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めおとの語源について。
通常「めおと」って「夫婦」と書きますが・・ 「夫婦」の字を別々に見ても「めおと」とはならず、 「めおと」の語源ってどこか別のところにある気がするのですが、 いかがなものでしょうか? 有力候補が「兄弟」の「え・おと」 「めおと」と「えおと」に関係があるかとか無いとか ご存知の方がいらしたら宜しくお願いいたします。
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三省堂 新明解国語辞典 第四版を引いてみました。 ■めおと (「妻夫(メオト)」の意) 「夫婦」の雅語的表現。みょうと。 ■みょうと(メヲト・メウト) 「めおと」の老人語。 表記:夫婦、妻夫、女夫などと書く。 とのことでした。 「雅語」は 口頭語で使うとそぐわないが、詩歌・古文の表現に用いられた、洗練された和語。 だそうです。 だから「妻夫(め・おと)」が語源、なのでしょう。多分。 全然自信有りませんけど(^^;
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- ichao
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前の方々の補足です。 やはり「妻・夫」(め・おと)だと思います。 「妻」(つま)は夫婦や恋人が一方を呼ぶ語です。つまり男から女、女から男、どちらでも使えました。それが中古には主として女性を指す言葉になり、読みも和文では「め」が多く用いられました。 「め」は、万葉仮名では「女」「嫁」が使われ、平仮名、片仮名も「女」が字源です。よって「女(め)」=「妻(め)」としたのではないでしょうか。 「をと」は「復(を)つ」という「若返る」という意味を持った語と同じ語根であり、「をとめ」は若い女、「をとこ」は若い男を意味していました。それが「をんな」に対して「をとこ」(男性)の意味として意識されるようになりました。 よって、女を意味する「め」と男を意味する「おと」を組み合わせて「めおと」と読むようになったのではないかと思います。 「夫婦」の語は中国でも古くから見られますが、「夫」が「一人前の男が冠にかんざしを挿した様」、「婦」が「箒を持った女の様」を表しています。 なんだか、考えていくうち、自分でも頭の中がゴチャゴチャになってしまいました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 後ろの「おと」については似た意見の様です。 前半の「め」の語源の問題ですねぇ。 僕としては男の意味ではなく下の者を意味する「おと」に対する上の者の「え」が語源じゃないかと思う訳ですが。 うーん,やっぱり「め(女)」なのかなぁ。
- mizuki_h
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#3で回答したものです。 ちょっとだけ補足(?) 「妻」という漢字には「めあわせる」という読み方があったと思うので、そこから「め」という読みがきたのかもしれません。 自信はホントにありませんけど(^^;
お礼
再三お手数をかけますです。 一歩後退・・(笑 めこ(妻子)というのもありますねぇ。
- deadline
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全然、自信はありませんが・・・。(「だったら、回答するな」という突っ込みは無しね。) 『女男』:めおとこ 『妻夫』:めおっと あたりが、語源ではないでしょうか。 日本書紀や万葉集の頃の日本語には、『母父(おもちち)』(そのまま、父母の意)、『妹兄(いもせ)』(兄と妹、姉と弟)といった、現在とは逆の表記法があります。 『goo:国語辞典『め 【雌/女/▽妻/▼牝】』 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%E1&kind=jn&mode=0&jn.x=41&jn.y=15 『同上:お 【雄/▽男/▽夫/▼牡】』 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AA&kind=jn&mode=0&jn.x=24&jn.y=11 『同上:おとこ 【男】』 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AA%A4%C8%A4%B3&kind=jn&mode=0&jn.x=35&jn.y=12 『同上:おもちち 【▽母父】』 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AA%A4%E2%A4%C1%A4%C1&kind=jn 『同上:いもせ 【▽妹背/▽妹▽兄】』 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%A4%A4%E2%A4%BB+&kind=jn&mode=0&jn.x=46&jn.y=10
お礼
ご回答ありがとうございます。 こちらも同様ですねぇ。 「意味」から考えると「妻夫」の転じたものっていうことになりそうですけどねぇ。 すみません。 「おもちち」も「いもせ」もそのままの漢字表記が残ってますよね。 下記のお礼で言いたかったのは 「『読み』がそのままで『漢字表記』が逆転した例が他にあるか?」です。 父母と書いて「おもちち」とは読みませんし、 兄妹は「けいまい」で「いもせ」には読まないと思います。
「女夫,婦夫」 め・おっと からと聞いたことがあります。(夫婦とは逆ですね。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 そっちですかぁ・・ 上下が入れ替わるのって他にもありますかねぇ?・・ もう少し情報がほしいので宜しくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちょっと勇気付けられました(笑 「雅語」だったんですね。 つまるところは「和語」に対する当て字だったわけでその漢字表記はあまり意味をなさない場合がありそうですね。 音写と思われる「妻夫」も「女夫」も「め・おと」の様ですから語源もその区切りだとすると・・ 「おと」は「夫」だとするとしても、もともと「妻」に「め」の音は無いと思いますし、夫からの都合でつけられた音の様な気がします。 「女夫」⇒「妻夫」という推測です。 「女」と「夫」の組み合わせは不自然ですし・・ 「兄(え)」「弟(おと)」の和語が 転じて「めおと」になった説を維持したいと思います(自分勝手(笑))