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政府による麻原並びに信者の一斉死刑執行について
江戸時代には法的に人権など存在しませんでした。そんな時代の統治者の江戸幕府でさえ、反政府的な宗教団体への対処として死刑などを行っていれば信仰心を強く増長させることになり、教団が強固な存在になっていくことから、死刑を含む強行な手段はあえて避けるようになって行きました。 世界中で同じような事例が歴史上数多いです。そのため現代において宗教団体への対処対策は慎重さや通常の対処とは別の手段が求められるものです。 今回の日本政府の対応はそれらを全く踏まえない政治が行われ、今現在も次々と一斉死刑執行などが進められています。 また麻原信仰は未だに拡大を続け、助けを求めて教団に入信する人々が未だに数多いです。 現在進められている一斉処刑は、教団を新たな段階にすすめて日本の将来に禍根を残す下手な対処であり、テロの温床になるのではないかと懸念します。 みなさんはこの一斉死刑執行という政府の対処についてどのようにお考えでしょうか?
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- koncha108
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4. つ問題提起をしながら回答いたします。 1. 死刑制度の是非 長年の議論ですが、もともと私は被害者遺族の心情を考えれば死刑制度はあってしかるべきと思っていました。ただ、死刑制度によっても法の裁きは必ずしも被害者家族の思いと一致するとも限らず、また裁判員裁判で死刑判決がありうる現代では判決をする人、死刑執行する人の精神的な苦痛も考えなければならず、死刑を廃止している国々からの人道的な批判も考えると廃止しても良いのかと考え出しました。とは言え、法として厳然とある以上はそれに従うべきでしょう。 2. 宗教に対して考慮すべきか 今回の事件は宗教団体が起こした事件とは言え国民の安全を脅かす重大な犯罪で、それを法にのっとってさばけないとしたら大問題です。もし宗教に対して考慮すべきことがあれば、別の法律で明文化すべきことだと思います。少なくとも法に則って死刑判決が出てから考慮すべきことでは無いと思います。 3. 法務大臣が死刑執行の判断をして良いのか 民主国家の三権分立の中で法務大臣の立場はとても微妙だと思います。行政府に所属していながら司法にも関与すると言う立場で、実際にはそれほど重要な権限は与えられていないのですがその中のひとつが死刑執行の命令。かつては個人の信条から任期中に一件も死刑執行を許可しなかった法務大臣もいるし、大臣によって執行数に大きなばらつきがあります。厳粛に法に従えばこんなばらつきがあるはずがなく、法務大臣が判断しなくても良いようにも思います。死刑制度そのものにいろいろな判断があるにしても、属人的に非公開で判断すると言う気持ち悪さがあります。今回の上川大臣の判断は法に従ったのみでその点は正しいと思いますが、執行の時期や順番に対して異論の余地を残してしまいました。 4. どう執行の判断をすればよかったのか テロを心配されているようですが、オウム真理教をついだアレフや光の輪は公安調査庁の観察対象としていて完全にマークされているので大規模なテロを起こすのは不可能でしょう。ただ最近では国際的に車で人混みに突っ込むと言うテロが蔓延しているので、死刑執行後マークを厳しくする必要はあるでしょう。それが大変だからと言う理由で法の判断を曲げることはありえないと思います。 順番として、麻原彰晃の執行を最初にするのは妥当と思います。他の死刑囚からだと麻原彰晃を守ろうと言う動きや、死刑執行や事件に対する世論が大きくなったでしょう。そうすると麻原以降を順次執行するか、今回のように同時に行うか。同時に個人的には順次でも良かったような気がします。同時に行うと他の死刑囚をオウム関連団体が殉教者扱いしてより結束を高める心配もあります。それよりは麻原を別格として切り離した上で、少し落ち着いてから順次と言う線もあったかと思います。ただ、そう言う事を考えること自体、法の判断に対して政治的な要素を加えることで不健全かも知れません。 > みなさんはこの一斉死刑執行という政府の対処についてどのようにお考えでしょうか? 異論は残しても概ね妥当だと思います。テロを心配するのであれば別の方法で監視・取締をするべきだしテロが怖いから法を曲げて良いものではないと思います。
- ichikawa2017
