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岩波書店のお問い合わせ先に連絡しても反応がない理由は?
- 岩波書店のお問い合わせ先に連絡しても反応がない理由を解説します。
- 岩波書店のお問い合わせ先に連絡したが相手にされなかった理由を考察します。
- 岩波書店のお問い合わせ先に送信した文が無視された理由について考えます。
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「書く道具としての側面を意識するべきでしょう」という少数派の完全に個人的な意見を上から押し付けようとした書き込みであり、辞書というものの基本は「言葉の意味をわかりやすく説明するものである」ということが全くわかっていないクレーマーの書き込みと判断したので、無視したのだと思います。 「誤りと謳う表現を別の語釈や用例などの文章に用いてしまっている等の食い違いが見受けられますから」と書いていますが、それが一体どこのことを指してるのか書かれておらず、これも完全に根拠のない少数派の個人的なクレーマーの意見とみなされたので無視されたのだと思います。 相手に自分の意見を伝えて何らの返事をもらいたい場合には、単に自分の考えを書いて送るだけではダメなのです。自分の書いた文章を第三者的に見直し、もしこれを担当が自分だったとして受け取った場合、相手の文章をどのように読み取るかを考えるべきだと思います。 ま、しかしクレーマーではないような文章に練り直して送信したとしても、返ってくる返事は「貴重なご意見ありがとうございます」でしょうけど・・・。あなたが思う理想的な辞書を作りたいのなら、あなたが辞書作りの中枢分に入り込み、そこで徹底的に意見を述べるべきでしょう。あなたの意見が正当なものであり、辞書とはこうあるべきものだということが実証されたなら、その功績は日本の歴史に刻まれるでしょう。単なるクレーマーで終わるかどうかは、あなたの考え方と行動次第です。
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- Nakay702
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「お礼コメント」をありがとうございました。 岩波からの初回の返信の件を拝読しました。なるほど、そうなんですね。「辞典として整合性をとるべきとのご指摘」は確かに正鵠を射た発言だったと思います。 内容も知らずに横柄なことを申しあげて失礼しました。確かに、「輩出する」は本来自動詞だったようですが、他動詞的な用法がよくありますね。私など、むしろほとんど他動詞として用いてきたような気がします。 ついでに付記しますと、今私の手元には、たまたま、『岩波国語辞典』(紙版)と『広辞苑』(紙版・電子版)の両方がありますが、いずれも(特に前者)その序言で、「如何に語句を捨象し切り詰めるのが苦しいか」が言及されています。 >私の意見はまさに「全体と部分の釣り合い、制約と犠牲の関係」の部分に関わるものだと思うのですが、「百も承知、二百も合点」だとばっさり切り捨てられる程度の浅見だったと、はっとさせられました。 ⇒しかし、問題点をご自分で発見なさったこと自体は一つの洞察眼の証しですし、前便でも触れましたが、それを出版元に通知なさったご好意は貴いと思います。 >帰するところ、具体的な提示も出来、かつ意見を簡潔にまとめられないうちに出版社に申し入れをするなど烏滸がましいことであったということでしょうね。 ⇒しゃしゃり出て意地悪い言い方をしてしまったことを少々恥じております。ごめんなさい。しかし、そんな破廉恥にもかかわらず、誠意のこもるコメントをくださり、どうもありがとうございました。 以上、ご返信(お礼とお詫び)まで。
お礼
こちらこそ、あなたの戒めを甚く受け止めております。 ここまで手間をかけていただき恐縮です。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
以下のとおりお答えします。 >相手にされませんでした。 >どうしたというのでしょうか? ⇒おっしゃるように、「無視された」のでしょうね。「以下の二文」以下を拝見して感じたのですが、「~するべきでしょう」といったような書き方が、「高飛車・上段の構え」という印象を与えたかも知れません。それで、顰蹙を買い、蔑視された可能性もあるでしょう。 このサイトには、時折、辞書や著書、論文や理論に対する「批判的」苦情、質問という形の自己主張が投稿されます。時に横暴な文章表現、独善的な内容、粗末な論理、不十分な根拠なども見られます。あなたの場合、それほどひどいとは思いませんが、「天上天下唯我独尊」のような筆法は一考することをお勧めします。 >「輩出する」の語釈について意見していて、そちらはちゃんと返事が返ってきました。 ⇒失礼ながら、初回のお礼は、購買客に対する「通過儀礼」でしょう。ただ、問題点を発見して出版社に通知するご好意は貴いと思います。 >たとえば「自身」を引けば「自分」という意味が出ます。…しかしこのような語釈は「書く」上で「自身達」という表現の不正を許します。 ⇒この「自身と自分」問題以下で(引用は省きますが)ご指摘の事柄は、辞典類の原稿執筆者ならごく初期に気づき、苦悩することです(経験者です)。「百も承知、二百も合点」というところでしょう。 そもそも、辞典で語義を示すための方法は、基本的に2つに大別されます。(1) 説明対象の語に近い意味の別の語を示す。(2) 説明対象の語とは違う語を使って(つまり、その語を使わずに)説明する。 どちらの方法によろうと、辞書作りが本来的・宿命的に抱える問題、「その語を完全に説明できる語はその語しかない」という悩みを抱えています。 それではと、説明対象の語にできる限り近づくために、(1) の場合は、置き換えた語を形容する語句をつけ加えたり、敷衍したり、補足したりする形で、(2) の場合は、説明に用いた語句をさらに説明するという尻尾を伸ばすような形をとることになりますが、そうすると説明は際限なく長くなっていきます。 ところが辞書は一般に簡潔をもって旨とします。せめぎ合いが起こります。折り合いをつけるのに、大変な苦悩が伴います。1語につき1行ずつ増やせば、ページ数は倍加します。…ということで、手ごろな分量に抑えるためには正確さを犠牲にせざるを得ない、ということが起こります。要は、分量に糸目をつけなければ際限なく正確さに近づいていけます。そのあたりを勘案しながら、全体と部分の釣り合い、制約と犠牲の関係を見てもらいたいと思います。 >提示されている語義について 誤りと謳う表現を別の語釈や用例などの文章に用いてしまっている等の食い違いが見受けられますから、語釈を直すなり、用例を吟味するなりということを、担当間の情報の連携をとることでこれを解決していくべきだと思います。 ⇒具体例の提示がないことが致命傷です。この種の指摘をするのに、具体例を欠くのは、「ナンセンス」以外の何物でもありません。また、上でも触れましたが、「解決していくべきだ」のような、「編集主幹のような口ぶり」はいただけません。せめて、「改善する余地があるように思われますが、いかがでしょうか」といった、質問形式にしましょう。 ☆実は、この質問と回答を拝読して、楽しませてもらいました。 素晴らしい回答(特に、No. 3, 4)があります。お礼を書きましょうね。回答内容をよく咀嚼して吸収し、自己改善に役立たせれば、きっと大収穫になりますよ。OKWaveは無料のサイトですが、利用の仕方次第では「自己変革」のためのいい場になる、ありがたいサイトですね。独善、偏見、管見零測を脱却する好機になることもあるでしょう。何かの(例えば、辞典学の)権威になれるかも知れません。 なお、ご不満、不明部分、疑問等がありましたらコメントしてください。
お礼
初回の返信は <件名 お問い合わせ頂きました件 ご指摘をどうもありがとうございます。 「輩出する」はもともと自動詞的に用いられてきましたが、他動詞的な用法が増えてきております。『岩波国語辞典』では「第六版」までは品詞表示を自動詞としておりましたが、「第七版」からは自動詞・他動詞を併記する形としました。 『広辞苑』では、語としての説明では伝統的な自動詞扱いにとどめたものの、解説の執筆者や編集者の中では他動詞用法に違和感を覚えない者がやはり増えているのだと思われます。 辞典として整合性をとるべきとのご指摘はその通りと存じますので、次回の改訂時の課題とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 『広辞苑モバイル版』担当 ―――――――――――― ※このアドレスは広辞苑モバイル版の送信専用アドレスとなっております. 受信はできませんので,お問合せは広辞苑メニューよりお願いいたします.> でした。 ご指摘の>「天上天下唯我独尊」のような筆法 の改善については、 >「改善する余地があるように思われますが、いかがでしょうか」 も参考にさせていただきます。 私の意見はまさに「全体と部分の釣り合い、制約と犠牲の関係」の部分に関わるものだと思うのですが、「百も承知、二百も合点」だとばっさり切り捨てられる程度の浅見だったと、はっとさせられました。 提示されている語義について、というメールは、このお礼にも添付した初回のメールの 「誤用とする輩出するの他動詞用法を辞書中の他の文で使っているじゃないか」という内容を踏まえて、おそらく似たような状況が辞書中の随所に認められるだろうという推測からのものです。 具体的な提示がないのはおっしゃる通りですが、それには、その整合性の無さは、列挙しきれるような性質のものではない、し尽せても、必然的に長文になってしまったそれはかえって見てもらえなかったろうという不安から来ています。 こんな言い訳でどうなることもなく、帰するところ、具体的な提示も出来、かつ意見を簡潔にまとめられないうちに出版社に申し入れをするなど烏滸がましいことであったということでしょうね。
