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水素は不安定な再エネ電気でも効率良く作れますか

水素社会に期待しているものです。電力が安定していれば水の電気分解から 水素が作れることは何となくわかりますが、電解質に強弱が変化する電気では 最適な条件(最適があるかも知らないのですが)から逸脱する気がします。 お詳しい方に教えていただければと思います。当方電気化学は全く素人です。 よろしくお願いします。小水力の例は電力があまり変わらないかもしれませんが、 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1805/29/news032.html 太陽光や風力などはうまくいくのでしょうか。

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回答No.3

もちろん、 小中学生の自由研究レベルで単純に電気分解装置と発電装置を直結させるだけのような装置ならそういう心配も要るでしょうが、そこまで単純な装置ではないでしょう。 ざっくりと言えば、「技術的には」再生可能エネルギーによる発電量に、水素の発生量を制御してバランスさせるだけなので、そう難しい技術じゃないです。例えば、発電量にあわせて電解セルの接続数を変えるだけでもそこそこ制御はできます。 ただ、最大の発電量にあわせて装置を作れば、常時その最大量の2~30%くらいしか水素が製造されない、なんてことが起こるので、再生可能エネルギーの活用には、そういう「経済的な」問題が大きいです。

yyz1974
質問者

お礼

早速のご回答感謝します。経済的問題でそこそこにしておかないと設備利用率がおちてしまうのですね。やっぱり激しく変動するのはやりにくいことが 判りました。ありがとうございました

その他の回答 (3)

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6877/20339)
回答No.4

質問の主旨として 大容量のバッテリーよりは水素の形で保存するほうが効率が良いという考え方でしょうか。 それも一理あります。 太陽光のような 昼間しか発電できない場合ですね。 これは太陽光ではなく 太陽熱発電というものもあります。 熱エネルギーとして受け取って 蓄熱するのです。 光は貯めておけないけど 熱のほうは蓄熱媒体で貯めておけます。 それで夜間も発電できるのです。 これも天候が良くないと光と同じですけど。 そこに水素をはめこめば欠点がなくなるということに。

  • f272
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回答No.2

水素社会は,壮大なエネルギの無駄社会です。水素は単体では存在しませんから,水素分子を作ろうとすると必然的にエネルギを使います。どんなに効率よく水素を作るとしても,わざわざ水素を作るのにエネルギを使うくらいなら,直接に必要なところでエネルギを使うほうが良いのです。 水素としてエネルギを貯蔵し運搬するというために水素を作るということは考えられますが,水素でためるよりも別の形でためたほうがよっぽどエネルギの損失は少なく利用するのも簡単です。

  • sat000
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回答No.1

水を電気分解して水素の形態にすれば、水素は貯蔵できますから生産量の範囲内で電力に変えることができます。で、生産量ですが、電力が不安定であっても、単位時間当たりの生産量が変動するだけで生産し続けることは可能と思います。ただし、太陽光発電だけに頼ると、雨のようにほとんど発電できない時は、水素の生産量がほぼゼロに落ち込む可能性があります。そのような場合でも貯蔵量が十分あれば、ある程度の期間は発電し続けることができるでしょう。ダムに蓄えた水で発電するようなものですね。貯蔵した水素を使うというのがミソです。貯蔵しないと水素生産量の変動が発電量の変動に直結してしまいます。