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知的障害者の方と接するボランティアをしています。
どうすれば、知的障害者の方と親しく 接することができるのでしょうか。 私自身、現在、施設の方でボランティアを しております。 私自身、接する際、 以下のことを心がけています。 (1)誠心誠意を尽くす。 (2)仮に暴力を振るわれても 心の渇きであると受け入れることが できる。 このくらいでしょうか。 もし、何かご意見ご感想ありましたら、 投稿していだけないでしょうか。 よろしくお願いします。
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下記のサイトは、ある知的障害のお子さんを持っておられるお母さんが書かれたものです。私も一時期、障害者支援センターでボランティアをしていたことがあるのですが、そのときにここの存在を知り、とても参考になりましたので、ぜひご一読してみてください。詳細はサイトのほうをご覧いただければ、いいのですが、「知的障害者の方とのつきあい方」ということに絞って紹介させていただきます。(かなり長文です。) ※リンクはフリーとのことですので・・・ ●「障害がある」ということについて ★よいお付き合いの基本 1.「障害者という特別の人をどう助けてあげようか」という意識を持たないで下さい。人にとって最も快い関係は水平な関係です。障害があってもなくてもそれは同じです。 2.知的な機能に障害があっても、「何もできない人」ではありません。「自分の力で出来ること」「少し手伝ってもらえば出来ること」「出来ないこと」があります。それは一人一人ちがいます。 3.調子が良い時と良くない時があります。それは私たちも同じですが、落差がやや大きい場合もあります。緊張すると普段は平気で出来ることも、とても時間がかかったり、混乱したり、誰かの手助けが必要になることもあります。 4.「感じのいい人だな」「あの人の言う事はよくわかる」「私のことを、きちんと認めてくれている」「出来ないことがあっても、失敗しても笑われない」、ここから信頼が生まれます。 ●大切なのは「“知的障害者”という特別な人とどう付き合ったらよいのだろう」という構えや迷いを捨てて、「これから仲良くなりたい初対面の人」というところから付き合い始めることです。「自分の事も分かってもらおう」という気持ちも大切です。 ★具体的には? 1.明るい声で、ゆっくり明瞭に話して下さい。大きな声は必要ないばかりか、多くの場合有害です。言葉以外の暖かい肯定的な表情やまなざし、誠実な態度はとても大切です。感謝や賞賛、励ましの言葉も大切です。 2.相手が貴方に積極的に話しかけてこなくても、また初め拒否的であっても失望しないで下さい。ほとんどの場合、貴方と友達になりたいと思いながら、貴方を内側の目で見つめているのです。どんな場合でも信頼関係を築くにはそれなりの時間やプロセスが必要です。 3.相手が自分の言った事をどの程度理解しているかをキャッチして下さい。難しい表現を避け、出来るだけ具体的に簡潔に話して下さい。時間的な流れや空間的な感覚がつかめない人もいます。指さして「あそこ」などと言っても、正確にそちらを見ていない場合があります。話す場合は相手をきちんと見て、表情なども見逃さないようにしましょう。 4.相手の言葉は気持ちをこめて良く聞きましょう。不明瞭で聞き取れない時は、分かった振りをしないでもう一度言ってもらうか、周りの人の助けをかりましょう。分からなかった事で消極的にならないで、明るい暖かい気持ちを交わし合いましょう。 5.相手がたどたどしい言葉や変わった抑揚で話しても、それを真似たり、幼児語を使ったりしないで下さい。また、特別親しい人たちの間のくだけた調子を安易に真似ないで下さい。年齢相応の態度と人と人との付き合いのマナーが、大切です。 6.相手が間違った時やとても迷惑な行動をとった場合は、きちんと教えましょう。大声を出したり、叱責したりしないで、静かにはっきり伝えて下さい。 7.安請け合いや出来ない約束をしないで下さい。冗談はあまり通じません。約束はきちんと守り、必要な場合は約束した内容を周りの人に伝えて下さい。 8.コミュニケーションに特別の困難を持つ人がいます。その人に合った付き合い方が必要です。明るく暖かく信頼にみちた態度が大切なのはこの場合も同様ですが、本人が混乱を起こさないよう、その人を良く知っている人に助言してもらって下さい。 9.貴方の健康状態がすぐれない時は、お付き合いを遠慮しましょう。感染症などに弱い場合もあります。こうしたことは身近な人が一番よく分かっています。 ★具体的な場面で役立つよう、知的障害についてもう少し・・・。 1.知的障害は、障害の部位や困難の内容が見えにくいので、本人がどんな事にどれほど苦労しているかが周囲にわかりにくいという問題があります。そのため、本人に全く合わない内容やテンポを要求したり、逆に本人が出来るのに周りが代わってやってしまっている事がたくさんあります。時間をゆっくりかけ、本人に分かる方法で情報を提供すれば、一般に考えられているよりもずっとよく分かっている場合が多いのです。 2.自分にとって大切な事を感じ、見分ける能力はどの人もきちんと持っています。そしてそれを表現しています。周りがそれを受け取る能力を持たないことが問題なのです。細かい観察ややり取りの中で、本人にマッチしたチャンネルを探す事が支援の基本です。 3.知的障害のある人達は、これまで自己決定や自己表現の主体とは見なされず、そうしたチャンスは極端に少なかったので、どの様に自分を表現したらよいのか分からないまま成長した人がたくさんいます。その人らしさをのびのびと発揮出来るためには、安心できる人間関係や環境の中で、自己決定や自己表現の成功経験を重ねることが基本です。その成功経験に支えられながら失敗したり、困ったり、それをなんとか乗り越える中で、力が伸びていきます。 4.これまでの人生の中で「不当」に扱われる場面が多かっただけに、自己に対する「誇り」を一層強く持っています。しかし、それを自分で認識したり、整理したり、表現したりする力が不足している場合、内面の「不安」は非常に大きく、周りが理解できない行動につながり、「問題行動」と見られてしまいます。 5.知的なレベルが低くてもバランスがとれている場合もありますが、領域ごとに差が激しい場合もあります。また、広範な機能に障害が及んでいたり、身体機能の弱さや問題を併せ持っている場合など、様々です。他の人と比べるのではなく、一人一人とていねいに付き合いましょう。 それでは、失礼します。 頑張ってください。
