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タップ加工でQ値を入れた時の効果はある?
- タップの固定サイクルG84の行にQ値を入れると、その値でZの動き(タップの動き)が一時停止することを最近知りました。
- タップの深穴(3D以上とか)の時に「ステップ入れた方がいいよ(Q値を入れる)」と先輩からアドバイスされました。
- 一気に加工するよりもステップをいれて、休憩しながら加工した方が折れにくいという意見もありますが、効果はほとんどないように思えます。
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3Dって書いてあるのでM6以降だと思いますが >>手でタップを立てたことがあればわかると思いますが、 >>タップが渋くなってきたら反転して切り屑を分断してやると・・・ 手だとまっすぐ立てられないため (タッパのないフライスで導入部だけ突っ込みまっすぐ立てられれば 手でも反転させずすんなり入っていきます) ↑ 以上からねじ切り時うにうにと出る長いキリコは別に関係ないと思われる 逆に途中で切ってそれが自己噛みしてしまうほうが怖い また、ねじ切じ細かい粉が出るのですが これを洗い流す効果があるような気もするが した穴通しなら止めずとも流れていくし とまりだと止めても流れていくとは思えない 以上から >>・・・を機械的に再現するわけです。 ような気がしているだけの都市伝説のような気がする 結局通せるときはした穴を通したほうが効果あり 折れるときは何をやっても折れるもんだと思ったほうがいいと思います
昔は、ボール盤&手作業の割合が多かったので、最近の方は判り難いのかな?
ボール盤で手加工すれば現象はわかります。。 切粉詰りの問題の他に、 切れ味が悪くなり切削力が増すとタップの捩じり変形が増しヒッチが狂うと想像(特にスパイラルタップ)。または発熱が増し加工中にタップが寸法膨張するとも考えられる。 いずれにしろ深い加工で戻しての復帰途中で僅かに削り直しが生じ、以降の負荷が軽減されます。 転造タップでは削れないので、どうなるかは未経験。
リジットタップモードではなくタッパーを使った加工ですね? ご存じの通り、タップ加工は、主軸の回転とZ軸の送りが同期されていない と、正しい雌ネジが切れません。 リジットタップモードを用い場合、主軸とZ軸の微量な誤差をタッパで吸収 します。 ご質問のステップサイクルを用いたタップ加工は、(1)さんご回答の通り 切りくず分断に効果がありますが、上記の誤差発生のリスクが大きくなり、 結果としてネジが甘くなることが考えられます。 したがって、ステップするにしてもせいぜい中間地点で1回、もし切りくず 処理が問題になるのであれば、転造タップの活用をご検討することをお勧め します。 過去のご質問 No.43394 暇な時にでも 正面フライス加工での歪みにくい加工方法 を放置されているのは感心しません。 このサイトは、技術のQAのやり取りを履歴で残すことを目的として いますので、回答に対しては何らかの返答をお願いします。 お礼の強要ではありません。最終的にどのようにしたら解決したかを、 フィードバックして貰えたら幸いです。 本件質問はマシニングセンタの使用における是非をであり、 ボール盤の資料を貼るだけの素人の無責任な回答は謹んで 頂きたい。 ハンドタップでネジたてを行う場合、きりくずの噛み込みや引っ掛かり に対して力を加減したり反転させたり、人間は高性能の適応制御が可能 です。 いっぽうで、マシニングセンタの場合、どのような状況になろうとも、 淡々と指令された通り、途中で止まり、加工を再開します。 主軸モータのトルクは大きいので、何某かの原因でタップ加工加工負荷 が増大しても、人間とは異なり緻密な適応制御を行なっていませんので、 単純にそれ以上のトルクを出し、結果としてタップが折損してしまいます。 ロボットハンドで卵を掴むことができるまでに、かなりの技術的ハードル があったのと、同じような感覚です。 ということで、本機能はそれほど有用では無く、むしろタップの下穴の 品質(穴心、曲がり、真円度、径寸法)を如何にキチンと管理するかを 注力されることが重要と考えます。
基本的には切り屑が詰まる事によって折れるのを防ぐ効果があります。 手でタップを立てたことがあればわかると思いますが、 タップが渋くなってきたら反転して切り屑を分断してやると またスムーズに入って行く様になりますが、アレを機械的に再現するわけです。 まぁでも出来るだけ使わない方が良いです。 ハンドタップ専用と思って良いと思う。 所でベッドは平らに削れる様になりましたか? 転造タップの場合には基本的に必要無いが もしかしたら潤滑不良(穴の奥まで切削油が届かない)の場合には 効果があるかも知れない(憶測) G84にQ入れるとパラメータ設定によって G73的な動作(高速深穴タップサイクル)か G83的な動作(深穴タップサイクル)のどちらかになります。 その時の戻し量もパラメータ設定によりますが、通常は 高速深穴タップサイクルの場合であってもわずかに反転して戻るはずです。 まぁ戻し量をゼロにしてあれば仰るように反転せず一時停止するだけかもしれませんが 普通そんな事する意味は無いので、機械メーカーは無難な範囲の戻し量をセットしているはずです。 それと前回のご質問に対する結果などやはりそちらに書くべきではないでしょうか。 > これでもキリコが分断されているのでしょうか? これについては本当に戻し量がゼロに設定されているとすると きちんと分断出来ないと思いますが、この辺はご自身で実際の 切り屑を確認して頂ければ一目瞭然と思います。 タップ加工の場合には切り屑を分断する事が良とは限らないので Qを入れる事の是非については先輩の助言を鵜呑みにするのではなく ご自身で研究されると良いと思いますよ。 一応百害あって一利なしという訳ではないので念のため。 最初に書いたようにハンドタップには深さにも寄りますが結構必要。 その場合も適切な戻し量を設定する事が前提ですが。
補足
G84にQ値を入れた場合は反転はしません。 通常の穴底で止まる様な感じで一時停止してまた動きだします。 これでもキリコが分断されているのでしょうか? ベッドのフライス加工について 結果報告してませんですみませんでした。 あの後少しサイズの違った注文が来ました。 ?表面を仕上げ代1.5mmほど残して荒加工 ?裏面を荒加工+仕上げ加工 ?表面を仕上げ加工しました。 チップを切れの良い種類に変えて交換の回数も増やし、 荒加工時のZ切込み量を1.5mmにした・・・ などの点も変更しました。 結果はプラスマイナス0.1mm以下くらいになりました。