慰謝料などが支払われて納得することができましたか？

質問

民事で裁判や示談などした方は、慰謝料などが支払われて納得することができましたか？

以前ある有名人の男性の過去のセクハラについての報道が出た際に、ネットでのコメントなどを見ていると、「示談になっているのに、こんな話が出てかわいそう」「嫌なら示談にしなければよかった」というような論調が見られることがあり、私もセクハラではありませんが、ある内容で相手と示談か裁判かという話し合いをしているところなので、腑に落ちませんでした。
（真偽はわかりませんが、報道は被害者が暴露したのではなく、被害者の方は取材の申込みを受けても代理人を通してコメントできないと発表されていました）

私は今ある被害を受け、被害を与えた男性に対し、弁護士を通して内容証明を送り慰謝料を請求しています。
ただそれまでにいくら連絡したりしても全て無視され、八方ふさがりになったため、話し合いに引きずり出すために弁護士に依頼したのであって、正直どうなれば自分で納得がいくのかわかりません。
むこうの弁護士はいくらまでは払うけど、それ以上は裁判でもしてくれという感じのことを私の弁護士に連絡してきました。
全て弁護士同士が話しているので、正直、むこうが少しでも悪いと思っているのか、いないのかも、私はこれまで一度も謝罪すら受けていないのにわからないし、モノに値段を付けるかのように金額を言われても無意味に思えてなりません。
仕方のないことですが、弁護士さんたちは慰謝料などの具体的な交渉をするだけなので、気持ちのためにこのようなことをしている私とは向かっているところがそもそも違う訳なので。。

だいたい上記のようなネットでのコメントを見ていると、人の人生をめちゃくちゃにしておいて、示談にしたら相手を許さないといけないの？と感じてしまいます。
示談にするのと許すのとは同じことなのですか？
法的にこれ以上賠償請求などをしないという意味であって、許すことは一生ないと思います。
例えば旦那に不倫されて、家庭がめちゃくちゃになり離婚に至りボロボロになった妻は、旦那や相手の女性にもちろん慰謝料を請求すると思いますが、請求通りの慰謝料をもらったからといって許すとは思えないです。
正直私にとっては慰謝料の支払いは刑事事件でいう刑罰のようなものであって、被害者はいくら刑罰を受けたからといって許さないですし、一生罪は背負っていくものだと思っています。

そう考えているとどうすれば自分が納得がいくのかなんてよくわかりません。
先日見たニュースで過去にいじめられたことのある人がやっているお芝居かなにかで、「謝ったら終わりだと思うなよ」というような台詞があったのが残っていて、私も同じような気持ちです。（私の相手は謝ってもいないけど、お金払えば終わりだと思うなよというような気持ちです）
正直なことを言えば私に慰謝料を払った上で、相手が不幸になるのが望みです。

民事で示談や裁判などした方にお聞きしたいのですが、慰謝料などをもらって納得できましたか？
自分の気を治めるためにお金の他になにかしましたか？

回答No.1

榎本 邦彦（@NISHISHINJUKU）

Kfeubcd様

★回答者(婚活、人間関係、専門家）の「NISHISHINJUKU」と申します。私は東京で長年、結婚相談所をやって来た経験を活かし専門家としての立場で客観的に回答させて頂きます。

❶＜結論＞貴女が仰る事は痛い程分かります・・嫌と言う程の経験者です！

＊悲しい事に、法的解釈では、特に一般の民事的な事なら、内容の如何に関わらず最終的には「金で解決するしかない」という主義に基いているからです。

＊したがって、貴女の言わんとする事は経験者なら誰でも同様の事を感じる筈ですが、弁護士云々と言っても「心」は解決してくれない・・という認識を持つしか無い物なのです。

＊ただし刑事事件に持っていける内容なら、刑罰が付きますから、また別になりますが事件の内容次第です。

❷＜所詮、法的処理は金銭でしか換算しない＞

＊・・・という大前提を、そもそも貴女自身も残念ながら大人の割り切りをしないと、法的手段で金員以外の何かが満たされると勘違いしたら、それは問題があります。法的処理の方法はあくまでも金で謝罪し、金で終了する事が限界なのですから。

