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「男の花道」という本のタイトルの中の「花道」の意味
日本語を勉強中の中国人です。山村美紗著の「小説 長谷川一夫―男の花道」という本があるのですが、そのタイトルにある「花道」というのはどういう意味でしょうか。花の「華道」は普通その漢字を使わないのでしょうか。 また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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「花道」は、”はなみち”と読みます。 花道は、最後の華やかな場面、去り際を意味します。従って小説のタイトルは長谷川一夫さんの一生の中で男として一番だった引き際みたいな意味です。使い方としては、”○○の花道”以外に、”花道を飾る”がよく使われると思います。 「華道」は、”かどう”と読みます。 華道は、日本の伝統的なフラワーアレンジメントで、道(どう)は、みちのことではなく、プロフェッショナルの意味です。昔の日本の人はプロフェッショナルとしての事柄に全て”道”をつけました。例えば、武士道、剣道、柔道、茶道・・・今でも日本の匠とか、技術立国という言葉が好まれるのはこういうヨーロッパのマイスター的なプロフェッショナリズムが歴史的に好まれるからです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。おかげさまで、よくわかりました。