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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:平成20年 6問目 刑法)
平成20年6問目刑法問題の解説
このQ&Aのポイント
- 平成20年6問目刑法問題についての解説です。
- 甲の罪責について、「甲には犯人隠避教唆罪及び証拠偽造教唆罪が成立し、両罪は観念的競合となる。」との結論に達した場合、結論を導くための論拠となり得ないものを選びます。
- 犯人隠避罪の定義や証拠偽造罪の意味について、解説がされています。
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何を言っているのか読み解くのが難しい、刑法というより、日本語の読解力の問題ですね。 まず、「甲には犯人隠避教唆罪及び証拠偽造教唆罪が成立する」「両罪は観念的競合となる」と思い込みます。 つぎに、「論拠となり得 "ない" ものの組合せ」を探すわけですが、否定形が入ると・・・ 日本語の文章に否定がはいると、脳は「~ない」の「~」の部分を捨て去ってしまいます。つまり、否定が入るとがぜん理解が難しくなります。 なので私は、上記思い込みの「論拠になる選択肢」を探して、それを除外する、というふうに作業内容を変えます。急がば回れ。論拠になるものは○、論拠にならないものに×をつけるとしましょう。 ア、乙は「犯人特定」の邪魔をしているダケなので、犯人隠避にならない という意味になってしまう。× イ、乙は文書を作っているのだから、証拠を文書に限っても成立する。○ ウ、乙が乙として文書を作り、警察に届けているので、名義は偽ってい ない。この説によれば、証拠偽造罪にならないことになてしまう。× エ、この説によれば、教唆者である甲自身の犯罪の証拠なのだから、この 説によれば証拠偽造教唆罪が成立しないことになってしまう。× オ、犯人隠避教唆罪及び証拠偽造教唆罪は保護法益が違うからこそ、1つ の行動が2つの犯罪を成立させてしまうわけだから。○ ×が組になっている 2番ア ウ エ が正解 ・・・ と思います。