同じくらい置いてゆっくりと温度差に慣らしてから、最終的に置きたい場所(居間など比較的室温の高い部屋)へ。これは北国で屋外栽培だった耐寒性低めの植物を秋から室内へ取り込む方法ですが、本州での今時期からの熱帯植物の取り込みでも無理なく屋外との温度差に慣れさせられると思います。 居間の暖房を夜間は切っている場合、もし今年初めてサボテンを越冬させるのであれば、サボテンはできれば床に直接置かず30センチ以上の高さがある台などの上に置いておくか、日中は床に置いていても夜はテーブルの上に置くなどして根が夜に冷えない様に気を付けてあげて下さい。電化製品の近くやエアコンや空気清浄機、加湿器などの近くも温度が不安定(時間帯によって暑すぎたり冷えたり)なのでできるだけ避けて下さい。 それと置く場所の窓辺やベランダのガラス戸にかけているカーテンが寒さを遮断していない材質ならば(できれば分厚い材質や防寒処理されたカーテンを使用。使うと室内全体の温度自体が数度違いますよ)サボテンを夜は窓辺から離して置いてください。 夜間も暖房を入れているのでない限りはお住いの地域での明け方の温度や耐寒性が低い種類の場合、熱帯性の耐寒性が低いものは寝る前に部屋中央付近のテーブルなどの上に置いたり夜だけ厚手の段ボール箱を被せる(北国だと更に毛布を被せます)などの工夫が必要なことも。もし冬場は出窓の中などに飾っておく様なら特に注意です(個人的にダメにした経験あり)。ガラス窓は外からの冷気を伝えますので夜間も窓辺などに熱帯植物を置きっぱなしにすると気が付かないうちに夜の冷気にやられ徐々にサボテン表面から傷んできてしまう事があります。なおガラス窓の見かけを気にしないならガラス窓に緩衝材のプチプチシートを張っておくのも防寒にはある程度効果がありますよ。
お礼
詳しいご助言をありがとうございました。