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汎用フライスでのボーリングにおける加工後のセンター位置の狂い
- 汎用フライス盤を使用してシリンダーのボーリングを行う際、加工後のセンター位置がズレてしまいます。
- 加工後のシリンダー内径は狂いなく真円なのですが、センターが毎回同じ方向に0.03~0.04mmだけズレてしまいます。
- 使用しているのはBIG製CK5のEWNヘッドで、フライスの設定は回転数380、送り0.07min、切り込みは0.05です。テーブルの水平度やY軸の位置調整を行っても同様の結果となります。
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No.1です。 位置ずれは、やはりY方向でしょうか? どんな固定方式かは判りませんが、センタリングツールで測定後、X軸をロックする際にテーブルそのものがY方向に動いていませんか? ヘッドにマグネットを付けて、品物又はテーブルにピックテスターを当てた状態で、X軸をロックしてみて下さい。 加工開始点は、切削送り開始点と言う意味ではありません。 センタリングツールの長さと、ボーリングバーの長さがほぼ同じであれば、OKだと思います。 これにより、直角度不良による位置決めへの影響が、ある程度軽減されます。 頂いたデータより、Z軸のガタは0.03/300mm程度の様ですが、原因はそれだけでは無いような気がします。
お呼びが掛かったようなので >X方向は0.005以下でしたが、Y軸が手前に0.03低くなっており 十中八九 テーブル上下(Z軸)のガタ が影響していると考えます。 X-Yの精度に Z軸が影響するのは少し違和感を感じる人もおられるが ひざ型のフライスの特性です。 機械の水平(レベル)は 静的な測定法であっても テーブルを移動したり測定位置を変更しながら確認する必要もあります。 加工の詳細がもう一つ理解出来ていないが 斜めに取り付けた状態(クイルの動きに対して)で加工していると思われます。 >(Z軸の送りネジの磨耗の影響等も考えられる??) 上下は常に重力の支配下にありガタは無視できるはず ネジの磨耗は極端な場合を除き問題はありません。 カミソリの調整は良く使う位置で調整すべきだが 偏磨耗が大きいとオーバーホールしないと駄目でしょう 記憶では この機械の上下は角のスライドだったかな? だとすれば2方向の別々の調整が必要 アリ(三角)のスライドなら1本で調整可能です。 >YZの直角の調整というのは可能なのでしょうか >現在はハンドルへの手ごたえというか、固さを当てにして調整しております。 ダイヤルをテーブルに固定しY軸方向からクイルの傾きを見ながら調整 傾きが許容範囲で尚且つあまり重くならない様に調整 ※言葉で書くのは難しい 実際はX軸の端部での上下ガタも見ておく必要もあります。 ※X軸の平面方向ガタはY軸のカミソリ調整 ※少々(0.02程度)のガタは無視 力をかけて動いても 荷重が無くなれば元に戻る程度で重くならないようにすべし。 実際の作業は本職に頼むのが理想だが 機械加工の従事者ならあまり大きな問題なくやれると思いますよ。 もし、前後(Y軸)との直角が修正できないならば 前提としてZ軸が平行に上下していると仮定して・・・ 最終手段として取付治具を介して固定すると良い 当然、テーブルに治具を固定してからセルフカット(共削り)をすれば 直角は出るでしょう。
回答(2)再出です。追記拝見いたしました。 このサイトの常連回答者さんの目に付くように、追記ではなくて あらたに回答させて頂きます。 軸移動のブレには、ヨーイング、ローリング、ピッチングの3種類 がありますが、Z軸の不具合はヨーイングかと。 ご使用のフライス盤は、追記コメントより、ひざ型(テーブル移動 タイプ)と思われますが、何某かのガタが有りそうです。 このサイトには、工作機械にご精通した方(例:my***さん!)が いらっしゃいますので、機種名やZ軸の機構を補足でご開示されては 如何でしょう。 小生も多少の知識は有りますが、旧来の汎用フライス盤は殆ど触った ことが無く、お役に立てそうもありません。 また、テーブルの傾きは、Z軸シムの他に、ジャッキボルトでも調整 できるかもしれません。 窮地に笛を吹いたらマグマ大使が飛んでキタ(年齢がバレる) 回答(4)さん、有り難うございました!
お礼
回答ありがとうございます。 当方の状況を今一度整理して改めて質問させていただくことにします。
簡潔にして的を射た回答(1)さんに賛同します。 その他では、 ・主軸にテストバー(なければボーリングバー)を付けて テーブル上面に付けたマグネットスタンドからXおよびY 方向へスモールテスタを当てて、Z軸を走らせた時の変位 (0.01以内が望ましい) ・テーブル上面のX方向およびY方向のレベル ・機械のレべリンクジャッキボルトの弛みが無いこと などを、ご確認されては如何でしょう。
補足
回答ありがとうございます。 確認しましたら、YZにおいて上昇送りをスタートした瞬間に0.02のズレが生じました。 そのまま、80mm程度上昇させましたが送り中のブレは0.005以内でした。 同様に確認してXZにおいてはズレはほとんど無く0.005以内でした。 また、もう一点測定しましたら、Y軸テーブル幅300mm間で手前が0.03低いことが分かりました。 Zシムの調整だと思うのですが、Zシムの調整で手前を上げることが可能なのでしょうか? Z軸のシムはテーパーシムではなく、三角シムで5本の調整ボルトと5本のボルトで固定するようになっています。
XYZ の点検ですが、機械の XZ 又は、YZ の直角度は出ていますか? センタリングツールで測定する際のZ軸の位置は、加工開始する際の位置と同じでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。 当方の状況を今一度整理して、あらためて質問させていただくことにいたします。
お礼
回答ありがとうござます。 Z軸のガタの影響ということで、当方もそのように考えます。 (Z軸の送りネジの磨耗の影響等も考えられる??) XZの直角はヘッドの角度で調整・確認済みなのですが、YZの直角の調整というのは可能なのでしょうか?(当方の春日V2では調整不可能??) また、YZの傾きにおいて、テーブルの傾きなのか、クイル(もしくはヘッド本体?)が傾いているのかをチェックするにはどのような点検・調整を試せばよろしいでしょうか。 再度各シム調整等を行うつもりですが、カミソリ調整のコツ等ありましたら教えていただけませんでしょうか。現在はハンドルへの手ごたえというか、固さを当てにして調整しております。 お手数おかけいたしますが、宜しくお願いいたします。