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納豆付属のタレって大きなお世話?
いつからか納豆にタレが付いていますが、私は昔から醤油だけのシンプルが 好きで使いません。(勿体なくて捨てられず→どんどん貯まります) 大多数の人は使っているのでしょうか。 いつごろから、そしてどうして付けるようになったのか知りたいです。 なお、辛子はおでん等に使わしてもらっています。 又、タレを使わない人で、何かに利用してるのであれば教えて下さい。
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これは納豆の販促で考えられたことです。説明はこれからしますけど、いつごろから、と言う話は、各メーカーどうであるかが調査できませんので断定はできかねます。ただ、バブル以後だというのはおそらく確実です。 そもそも納豆なんて、わらづとに入ったものを町内で行商で売り歩くもので、あのおばちゃんが売りに来るのが一番うまい、とか、品質自体が確かではないものでした。それを売りやすいようにするために、竹の皮で包むとかビン詰めにするというようなアイディアが出たんですけどいずれも食卓で惨憺たることになる。 そういう工夫はくふうとして、ここに応援となったのが冷蔵庫の普及で、それは1960年代以降の「三種の神器」の時代以降のことになります。食べかけのものを平気で保存できるようになったんです。 この1960年というのはもう一つの革命の年号で、この年に「クレラップ」が発売されたんです。少し遅れて「サランラップ」です。 これらはもともと軍事のための密閉フィルムだったんですが、食品につかってもいいんじゃないかと売り出された。だけど売上はひどいもんだった。そんなもん何に使うんだ、です。ビニール袋というのがあって、水を漏らさないで豆腐なんか運べたわけですから、びらびらの薄いシートが何の役にたつんだ、です。 で、やがて起死回生をするのに役立った魔法の機械が1961年に出現し、もともと1945年にアメリカで特許をとっていたものを応用したもので、国鉄の食堂でテスト稼働が始まったものがある。これが1962年にシャープから発売され、皆があっと驚いた。電子レンジです。火もつけないのに、炙りもしないのにお湯がわき、冷凍品が融けるんです。 これはクレラップやサランラップを魔法のシートにする革命になりました。 で、こういうラップが意味のあるものだということが認識され、浸透したのが1970年あたりです。 それとは別に発泡スチロールというのが出現してきて、自在に形を作れ、軽くて燃やせるというものでした。 ここに納豆メーカーが目を付けた。大量生産をした上そのパックに分けて入れラップをすればいいという考えになったのです。 そうすると、納豆は食パンだとかと同じような商品にでき、桃屋の海苔の佃煮みたいな売り方ができるようになったのです。 さあ、そうすると販売競争です。所詮納豆ですから、微妙に味の違いとか豆のうまさとかで勝負はできないことはないけど、他社のよりは自分のをたくさん売りたい、また、自分の中で少し高めに売りたいものがあったりするけどそれを差別化したい。こどもがこれ欲しいというなら納豆パックにキャラクタ漫画を印刷したりしたらどうかと考えたときもあったけど、ライセンス料のほうが重くて商売にならなかった。でも、子供とか軽薄なおねえちゃんをひきつけたい。 そういうときに「納豆のたれ」という発想が浮かんだんです。誰かの頭に浮かんであとは同業者が我も我もとつづいたんです。 バブル以後のことである、というのが納得いくでしょう。 おかめ納豆なんかの社内資料だと、何が問題だったかというと地域制だったそうで、この地域の好む味、ここでは受け付けない味、というのがあって、必ずしも関東の醤油どぼどぼ入れればいいわけじゃないことに気付いた。ああ、関西は薄味なんだな、九州は甘目の醤油だろうな。 さりとて納豆自体でそれに対応するわけにいかないから、納豆に小さな小袋でたれをいれてそれで差別化しようと考えたようです。 今、「西日本限定まろ味だし」と「九州限定うまかだし」という明快に違う2種類の地域限定たれが存在してます。あとは、昆布だし、カツオだし、とか紫蘇だれ、とか。 いまは「コラーゲンだれ」とか「乳酸菌たれ」のような若いねーちゃん攻撃みたいなものも用意しているようですね。 つまり、所詮同じものである納豆でもこういうお化粧を替えることで別物に見せ、買いたいと思うお客を吊り上げるというような仕掛けが「納豆のたれ」なんです。 どっちみち本体価格に含まれていますけど、捨てても全然かまいません。 また、これっぱかしのものを別の料理に使うなんてできません。 仮にキュウリを出して、この納豆のたれをつけて食べるなんて発想をする人も見たことがないし、そもそも一本食べられるだけの分量ないでしょう。 まあすてられるだけじゃないですか。
