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弾道ミサイル確実に撃ち落とせる?

もしも、小型長射程高出力のレーザーが発明されたら、核ミサイルは意味をなくしますか?

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  • SPROCKETER
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回答No.4

 問題なのは正確に狙えるかという点です。レーザーでミサイルを正確に狙えても、レーザーの減衰量が問題になります。以下のような問題です。 1.ミサイルにレーザーを投射しても、大気中の塵による散乱、屈折、反射などによってエネルギーが減衰するので、長距離の標的を撃ち落とそうとするほど難しくなる。 2.ミサイルにレーザーを投射しても、ミサイルを破壊して軌道を変えるだけのエネルギーを投射するのに時間がかかり過ぎる問題がある。1秒ぐらいで破壊出来なければ意味が無いが、それだけの高出力を生み出すのは至難の業である。 3.ミサイルの表面にアブレーション物質を塗って置くと、レーザーが命中しても、表面の塗装が燃えるだけで内部まで穴を開けることが出来ない為に、破壊効果が期待出来ない。ミサイルの核弾頭が小型化されると、発見が難しくなり、ダミーの気球を大量に放出すると、本物の核弾頭との識別が困難になるなど、多くの回避策があり、全てを無力化するのは困難。 4.大気圏と宇宙空間との境目を超音速で飛行するミサイル開発が成功しており、境目の軌道を飛ぶミサイルは撃墜が難しくなる。 5.最初に打ち上げた核ミサイルが宇宙空間で核爆発した段階で、地上のレーザーシステムは電磁パルスで破壊されたり、停電するなどの打撃を受けるので、その時点で撃墜出来なくなるなど、先制攻撃に対する脆弱性が大きい。 6.地上高度10m付近を飛行する核巡航ミサイルに対して、レーザー兵器はレーダーによる捕捉が難しく、対抗手段になり得ない。 7.霧や雲がかかった日にはレーザーの減衰が大きくなるのでレーザー兵器は使えない。レーザー基地近くの森林を攻撃し、森林火災を起こして大量の煤を発生させたり、石油コンビナートを攻撃して大量の煤塵を発生させるなどの方法で、レーザー兵器が使えない煙幕を発生させる方法もある。(湾岸戦争で実際に使用された方法。) 8.現在の技術では、核エネルギーでも使わない限り、ミサイルを一瞬で炎上させるような高出力レーザーを作り出すのは不可能。 9.相手が一度に多数のミサイルを同時発射して来た場合には、着弾までの時間内に全てを迎撃するのは時間的に困難。 10.他にも多くの対抗手段があり、迎撃を難しくする問題がある。

その他の回答 (4)

  • hiodraiu
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回答No.5

マッハ7とかで大気圏外を飛んでくるミサイルに、照準を合わせる技術は発明されていない前提ですか。 キャスバル兄さんが言ってましたが「当たらなければどうということはない」だそうです。

noname#233772
noname#233772
回答No.3

レーザーは照射している「点」しか制圧できない。 核ミサイルは広範囲な「面」を制圧できる。 特性が異なるので比較対象になりません。

noname#252929
noname#252929
回答No.2

核ミサイルの前に、その小型高出力レーザーで攻撃する方が効率良いとお思いますけど。。。

  • guguguu
  • ベストアンサー率22% (12/54)
回答No.1

レーザー光は直線でしか発射できませんから、大して役に立ちません。

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