日本郵便は一体何をしたの?何が悪いの?
最近、日本郵便が警察、内閣などから色々突っつかれています。
Q1.最近のDM問題あれは何?解り易く教えて下さい。
そもそも悪用したと言われている障害者割引。あれの割引分は税金から補填されているのでしょうか。それとも単に法律の上で日本郵便負担の割引制度があり、他の宅配業者との競争の妨げ、不正競争になるから責められているのか。結局何がいけないのでしょうか。郵便法の違反とは聞いていますが、国民にとってどんな害があるのかわかりません。
Q2.簡保関係の宿売却問題、あれは本当に悪いのでしょうか。
そもそも、事業自体が郵政と関係ない+事業全体で見ると赤字だ+郵政省時代に無駄に豪華に作ってしまった。と言うことで単に整理、売却するって話ではなかったでしょうか。つまり、売却に関して、儲かってる儲かってないとか、豪華な施設が安く売却されている。まとめてオリックスが安く買おうとしたら不正が疑われるとか。何でも良いから売り払って手放すのではなかったのではないでしょうか。多少、利権とか何とかあったとしても、損をしたとしても、コネでもなんでも売り飛ばして何が悪いのでしょうか。郵政民営化の前提がなし崩しになっていませんか。
Q3.総じて官僚同士の争いにつき合わされているのでしょうか。
日本郵便の西川社長は三井住友銀行の元頭取です。財界や財務省とのパイプが強く、小泉さんの改革時に竹中さんから強く押されて出てきたように覚えています。つまり、財務省の人柱みたいな人です。
以前は郵政民営化って単なる小泉さんの行政改革の1つだと思っていましたが、単に小泉さんが旧大蔵省の族議員で、彼らの意思を受けて兵隊として郵政民営化を行ったと考えるとなにか最近の動向のつじつまが合ってきます。
麻生内閣は内閣官房の官僚から見るに警察、検察関連に強い感じの人で固まっています。そして最近の総務省大臣と日本郵便の西川社長の対立。そもそも日本郵便内でどう見ても旧郵政省で今の総務省と繋がっている人間が沢山いる。警察庁、郵政省、総務省これって戦前は同じ内務省ですよね。
なにか分らない所で、旧内務省派と旧大蔵省派とか派閥+利権争いみたいのがあるのでしょうか。そう思うと総務大臣が吠えているのはより一層バカバカしく思えます。
これらの問題の本質って何でしょうか。見え辛くて困っています。
ちなみに、私個人的には、小泉改革当時、省庁を簡略化、特殊法人の廃止には賛成でしたが郵政民営化には地方の公共サービス上反対でした。しかし今、一度民営にしたものを元に戻すのは如何なものかと思っています。