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燃焼ガスの比熱について
- 骨材乾燥炉の設計を行なっている方へ
- 重油燃焼ガスの比熱を800℃まで知りたいです
- 一覧表のあるサイトを教えてください
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添付のURLによれば、A重油を燃焼させる炉において、過剰酸素4%の運転状態 で、重油1kgあたりの排出ガス量は、次の通り読み取れます。 成分 質量 比率 CO2 1.623 kg 12.6 % H2O 1.411 kg 11.0 % O2 0.514 kg 4.0 % N2 10.706 kg 83.2 % (1)-(?)の表を参照 -------------------------- 湿り排出量 12.864 kg 各成分の比熱は、回答(1)さんが示した蒸気に関するデータや、理科年表 などを参照すると、次の程度の値です。水蒸気以外は、高温のデータは 探せませんでしたが、100℃付近の値と大きく異なることはなさそうです。 成分 100℃付近 550℃付近 CO2 0.837 J/g・K ? H2O 2.07 J/g・K 2.17 J/g・K O2 0.92 J/g・K ? N2 1.039 J/g・K ? 最初に示した成分比を掛けて、加重平均すると、排出ガスの比熱は、次に 示す程度の値と計算できると思います。 成分 比熱 割合 比熱(排出ガス質量あたり) CO2 0.837 J/g・K 12.6 % 0.105 H2O 2.07 J/g・K 11.0 % 0.228 O2 0.92 J/g・K 4.0 % 0.037 N2 1.039 J/g・K 83.2 % 0.864(+ ------------------------------------------------ 1.234 J/g・K 800℃においては、H2Oの比熱がやや増加するので、排出ガスの比熱も僅か に増加すると想像します。 なお、上記計算は、質量あたりです。体積あたりで計算すれば、体積は 絶対温度に比例して増加しますから、800 ℃の比熱は、100 ℃の値の 35 %程度の値に低下すると考えられます。 「自信あり」の記載は訂正させて下さい。 100℃付近の排出ガスの比熱はおそらく「当たらずとも遠からず」と思いま すが、800℃付近については、ご経験の豊富な方のアドバイスを期待したい と思います。失礼致しました。
その他の回答 (1)
どのような使用方法なのかは判りませんが、小生なら蒸気の蓄熱原理を応用して算出します。 さて、重油燃焼ガスの空気と重油の割合を仕様条件から、先ず確認します。 そして、使用する重油の物理的及び化学的性質をMSDS(製品安全データシート)等で確認し、 蒸気と同様の計算をしていきます。 室温に近い付近では、重油燃焼ガスの空気と重油の割合を仕様条件から確認し、 そして、比熱割合で算出します。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/koriki/Science/Hinetsu.html 重油(C)の比熱
お礼
ありがとうございました。 高温空気比熱での計算で行なっていたのですが、もう少し突き詰めたいとの考えから質問させて頂きました。
お礼
ありがとうございました。 加重平均の比率が確認できただけでもありがたく思います。 小生の師たる方の計算式のみが残っているのですが、何故その比熱数値なのかが理解できず。 ちなみにohkawa様計算の数値とも異なります。 師に誤り無しとは思っていませんが、どこから出た数値なのかと気になりまして。 比熱は熱交換(乾燥)に必要なガス量を求めるために使用しています。