諸説あります。
夜鳴きは関西の方の言い方で、
こちらは、客寄せに呼子を吹いたりしていたのを、
夜に啼く鳥になぞらえて夜鳴きといったのと、
商売の年でしたので、
夜商い(よあきない)が訛ったと言う説があります。
江戸では、
夜鷹(ヨタカ)そばといって、
夜鷹(街娼)が客になることが多いことからと言う説があるのですが、
この街娼を夜鷹というようになった理由が、
関西の夜鳴きと同じような内容で、
夜に客引きのために声をかけ、
仕事中に声も出るため、
夜鷹という実際いる夜行性で夜になく鳥類になぞらえて呼ばれるようになり、
これらの意味を含めて(言葉遊びの一種)、
ぼてふりの蕎麦屋が、
客寄せの声かけや呼子を吹く音で、
夜鷹そばと言うようになったと言う説もあります。
夜鷹そばと言う言い方は、明治に入ってから廃れ、
夜鳴きになっていったようです。
お礼
みんなありがとう