＊貴女が書かれた通り、例えば・・・
「むこうの弁護士はいくらまでは払うけど、それ以上は裁判でもしてくれという感じのことを私の弁護士に連絡してきました。全て弁護士同士が話しているので、正直、むこうが少しでも悪いと思っているのか、いないのかも、私はこれまで一度も謝罪すら受けていないのにわからないし、モノに値段を付けるかのように金額を言われても無意味に思えてなりません。」・・・・

＊全くその通りですが、本人同士で解決出来ないから弁護士に依頼したのでしょうから、その場合、解決手段は（基本に戻れば）お金で換算出来る物≒慰謝料、損害賠償等々でしかないのです・・・したがって、双方の感情論抜きの弁護士同士が「法的理論武装」をして、合理的（≒法的、≒金銭的　≒機械的）に感情論抜きで争う作業を指すのですから、そこには「★貴女が一番、欲しい心からの謝罪」など事実上、重要視されないのです。

＊つまり、被害を受けた側、迷惑を受けた側の程度を弁護士が極めて合理的に、数値化して、または時として相場的に換算して双方の言い分の整合性を求める事が精一杯で、貴女の「心」の傷は消えないのが残念ながら実態なのです。

❸＜示談だろうが、調停だろうが訴訟だろうが、法的手段に関係ない＞

＊「謝ったら終わりだと思うなよ」・・・の通りで、皆が最終的には感情論としては納得するはずがない仕組みなのです‥いや、むしろ、法律としては、心までケア出来ないからせめてもの解決策として金員で処理した・・合理と言う名の元の精一杯の対処法だともいえるのです。

＊悲しい事に、法的解決に持って行けば、調停だろうが訴訟だろうが、法的手段に関係ない事は事実なので、「謝ったら終わりだと思うなよ」・・というセリフが必要なのですね！　相手は、それで全て終了と思っている人ばかりですから。

❹＜お勧めは出来ませんが経験を重ねると、割り切る事が「スキル」にさえ感じてしまう実態＞

＊長く生きていればいるほど、そういう嫌な経験は、不可避的に遭遇するものです・・人間とは、どういう存在なのか？初めて認識してから久しいですが、若い頃に認識していなかった「性悪説」を以て、私に関して言えば、生きて行くようになって行きました。

＊どうしても直接受けた、損害賠償や少ない慰謝料では何も満たされなかったからです。（それに比べて、アメリカの様な（内容によっては）法外な慰謝料を設定される国が羨ましいと思う事もありましたが）、その辺のレベルもやはり日本と言う国の法的基準の甘さは根本的な大きな問題なのです。

＊お勧めは出来ませんが経験を重ねると、割り切る事が「スキル」にさえ感じてしまう実態まで感じています。

❺＜せめてものアドバイス＞

＊お金の限界という物を知らされて色々な経験をして来た、私として、せめて貴女に少々、アドバイスするとしたら、マイナスな話でしかありませんが、・・・

★「自らが係争に巻き込まれる様な人間関係を持たない事…これに尽きると思っている私です・・結局、金は貰っても心の傷は消えた事が無かったからです。」

＊悲しい事に、そんな自分を守るには周辺の人間関係を自ら整理して、腐ったリンゴ一つ無いようにしているしかない・・という究極の結論を内心ながら思っている私です。風邪対策で、せめて「マスク着用」と言っている程度でしょうか？
それでもマスク無よりかなり違う・・と裁判所で言われた事が有りました。

★答えにならなかったら、すみません・・・同じような経験者として本音で回答させて頂きました。どうぞ、冷静になって今後の策として解釈下さいませ。

（PS)
★たまたま、今の瞬間に於いては、私は専門家回答者ランキング上位（下記URL参照）におりますがゆえストレートに回答させて頂きました事、御理解下さい。少しでも参考になれば、「ありがとう」をクリック頂ければ励みになり幸いの上「お礼コメント」「補足コメント」等に追加質問等があれば、御遠慮なくお願いします。

参考URL：

https://okwave.jp/ranking/professional/month

お礼

ありがたいですが、そういうことを聞いている訳ではありません。
ありがとうございました。

榎本 邦彦（@NISHISHINJUKU） プロフィール

◆初めまして・・結婚カウンセラー（仲人）を東京、銀座に始まり今は新宿で、「西新宿結婚相談所」所長を22年間程やっている榎本です。　音楽とSPORTS観戦が大好き人間でS49立教大経済学部卒です。今だに...

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