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ヒンドゥー教の2大神の1つがシヴァ神で絶大な人気が

ヒンドゥー教の2大神の1つがシヴァ神で絶大な人気がある人気ツートップでさらにトップの人気と言っても間違いないのがシヴァ神のはずですが、肝心のシヴァ神は仰向けに寝てる状態の胸の上に奥さんが片脚を置いて踏みつけて奥さんに殺されたそうです。 そこで疑問なのですが、ヒンドゥー教のトップの人気であるシヴァ神は浮気というか結婚していたので不倫をして殺された神様ってことなのでしょうか? さらに不思議なのが、不倫をして奥さんに殺された不倫夫がなぜヒンドゥー教のトップの人気の神になっているのだ?という謎です。 どういうことですか?

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  • tak7171
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回答No.3

カーリーとシヴァのそういう姿の像はベンガル地方に多く、13世紀以降のものだそうです。シヴァの妃というとパールヴァティの他にカーリーやドゥルガーですが、後者は当初諸神だったのがタントリズム興隆と共に主神になったものでしょう。シヴァはヒンドゥー世界においてはヴィシュヌと並ぶ主神であり、創造と破壊を司ると言われています。シヴァの創造力はリンガ(男根)に象徴され、その活動力をシャクティ(性力)とし、それを発揮させるのが、妃であるパールヴァティ・カーリーやドゥルガーです。また、カーリーは単体としては死や破壊・殺戮の象徴とされています。更に、シヴァはカーリーと同一であり、シヴァの持つ破壊の部分をカーリーが象徴するとも言われています。さて、そこで質問にある、カーリーがシヴァを踏みつけている図ですが、死の女神カーリーに殺されて、また新たに創造されるシヴァを表すものであり、「死と再生」「破壊と創造」を象徴したものかと思います。浮気して殺されたかどうかは知りませんが、そういう下世話なものではないかと思いますが。

gasshop2017
質問者

お礼

みなさん有難う。 シヴァは不倫してないのに奥さんに殺されたのならもっと不思議ですね

その他の回答 (1)

  • fujic-1990
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回答No.2

 私は残念ながら、もっている資料の中では、カーリーという奥さんがいたようではありますが、その奥さんに殺されたというエピソードを発見できませんでした。  逆に、修行を妨げた女神を第三の目で焼き殺したという話などが載っています。  シヴァ神自身が死んだという話はインド神話「乳海攪拌神話」と矛盾します。この神話では、インドの神々は一緒に海をかき回した阿修羅族を女の姿でだまして?海水(乳のように白かった)から出現したアムリタ(不老不死薬)を呑み、不死になったということですから。  書いてある話の中で、ヒンドゥー教でトップ人気の神になっているかという理由になりそうな点を2点あげますと、 (1)破壊神であること。と同時に、破壊のあとの大いなる創造をも意味していること(嵐による破壊と大地攪拌、その後の肥沃な大地形成と豊穣な稔りのイメージ)。 (2)さまざまな力を持っていて、威力絶大であること(別名:家畜の王、恩恵を与える者、髑髏を首にかける者、悪魔の王、偉大なる苦行者、ガンジス河を支える者、舞踊・技芸の神などなど)。  当然、いろんな立場、思想の持ち主から信仰されるわけです。  ちなみにシバ神は、仏教に取り入れられて「大自在天」と呼ばれます(妻は烏摩妃)が、大自在天と烏摩妃はいっしょに、東方阿しゅく如来の憤怒身と言われる「降三世明王」に踏みつけられた形で像に彫られたりしています。