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>江戸時代には法的に人権など存在しませんでした。そんな時代の統治者の江戸幕府でさえ、反政府的な宗教団体への対処として死刑などを行っていれば信仰心を強く増長させることになり、教団が強固な存在になっていくことから、死刑を含む強行な手段はあえて避けるようになって行きました。 ??? 江戸幕府は1612年に禁教令を定めキリシタンと看做された人間を1619年に52人(京都の大殉教)1622年に55人(元和の大殉教)1624年に146人、1637年に4人処刑していました。処刑は火あぶりなどの公開処刑でしたが強行な手段ではなかったとお考えですか。 更に1637年~1638年には約3700人が立てこもっていた島原城を攻略して鎮圧しました。 戦闘集団である武士が武装して信徒を攻撃したのは強行な手段ではなかったとお考えですか >世界中で同じような事例が歴史上数多いです。そのため現代において宗教団体への対処対策は慎重さや通常の対処とは別の手段が求められるものです。 ??? 世界史上信じる宗教の違いや宗教徒と政府との戦闘は屡々起きていました。 カッペル戦争 ユグノー戦争(フランス宗教戦争)八十年戦争三十年戦争白蓮教徒の乱太平天国の乱ポソ宗教戦争etc. 2001年に起きたウサーマ・ビン・ラーディンが率いるアルカーダによるアメリカ同時多発テロでは報復の為にアメリカ政府は直ちに軍隊をアフガニスタンに侵攻させました。 現在も中東ではISILに対する掃討作戦が続けられています。 掃討作戦には主として無人機や巡航ミサイルが使われています。 巡航ミサイルによる攻撃が慎重な通常の対処とは別の手段とお考えですか。 >現在進められている一斉処刑は、教団を新たな段階にすすめて日本の将来に禍根を残す下手な対処であり、テロの温床になるのではないかと懸念します。 宗教の名の下で行われるテロに屈しろということでしょうか? パリの同時多発テロの際にパリ市民がテロに屈しないと宣言したことに欧米各国の市民が呼応してブランデンブルク門など各国の著名な建物をフランス国旗の三色にライトアップして我々はテロに屈しないと宣言したことがテロの温床になっているとお考えでしょうか。 オームが地下鉄にサリンをバラまいたのは世界の常識からすればテロそのものです。 裁判で死刑が確定していながら10年以上も放置していたことは世界的には法治国家であればあり得ないことです。 法に従って行動した政府がどうの内閣がどうのと言うのはテロリストに加担するだけのことです。 ISILは日本も標的であると宣言しています。 ISILは立派なイスラム教徒です。 麻原とは宗派は違いますが日本国内で自爆テロを計画しても見逃しますか。
お礼
江戸幕府はその行為をその後に信仰心を強く増長させることになるため教団が強固な存在になっていくことから、強行な手段はあえて避けるようになって行きましたよ。 世界文化遺産として 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産として認定されたので、これを機会にキリスト教禁教政策の下での顛末をしっかり学ばれた方がよいのでは。
補足
地下鉄サリン事件がテロではないなどと一言も言っていませんが?
- nagata2017
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安倍が自らの犯罪から目をそらさせるのが目的でしょう。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13693)
オウム一派を逮捕したとき、破壊活動防止法を適用してオウム真理教を完全解体させようとしたら、朝日新聞や革新野党が戦前回帰、宗教弾圧などとおかしな理屈で反対して世論を煽り、適用出来ませんでした。それで隠れオウムがあちこちで生き残ってしまいました。それがすべての間違いのもとです。法治国家であれば、いつかは法の施行はしなければなりません。四半世紀もたった今やるのは遅すぎるくらいです。もっと速くやっておくべきでした。あなたがテロを恐れるなら、そういう反社会的な宗教に対する、再度の破壊活動防止法議論が持ち上がったときに、エセ左翼マスコミに煽られて反対に回らないことです。日本の警察力を持ってすれば、麻原信者など恐れるに足りません。
補足
「朝日新聞や野党が反対したから できなかった」ってなこと言ってる自民党サポの人をたまに見かけますが、そんなアホな言い訳が本気で通用すると思ってるんですか? 子供の言い訳レベルですよ。 べつに朝日や毎日が反対している法案なんていくらでも通しているでしょう。 朝日や毎日なんて全く関係ないですよ。話の内容がアホすぎるでしょう。
- firstimpression
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今のところ特別な措置を講ずる必要は無く、刑の執行にも問題は無いと思うね。 「麻原信仰は未だに拡大を続け~」と言ってるが、オウムの後継団体の信者数の総数はここ10年以上1500人前後で拡大傾向にあるとは言えないし、組織的なテロなどは実行できないように公安が監視している。 (^^;)
補足
昨今は、自動車であったり、鈍器、調理器具などホームセンターに行けば簡単に買って手に入るものであったり、これらを使って組織も頼らず、組織から命令を受けるわけでもなく、個人が組織のためにと、個人が教義教団のためにと、宗教政治思想などの理念の達成のためなどの動機から、テロを行うというのが昨今主流のテロ行為ですよ。
補足
考察参考にさせていただきました。 私とは解釈の違う部分も多くありましたが、その根拠も書かれておりとても参考にさせていただきました。 ありがとうございました。