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- curumi
- ベストアンサー率25% (5/20)
現在、重度知的障害者の作業所で職員として働いているものです。 障害があろうとなかろうと一人の人間です。その人の事をよく知り、ありのままに受け入れることが大切ではないでしょうか。ただ、ありのままに受け入れると言っても難しいかもしれません。そんなときはその人をよく観察してみてはどうでしょか。またコミュニケーションについても言語だけでなく、非言語(身振り、表情など)も有効に使ってみてください。言語を用いることだけがコミュニケーションではないと思います。
お礼
有難うございました。
- ageha-d
- ベストアンサー率14% (14/97)
こんにちは 私もボランティア活動の中で知的障害を持っている方達と接する機会が割とあります。 対応の際に気をつけていることは、その方の障害のレベルにもよりますが、まずはその方をよく知り、ありのままを受け入れる(理解する)ことだと思います。 ボランティアができることは、その方が一人で行うには難しいことのサポートだったり、多くの人と接することが良い刺激となるようなコミュニケーションをはかり、少しでも健常者と同じような社会生活をおくれるお手伝いだと思っています。 だから、「仮に暴力を振るわれても心の渇きであると受け入れる」というのは違うと私は思います。それよりも良くないことは良くないということを伝えることのほうが大切ではないでしょうか? ご気分を悪くされるかもしれませんが、質問者さんの文面からは障害を持った方と健常者である自分自身とが対等な立場で接しようとされているのではなく、同情や憐れみの気持ちで接しようとされているように受け取れます。 「偶然にも」健常者に生まれた私や質問者さんと障害を持った方とは対等な、同じ一人の人間なのですよ。 ただ、ちょっと気持ちを伝えるのが上手く出来なかったりするだけだと思います。 私が障害者の方と接する時には「一緒に楽しい時間が過ごせたらいいな、仲良くなれたらいいな」という気持ちです。
お礼
有難うございました。
- mirarinmashis
- ベストアンサー率29% (5/17)
知的更生入所施設の支援員です。全員重度の方です。言葉のない方がほとんどですが 理解力はあります。こちらが言っていること ちゃんとわかっています。自分のことを好きか苦手か ちゃんと見抜いています。上辺だけの優しさにはごまかされませんね。特に重度の方は。自分の言いたいこと したいことが上手く伝えることができず 時には暴力となることもありますが 心の乾きじゃないですね。例えば 甘える ということ一つとっても 甘え方がわからないから 例えば 奇声をあげたり 他の子につかみかかったりして 職員の注意を引くといったこともあります。例えをあげるとキリがありませんが 一つ言えるのは 知的障害の中にも 軽度・重度というレベルだけでなく 自閉症など様々な障害があります。その障害に応じた支援を 支援員は行っていますし その方それぞれに応じた言葉がけもあります。 そのことを理解した上で ボランティアして欲しいと思います。経験から言わせてもらうと 知らない方が 入ることによって 利用者の方の生活リズムも乱れますし 不安定になることがあるんです。そういうこともわかった上で 接して欲しいと思います。あと 同情や哀れみは無用です。(心の乾きという言葉は 憐れみっぽく聞こえました)知的障害に対して 正しい知識と理解を持っておられる方は 少なく ボランティアなどを通して 知的障害の方への理解者が増えることを願っています。言葉足らずで 気分を害されたかもしれませんが 現場にいる者として アドバイスさせていただきました。
お礼
有難うございました。
- natu77
- ベストアンサー率30% (408/1342)
子供が知的障害を伴う自閉症です。 私が一番大事だと思うこと 障害者にも健常者と同じプライドがある。これをいかに傷つけないようにするか考える。 相談者さんも自分で出来る事を出来ないと思われて、勝手にされたり、何でも先回りされたりしたら、いやではありませんか? >尽くす 障害者が欲しいのは尽くしてくれる相手ではなく、必要に応じて手を貸してくれる人が欲しいのだと思います。 はっきりいえば、いらないことはしないで欲しい。 彼らのプライドが傷つくからいらだつのだと思います。 そのためには、相手のして欲しい事、相手が一人で出来る事をきちんと見分ける目が必要だと思います。 私もよく自閉症の子供に怒られます。 言葉は少ないけれど、自分で出来る事、がんばってやろうとしているのにいらない世話を焼くな! きっとそう訴えて怒っていると思います。
お礼
有難うございました。
- hime_mama
- ベストアンサー率32% (1542/4716)
>仮に暴力を振るわれても心の渇きであると受け入れることができる。 これは間違いだと思いますよ。 暴力にでるのは、自分の思いや考えていることが相手に伝わらないからの場合が多いです。 相手の気持ちを汲んで、こちらから働きかけてあげることが大切です。 知的障害者の方の中でも、いろいろなレベルがあって、自分の気持ちを言葉に表せる人、そうでない人がいます。 また、失敗しても何度もやればできる場合が有るので、気長にまってあげることも大切です。 「何で出来ないんだよ!」って思わないでください。やったことがないから出来ないだけで、練習すれば出来るようになるのですから。 以上、養護学校に居たものからでした。
お礼
有難うございました。
お礼
有難うございました。