大臣は何をしている人ですか?何をすべき人ですか?
国務大臣は本来何をすべき人なのでしょうか?
実際には何をしている人なのでしょうか?
少なくとも日本では、法律や政治・行政を学んできた人でなくとも、国会議員になれ、そして議員を10年くらいやってタレント性のある人だと大臣になれます。大臣というのは行政組織のトップで、数万人単位の大企業の社長にいきなりなるようなものです。その組織に入ったことがあるわけでもなく、大学で専門的に勉強してきたわけでもない人が。
しかし特に専門的に勉強したわけでもない人が10年議員をやっただけで、国の方針を自分の頭で考えられるわけはないので、国会の答弁は官僚の作成した原稿を読むだけになります。もちろん祭りでうちわを配った理由とか、政治資金報告書の収支が億単位で食い違う理由の説明などは、官僚に作文してもらっているとは思いませんが、一般的な答弁のほとんどを官僚に考えてもらっているはずです。
官僚になった知人がいるのですが、「大臣が答弁できないから国会開催中は深夜3時4時まで残業して答弁を作ってやらないといけない。何日か続けて徹夜になることもある。でも作ってやらずに勝手なことをしゃべられるともっと大変なことになるから原稿を作ってやった方がまし」といっていました。
国内の政策ですら自分で考えて答弁できない人が、国際会議で議論できるはずもありません。
で実際には何をしてんの?という事ですが、基本的には官僚が考えた政策で上がってきた書類を最終決裁者として判子を押す。判子を押して押して押しまくる。それが現実の仕事のように思っています。あとは、仕事してる風の様子を見せるために、「視察」をたくさんする。ただ、現実には視察が政策に反映されることはまずないので、観光を楽しむ事がメインであとはポーズに過ぎないと思っています。どうせ政策は官僚が全部考えるのだから…。
ここまで書いたのは事実も含んでいますが、特に大臣が何をしているかという点については、これまでの私の見聞きした知識からの想像にすぎません。
質問としては以下になります。
(1)日本の大臣は実際には何をやっているのでしょうか?私の想像とほとんど同じ?
(2)大臣とは本来何をすべき人なのでしょうか?
(3)外国ではどんな感じなのでしょうか?例えばイギリスやアメリカでは、大臣がしっかり勉強して自分の意思で答弁すると聞いた記憶がありますが、これは正しいでしょうか?
(4)もしも外国では大臣が考えて国を動かしているのだとしたら、なぜ日本の議員にはできないのでしょうか?
(5)日本の大臣が、大臣固有の意思で独自の政策を実施した例はありますか?具体的に1つ2つ例を挙げていただきたいです
よろしくお願いします。
お礼
ご回答、ありがとうございました。事務次官は、セクハラ騒ぎで今いちやく有名になっている人だから違いますね。やはり、秘書でしょうか。