- ベストアンサー
ボクサーはなぜ減量するのですか?
ボクサーは体重で細かく階級が分けられてますが 2キロ減量するより、2キロ増量して一つ上の階級を目指したほうが楽だし本来の力も出せる気がします。 減量するとフラフラで力も出ません。 なぜ減量という道を選ぶのですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
パンチというのは、基本的に体重が重いやつのほうが強いです。ヘビー級を見れば分かりますね。重ければ重いほど有利です。つまり体重が重いクラスに挑戦するとそれだけ痛い目に遭う可能性が高くなります。 また一般的に、体重と身長はほぼ比例します。体重が重ければ身長は高くなります。人間は、身長と両手を広げた長さがほぼ一致します。ボクサーのレベルが上がれば上がるほど、ほんの数センチの差でパンチが届く、届かないとなるわけです。例え5ミリであっても、届かないパンチは相手にダメージを与えることはできません。相手の手の長さよりこちらの手の長さが3センチ有利なら、相手が届かない距離からパンチを打つことができます。それに格闘技は体重と共に、身長もあったほうが有利です。質問者さんも自分より背が高いやつにケンカを売るのは勇気がいるでしょう? かくして、少しでも自分が有利になるようにみんな減量をするのです。私の今の体重(63キロ)だとボクシングではスーパーライト級になりますが、プロボクサーの平均身長が175センチくらいなので168センチの私はアウトレンジされてしまいます。自分の身長に合わせるならフェザー級つまり57キロまで体重を落とす必要があります。もし自分が相手をアウトレンジしたいと思うなら、もうひとつ下の階級のスーパーバンタム級にしなければなりませんが、そうなると55キロまで減量しなければなりません。実は若い頃のホネ川スジ太郎だったときはそのくらいの体重でしたけどね・笑。
その他の回答 (1)
- hoshitotsuki
- ベストアンサー率0% (0/1)
みんなが減量しているから、減量したら本来の体格が同程度の相手と公平な条件の勝負になりやすくて結果的に見ごたえのある技術勝負になりやすいいから。
お礼
なるほど! 身長や手の長さのことを考えていませんでした。 これは納得です。 みんな勝利のために努力していたんですね。 回答いただきありがとうございました。