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- terepoisi
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>タレを使わない人で、何かに利用してるのであれば教えて下さい。 私も玉子焼きへダシとして加えたり、チョイ漬け物の漬けダレなど 少量の調理でうま味と醤油、若干の甘みを加えたい料理に使っています。 溜めこまないよう納豆を買う時に使える料理を心づもりしておきます。
補足
いろいろな意見ありがとうございます。 お話を参考にさせてもらい、私に合った利用法を試してみます。 ただ、使わない人も捨てるのは忍びないので、利用方法を種々考えておられるんだと思います。有っても無くてもどっちでもいいような存在かと。 ちょっと計算してみました。あくまでも私の一人合点です。違ってたら指摘してください。 年間消費量 約13パック/人 × 1億人=13億パック 捨てちゃう人 約50%(?)として 廃棄数 約6.5億パック タレ原価 0.8円(???)を掛けると 5.2億円 それほどは的を外れてはいないのでは。でも、大した金額ではないか。 業界の横並びで今後も続くのでしょうから、私も無駄にせず使うことにします。
どうしてつけるようになったかの歴史はわかりませんが、タレがついていない納豆も売ってますよ。 販売店舗は限られるのかもしれませんが、うちの近所のスーパーにはあります。 探してみてください。 たまにタレつきを買う時は使うこともありますが、どうしても残る時は隠し味的にカレーに入れる時もあります。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 納豆のメーカとかでもいろいろ違うのだろうとは思いますが、、、私の場合、基本的に雪国でわりと塩っぱい味付けの方が好み。という事もあって、「納豆だけ」をビールの友としていただく時は、基本的に付属の「たれ」だけでオッケーですが、白ご飯を沢山食べたい時は、付属の「たれ」に、お醤油を加えたりします。(お醤油の量は、ケースバイケースで、時にはほんの少しですが、生卵や刻みネギを加えた時は、それなりに。。。) 私が購入している納豆の場合、基本的には「塩分が少なめで、納豆特有の香りが気になりにくい、出汁という旨味も加わった」という「たれ」と感じております。 沢山残っているのなら、「薄口の出汁醤油」という感覚で活用されても良いのではないかと思います。 単に「もったいないから」と貯めただけでは、ムダです。「なにか」に活用して下さいね。 追伸:タレを使わずに、醤油というパターンも在りますが、塩納豆とか、味噌納豆というのもたまに楽しみますので、私も付属の「タレ」を使わない事がたまにあります。さらに、個人的には「からし」はほとんど使いますねぇ、、たまぁ~に、からしではなく七味を用いる事も在りますけれど、、、、 お醤油そのものがかなり美味しい物を常用されている、さらに納豆本来の香りも含めて楽しんでいる。という事であれば、付属のタレもカラシも無い方が。。。というお気持ちなら、それはそれで良いと思います。 卵焼きや、チャーハンに使う卵とかに、1食分の「タレ」なら卵1個に対して一袋くらいで混ぜてから調理するのも案外良いと思いますし、鍋料理などでの出汁として活用するのも良いと思います。(ちゃんと、下味がどのような感じか、味見をしながら他の調味料の調整もして下さいね。) 古くは、「タレ」ではなく、「醤油」を付属させたタイプも在ったそうですが、さほど売り上げ(利益)効果が高くなく、「出汁醤油」などを用いたりにながら、特有の香りで食べない。という食文化圏にも受け入れてもらえるように、独特な香りが気になりにくいブレンド、さらに出汁の旨味で減塩効果を狙ったタイプが登場してから、売り上げ(利益)効果が高く成ったので、多くの納豆メーカーでは広く一般化されている。という状況ですかねぇ。。 ナニカに使える手法が思いつかないだけなら、使い方を探ってみても良いと思いますし、その上で「自分で使う事は無いなぁ」という事であれば、ポイしちゃっても良いと思います。
お礼
hue2011 さん。ありがとうございます。 もやもやがすっきりしました。 私もわらづと とか 経木にはいったのを食べていた時代でした。 食材用容器の経緯や家電品の登場等で大量生産大量消費の時代になり 各メーカーが納豆以外で他社と差別化を考えて行き着いた先がタレ・・・ そして各社横並び。 納豆自体で差別化できないですよね。 納豆や豆腐等の食材が保存ができるようになりました。 個人商店がどんどん減ってゆくのでしょうね。 高齢化が進み、これからも買い物に苦労するお年寄りが増えるのでしょうか ちょっと話がずれました。 改めてお礼申し上げます。