「限られたスペースでは,すべてを書ききれない」ということでしょう。そういう当たり前の返答をするのが,ばかばかしかったのでしょう。 いま手元にある,ハウス食品「うまかっちゃん」インスタントラーメンのビニル袋には,つぎのように調理方法が書いてあります(抜粋)。 約550mlの水を沸騰させ,めんを入れ,ほぐしながら約3分ゆでます。 これを読み,「うちには計量カップがないぞ」とか,「登山で食べたら生煮えになった(摂氏100度未満で沸騰するので)」とか,「鍋はどんなものを使えばいいか書け」とか,「素手で麺をほぐそうとして火傷した」などといちゃもんをつけるのと同じです。 なお,あなたの文体は,「自分は頭がいいです」と自慢するような「くどさ」があります。その不快さも,返答がない理由でしょう。ぼくはラーメンの腹ごなしに冗談半分で書きましたが。
お礼
辞書の頁が有限のスペースということは承知していたことです。 「優先させる項目を変えたほうがいいんじゃない?」という感覚だったのですが・・・。 文体について、確かに私は論理的に書くことは得意だと思っていますが、小説のような情緒を要する文章を書くのは全くだめです。 そういうところに不快感が出たのかもしれません。 きっとこれで失礼のないように尽くしたと言おうものなら笑っちゃいますよね。 やっぱり慇懃無礼な感じになってしまいましたか・・・。 同類の指摘は何度も受けているのですが、どうすれば文体が改善されるかがかねてよりの悩みなのですよね。 どこで慇懃と無礼をはき違えているのか、いまだ自覚的に理解するに至っておりません。
- 山田 太郎(@f_a_007)
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Q、どうしたというのでしょうか? A、あまりにも貴重で高い次元のアドバイスだったので回答に苦慮。 で、苦慮している内に回答するタイミングを逸したのでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。
- eroero4649
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お客様対応をしていたことがありますが、典型的な「貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考とさせていただきます」以外には返しようがないものですね。 もし本音を言えるのであれば「アンタにアレコレ指図されるいわれはない。余計なお世話だ」というところではないでしょうか。 岩波書店てツンデレのデレ抜きで愛想が悪い会社で有名ですから、以前の返事があったほうがむしろ喜ぶべきことだったのかもしれませんね。
お礼
以前の返信は <件名 お問い合わせいただきました件 ご指摘をどうもありがとうございます。 「輩出する」はもともと自動詞的に用いられてきましたが、他動詞的な用法が増えてきております。『岩波国語辞典』では「第六版」までは品詞表示を自動詞としておりましたが、「第七版」からは自動詞・他動詞を併記する形としました。 『広辞苑』では、語としての説明では伝統的な自動詞扱いにとどめたものの、解説の執筆者や編集者の中では他動詞用法に違和感を覚えない者がやはり増えているのだと思われます。 辞典として整合性をとるべきとのご指摘はその通りと存じますので、次回の改訂時の課題とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 『広辞苑モバイル版』担当 ―――――――――――― ※このアドレスは広辞苑モバイル版の送信専用アドレスとなっております. 受信はできませんので,お問合せは広辞苑メニューよりお願いいたします.> でした。 事務的返信でなかったことは本当に恵まれていたと思います。 当分他人に意見を言うのはやめます。
お礼
過去には <ご指摘をどうもありがとうございます。 「輩出する」はもともと自動詞的に用いられてきましたが、他動詞的な用法が増えてきております。『岩波国語辞典』では「第六版」までは品詞表示を自動詞としておりましたが、「第七版」からは自動詞・他動詞を併記する形としました。 『広辞苑』では、語としての説明では伝統的な自動詞扱いにとどめたものの、解説の執筆者や編集者の中では他動詞用法に違和感を覚えない者がやはり増えているのだと思われます。 辞典として整合性をとるべきとのご指摘はその通りと存じますので、次回の改訂時の課題とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 『広辞苑モバイル版』担当> という単なる事務的な返答を越えた前向きな回答が来たのですが、私側に10割の非があることがこれで分かったので、このような粋がったことを言うのはしばらく自粛します。 ―――――――――――― ※このアドレスは広辞苑モバイル版の送信専用アドレスとなっております. 受信はできませんので,お問合せは広辞苑メニューよりお願いいたします.