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自動車関係の部品での酸化現象について
- 自動車関係の部品での酸化(変色)現象について調査しました。コード被服をストリップした状態で熱が加わると、芯線が酸化(変色)する可能性があります。
- 端子圧着後の接触抵抗の問題についても考慮する必要があります。
- 熱負荷後にストリップする際には固さが生じるかもしれません。
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問題はメッキ線かどうか? AEX 自動車用架橋ポリエチレン絶縁耐熱低圧電線 http://swsct.sws.co.jp/cables/jp/aex.html 導体:すずめっき軟銅より線 参考までに他の電線はメッキとは記載されてない AVSSH 自動車用極薄肉形塩化ビニル絶縁耐熱低圧電線 http://swsct.sws.co.jp/cables/jp/avssh.html 導体:軟銅より線 なのでAEXはメッキ線であろうと推測可能 ↓にスズメッキの酸化皮膜の抵抗値はmΩ単位らしい http://www.sei.co.jp/tr/pdf/automotve/sei10633.pdf http://www.inter-link.jp/gijyutsu/gijyutsu_6.html 「表2:比抵抗値の比較 (単位:Ωm)」 ここから少なくとも裸銅線の酸化皮膜は抵抗値は大きいが スズメッキの酸化皮膜の抵抗値は小さいことがわかる なのでたとえ酸化したとしても問題となる確率は少ない でも、回答(1)さんの >ちょっとした工程変更(=手抜き)が命取りになる業界。 簡単には工程変更を許可されない時代になってしまった 一昔前はコストダウン目的なら何でも許されていたのだが 自動車業界に限らず食品業界や医薬品業界でもやはりそう コストダウン=手抜きと見られてしまう もちろん、工程変更で品質が良くなるとか品質に変わりないとかの 証明が出来れば話は別ですが 中小零細企業では品質の証明は困難 特に10年を超えるような長期の品質は
>自動車関係の部品 ちょっとした工程変更(=手抜き)が命取りになる業界。 http://www.molex.com/pdm_docs/ats/TM-640160065JP.pdf モレックス 圧着ハンドブック 圧着加工時には、十分な力を加えることで、 はぎ取り後の心線に形成される非導電性の酸化膜を 破り、端子グリップ内側の錫めっきをはがす必要があり ます。この状態は、金属同士の良好な接続を実現す るために必要です。この状態にならないと、抵抗が増 加します。圧着端子を圧着し過ぎると、導体部の断 面積が小さくなり、抵抗が増加します。 http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj129/fj129_02.pdf 古河電工 アルミ電線端子圧着部の、、、 後者のように慎重に評価し、かつ承認を得ることが必要でしょう。