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MRIビューワーはありますか?
- MRI検査を受けた後、家のPCでも病院と同じようにMRI画像を見る方法が知りたいです。
- Radisというソフトでは画像を全方向回転できないので、360度方向から見られるソフトがあれば教えてください。
- CD-ROMに保存されたMRI画像の拡張子はdcmで、画像回転もできない小さい画像しか表示されません。
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そういうシステム全体の管理もしていました。 昔はなかったのですけど、最近はDICOMの閲覧だけなら探せば無料でもあると思いますよ。期待するほどの機能を持っているかと聞かれるとどうだろう。それが拡張仕様でなければいけるものもある可能性はあります。 医療で使われる放射線画像診断のデータの大半は、DICOM(Digital Imaging and COmmunications in Medicine)と呼ばれるフォーマットで作成されています。拡張子DCMはDICOMということです。 https://www.dicomstandard.org/ 当該のアプリケーションは、RADMAXのようなので、以下が提供している環境(の一部)をソフトウェアに使っているのでしょう。 http://www.radmaxonline.com/ DICOMビューアと呼ばれるソフトウェアを使えば、閲覧は出来ます。ただ、回転などの処理が出来るかというとソフトウェアと処理する環境にある程度依存しますので、医療機関のそれと同じになるとは限りません。DICOMには、各医療機関が導入している放射線管理システムの独自フォーマットが付与されている場合もあり、世代とメーカーによって変化していきます。3Dを思うように閲覧できるかは分かりませんが、閲覧できるとしたら日本で使えるのは以下かな? https://www.radiantviewer.com/ja/ http://www.climb-ms.com/products/read/id/14 https://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se503758.html https://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se388642.html DICOM画像の閲覧で推奨される閲覧環境は 3D画像やモノクロの高精細度レントゲン写真の詳細な閲覧などには、AMD FireやnVIDIA Quadroなどのビデオカード(GPU)利用が推奨されます。Intel GPUの場合は、Iris Pro Graphics Pシリーズが推奨されます。 https://www.nvidia.com/ja-jp/design-visualization/quadro/ https://www.amd.com/ja/graphics/workstations また、高精細度診断(読影)を行うなら、グレイスケールのマネジメントモニターやカラーモニターを使うのが妥当です。 https://www.eizo.co.jp/products/radiforce/index.html http://www.canon-lcs.co.jp/service/machine-imaging/medical-monitor.html 通常のPCでもRIS(Radiology Information Systems)環境やRIS Viewer環境があれば閲覧は出来ます。ただ、色味や精細度または性能(応答速度)が変わる事があります。 先に述べたように、DICOMにはメーカー・システム世代による違いが含まれていることがあります。3D画像診断はサーバー環境(院内クラウド演算を行うシステムの場合)または相応の処理環境(それなりの性能を持つGPUを使ってクライアント内で完結させる場合)が必要になる画像もあるかもしれません。配布用は、既に処理済みだと思うので、病院間でこの手の問題は無いと思いますけど、拠点病院と診療所で地域連携をしている場合、フォーマットを当該病院/診療所向けに最適化していることもあるかもしれません。 ある程度の閲覧だけで良いなら、相応のDICOMビューアを日本だけでなく世界中(英語版も含む)から探せばあるはずです。仕様はある程度公開されてますから、それに対応したソフトウェアが出ています。 ただ病院や診療所と全く同じものをと望むならそれはRIS Viewer(DICOM通信対応のミドルウェアとソフトウェア)を使う必要があり無理と思って下さい。一例として言えば、以下のようなソリューションパッケージが必要になる可能性があります。(以下はフジフィルムメディカルのSynapseの例です) https://fujifilm.jp/business/healthcare/it/it_imaging/ex/index.html 尚、この手の医療用参照アプリケーション(閲覧専用)は、利用者も決して多くはなく更新頻度が低いため、脆弱性などの攻撃を受けることがあります。個人のインターネット兼用PCでは、閲覧後満足したらアンインストールするなどして削除することをお勧めします。医療用の参照システムなどは、近年脆弱性攻撃の対象になりやすいのでお気を付けください。 まあ、病院などで見ると、楽しそうに見えますけど、どんどん自分や他人の画像が増えていくならともかく、大抵は自分の画像などを貰って興味本位で見る程度になりますから、数度見たら終わるはずです。見飽きるでしょうから、必要な更新などがあってもやらない人も多くなります。 結果的にここが狙われやすくなるのです。そのため、通常は、添付の簡易機能だけで閲覧した方が安全です。 以上のようになります。長々と書きましたけど、 参照システムを探すなら、DICOMビューア(英語検索ならDICOM Viewer)でネット検索して下さい。但し、ビューアでもアプリケーションによっては脆弱性攻撃を受けやすくなる恐れがあるので、興味本位だけであるなら、わざわざ入れないか、一通り使って満足したらアンインストールすることをお薦めします。 その際に、DICOM通信が使えるソフトだとファイアウォールのポート開放が残ったままで削除されることがありますので、それらの設定もセキュリティソフト側で破棄(削除)することを推奨します。
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- bardfish
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>病院用の特別なソフトでもあるのでしょうか? そうですよ。 一般販売はしていません。 買うとしたら数十万から数百万するかもしれませんね。 もしかしたらMRI装置の付属品かもしれません。 だとしたらMRIも一緒に買いますか?www
お礼
詳細にありがとうございます。 さすが、とてもお詳しいのですね。 詳しくお答え頂いたのに、ほとんど分かりません(汗 とりあえず、病院と同じように見るのはムリっぽいですね。 しかし、教えて頂いたDCOMビューワで検索した所、数種出てきましたが インストール不要な SonicDICOM Media Viewer(Free ver) というのを使ってみました。 これで十分閲覧出来ますし、ある程度回転も可能なので満足です。 素人質問に熱心にかつ的確に指導下さり感謝致します。