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講談や芝居に出てくるお江戸の有名人
幡随院の長兵衛 神田明神下の平次 黒門町の伝七 人形町の佐七 浅草寺の新門辰五郎 がおりますね。 このほかこういうたぐいでの有名人っておりましたでしょうか? 何かお寺に関係する人が多いように思いますが、どうでしょうか?
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この中では幡随院長兵衛、新門辰五郎は実在の人物ですが、あとは昭和の時代に書かれた小説の主人公ですね。
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- ichikawa2017
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>このほかこういうたぐいでの有名人っておりましたでしょうか? こういうたぐいと言われる意味が良くわかりませんが、現代では講談や芝居(歌舞伎)に興味がある人が限られていますのでそれこそ知る人ぞ知るということになります。 江戸時代には講談や講釈の前身となった話芸に軍記読みと言われるものがありました。 軍記としては太平記、絵本太閤記、源平盛衰記などがあり江戸時代の庶民はこれらの軍記の登場人物を良く知っていました。 又歌舞伎などの場面を話芸として語る義太夫と呼ばれるものありました。 義太夫としては以下のようなものがありました。 冥途の飛脚(梅川忠兵衛) 大経師昔暦(おさん茂兵衛) 鑓の権三重帷子(鑓の権三) 博多小女郎浪枕(毛剃) 紙屋治兵衛と遊女小春・・・心中天網島(天網島) 女殺油地獄(河内屋徳兵衛) 曽根崎心中(お初徳兵衛) 伊勢音頭恋寝刃(伊勢音頭) 五十年忌歌念仏(お夏清十郎) 新版歌祭文(お染久松) 伊達娘恋緋鹿子(八百屋お七) 東海道四谷怪談(四谷怪談) 夏祭浪花鑑(夏祭) 安倍保名と芦屋道満・・・芦屋道満大内鑑(葛の葉) 渡辺数馬と荒木又右衛門・・・伊賀越道中双六(伊賀越) 岡部六弥太忠澄と、熊谷次郎直実・・・一谷嫩軍記(一の谷) 妹背山婦女庭訓(妹背山) いろは仮名四十七訓(弥作の鎌腹) いろは物語(貧女の一燈) 絵本太功記(太功記) 奥州安達原(安達原) 近江源氏戦陣館(近江源氏) 大江山酒呑童子(酒呑童子) つまり何時の時代の有名人かということで変わってきます。 現代も歌舞伎や講談、古典落語などでなどで取り上げられるもので有名な登場人物は以下のような人物がありますがどこまで歌舞伎を知っているかで変わってきます。 田宮伊右衛門・・・東海道四谷怪談 白井権八・・・浮世柄比翼稲妻 切られ与三郎・・・与話情浮名横櫛(よわなさけうきなよこぐし) 白波五人男(日本駄右衛門,南郷力丸・赤星十三(郎)・忠信利平・弁天小僧)・・・青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ) 曲垣平九郎・・・寛永三馬術 玉川屋幸介・・・夫婦餅 梅若丸・・・木母寺 魚屋熊五郎・・・朝起き五十両 実在でありながら講談や芝居(歌舞伎)に取り上げられた人物 荻生徂徠・・・徂徠豆腐 首切り浅右衛門(山田浅右衛門)・・・御様御用(おためしごよう) 塩原多助・・・塩原多助一代記 遠山金四郎・・・南町奉行 大岡越前(大岡夛忠相)・・・北町奉行 天一坊・・・大岡政談 河内山宗俊(河内山宗春)・・・天衣粉上野初花(くもにまごううえののはつはな) 堀部安兵衛(中山安兵衛)・・・高田馬場仇討ち 梶川惣兵衛・・・忠臣蔵 一心太助と大久保彦左衛門・・・三河物語 由井正雪と丸橋忠弥・・・慶安太平記 飯岡助五郎と笹川繁蔵、平手造酒・・・天保水滸伝 清水次郎長(山本長五郎)、森石松、大政、小政・・・淸水次郎長伝 女性としては 八百屋お七 お竹如来 仲万字屋玉菊 笹森お仙 お岩 自身が作家であったこともあり名前が良く知られていた人物もいます。 近松門左衛門 山東京伝 大田南畝(蜀山人) 平賀源内 江戸時代の大衆娯楽としては相撲もありましたので大関などは良く知られていました。 雷電為右衛門 谷風梶之助 >何かお寺に関係する人が多いように思いますが、どうでしょうか?。 たまたま幡随院長兵衛、新門辰五郎を揚げられていることによる印象かと思います。 尚新門辰五郎の新門は浅草寺の門ではなく仲店の中頃にある伝法院の門です。 蛇足 江戸時代には博打は厳しく禁止されていました。 寺社の境内が寺社奉行と町奉行の管轄の境界領域であったことから祭礼の際などに良く博打場が設けられました。 長兵衛や辰五郎はこの博打場を取り仕切っていました。 俠客と呼ばれる類いの連中です。
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ありがとうございました。
- eroero4649
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鬼平こと長谷川平蔵と、遠山の金さんこと遠山景元を忘れてもらっちゃあいけませんぜ。どちらも(相当脚色されているとはいえ)実在の人物です。 あとはなんといっても赤穂浪士の四十七士ですね。 アナーキーな方面では、ご存知ねずみ小僧こと次郎吉ですね。この人も実在の人物で、大名屋敷から泥棒を働いたというのは間違いありません。ただ、義賊ってのはウソみたいですけれど。 お江戸の人でなくてもいいなら、大泥棒といえば石川五右衛門ですな。「浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」は本当に石川五右衛門の作なのかどうか甚だ怪しいですが、五七調のリズムの良さも相まって明言ですね。嗚呼、絶景かな、絶景かな。
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そうでしたね。ありがとうございました。
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ありがとうございました。