• 締切済み

人間の体内で錬金術?

肥満の仕組みを勉強していましたが、 理解できないので教えてください。 肥満になる原因の 1つとして、 [糖分を摂取すると、 体内で中性脂肪に変わって蓄積される] と記述されています。 これはインターネット上の全部のサイトに記述されている共通認識です。 しかし、 これは不自然では ないでしょうか。 [糖分] という物質を、 人間が全く違う [脂肪分] に変化させることができるはずがないからです。 これでは丸で、 人間の体で錬金術が実行されているようです。 人間の体には、 鉄から金を作る能力は ありません。 同様に、 糖分から脂肪分を作ることも できないとおもいます。 原子レベルで異なるものを変化できるはずが ないからです。 よって、 私は、 これらの情報は虚偽であると考えています。 しかし、 私は科学知識のない人間です。 よって、 ここで聡明な方々に確認したほうが良いとおもい、 質問させていただきました。 よろしく お願い致します。 ************************************************** 注意: OKWave の不具合により、いかのエラーのため返答できませんが、全部の回答を見ています。 ---------------------------------------- この操作は実行できません。 再度ログインをお試しいただき、改めて操作手順をご確認ください。 問題が解決しない場合は、FAQを御確認のうえ、お問い合わせください。 ---------------------------------------- この不具合について OKWave 管理者に問い合わせても、嘘の返答があるだけなので無駄です。 http://okwave.jp/qa/q9226301.html

みんなの回答

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.3

別に何の不思議もありませんよ。 まず錬金術ですがこれはある原子を別の原子に変えるということですよね。例えば鉛を金に変えるとかですね。これは化学反応ではなく核反応が起こらなければありえないのですが、糖が脂肪に変るのは単なる化学反応で起こる事柄なので待った区別の事象です。糖が志望に変わる過程で起こるのは原子自体が変るのではなく原子同士の結びつきが変わるだけなです。糖も脂肪もそれらを構成する原子は水素と炭素で、その違いはそれぞれの結びつき方の違いだけなのです。糖であろうが脂肪であろうが、それぞれを構成している原子自体はまったく変化していないのです。生体内で行われていることは、錬金術のような他の元素を作ることではなく、糖質の構成要因である炭素と水素を一旦ばらばらにして脂肪の形につなぎなおしているだけの話です。原子自体は変化せず原子同士のつながり方が変わるだけですので、錬金術とはまったく異なります。 錬金術についてですが例えば鉛から金を作ることは現在の科学でも不可能です。 ある原子を別の原子に変える方法は核分裂(原子炉や原爆)か核融合(核融合炉か水爆)以外に人為的に行う方法はなく生物の体内で起こる(ゴジラを除く)こともありません。化合物の(複数の原子が結びついたもの)構造を変えることは生物の体内でも当たり前に起こりますが、原子自体が変ることはありません。 化合物・例えば水も水素と酸素の化合物ですが、水素と酸素を混ぜて火をつければ簡単に水ができますが、このときに変化するのは水素と酸素の原子の一番外側にある電子のつながり方が変わるだけで、原子の本質を決める原子核(原子の中心にあるりんごの芯のような部分)は何の変化もしません。だから水はH2Oなのです。HもOもその性質自体に変化はなくHが二つとOが一つくっついた状態ということです。ところが核融合のような核反応ではHがHeという別の原子に変わってしまいます。H(水素)とHe(ヘリウム)ではまったく資質の異なる原子です。 化学反応と核反応を混同してしまっているかと思われますがまったく別の話です。

  • Mr_Spock
  • ベストアンサー率75% (57/76)
回答No.2

錬金術というのは他の元素から金という元素を作ることです。糖も脂肪も炭素、酸素と水素というの元素の化合物ですから別の元素を作る錬金術とは全く訳が違います。 糖を代謝すると、中間体として酢酸やグリセロールの誘導体ができます。これらはさらに代謝されてエネルギーになるわけですが、余剰があると脂肪に変えて貯蔵されます。 酢酸の誘導体は、酢酸(炭素2個)が数珠つなぎにされることで炭素数の多い(主に炭素18個ないし16個)の脂肪酸になります。この脂肪酸がグリセロールと結合すると脂肪になります。 余剰の糖を脂肪として貯蔵する利点は、脂肪は水を吸わないので細胞が脱水状態にならないこと、また糖はアルデヒドでもありタンパク質などを結合しやすくタンパク質を変成させる作用があるので脂肪にすることで毒性を下げることができる、などです。

回答No.1

>しかし、 これは不自然では ないでしょうか。 全く不自然とは思いません… 「原子レベル」という言葉をお使いなら、分子もご存知でしょう。 元素記号の O=酸素、H=水素などは化学式でも酸素や水素という意味で、これは質問者様の仰るように原子レベルでは変化していません。 しかしこの元素の集まり=分子となると話は別で、酸素はO2つで空気中にあり、水は水素2つと酸素1つでH2Oです。 中学生で、植物が水と二酸化炭素と光のエネルギーで酸素と糖を作るのを光合成って言うんだよって習いませんでしたか? 6CO2(二酸化炭素) + 12H2O(水) + 光のエネルギー → C6H12O6(グルコース=ブドウ糖) + 6H2O(水) + 6O2(酸素) ↑ C6H12O6 が、グルコース(ブドウ糖)です。原子は変化していませんが、水と二酸化炭素と光で糖ができました。 この原理の応用で水と二酸化炭素から糖を生成する技術が特許でありますが、コスト的にはブドウ糖はデンプンから作ったほうが安上がりですよね。 人間が糖から脂肪酸を作るのは別回路でもっともっと複雑ですが、最終的にはグリコーゲンやアミノ酸や脂肪酸など、色々な種類になって使われます。 アミノ酸も脂肪酸に変えることもできますし、ブドウ糖をアミノ酸にすることも、逆にアミノ酸をブドウ糖にすることもできます。 人間の脂肪酸生成には、Acetyl-CoA(アセチルコエー)がとても重要なのですが、この化学式が C23H38N7O17P3S です。 コレステロールなどもっと単純で、C27H46Oですね。 質問の「> 鉄から金を作る能力は ありません。」は、FeをAuにするということ、質問の糖から脂肪を作ることは体内にある元素の組み合わせを変化させるということ、「元素そのものを変える」と「元素の『組み合わせを変える』は、同じ意味ではありません。 不自然だ!虚偽だ!というお気持ちは理解できないでもないのですが、人間の体内には色々な元素があるので、それらを足したり引いたりしながら組み合わせを変えることはできるのですよ。人間の体ってすごいですね。