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電気亜鉛メッキの二重メッキについて
- 亜鉛メッキを引っかけ治具で行い、メッキ厚が規定に足りなかったため、40分程度放置後、再めっきを行いました。二重メッキの弊害や水素脆性のリスクについて詳しく知りたい。
- 二重メッキを行う際に、しっかりとベーキングを行っていれば、水素脆性は起こらないと考えられます。再めっきの間隔やベーキング条件についても確認したい。
- また、二重メッキによる層間剥離などの問題は起きないのか、そのリスクについても知りたい。
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極力、二重めっきは止めた方がいいです。 ましてや濡れたままとはいえ、40分~1時間も置いておくと、表面の脱脂力・活性力が極端に低下します。 結果、層間剥離も起こりえますし、ムラによる外観不良も生じます。 どうしても二重めっきを行いたいのであれば、5分以内に再めっきするようにして下さい。 めっきが残っている場合も同様で、二重めっきは極力避けてください。 水素脆性と二重めっきは全く関係ありませんし、ベーキングを行っているならば全く問題ないといっていいでしょう。
再出 >メッキ対象物はバネで素材は 線径φ2.0mmのSWP-B 水素脆性が怖くて、安全に直結するようなブツには普通やらないでしょう。 http://tokaibane.com/about/dt_36.html http://www.jsse-web.jp/tech/kandokoro/kan16.pdf 面倒覚悟でやったとしても、トラブルが出たら捨てた方が安心なのでは。 終端に密着部があること多く、普通にやればメッキが付かない。対策にはコスト何倍 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=260173&event=QE0004 回答(3) なので、ステンレスにするか、またはこれのほうが適しているかも JFEテクノ ばね用亜鉛めっき鋼線 http://www.jfe-techno-wire.co.jp/product/spring_galva/index.html
再出です。 話題を戻して、 二重メッキの弊害は何か起きるのでしょうか? 又、同じ理由で再めっきを行うために、亜鉛メッキを落としたのですが、落とし切らない うちに再めっきを行った場合に、何か弊害はあるのでしょうか? 水素脆性が起きるのではと顧客からは言われています。 ですが、客先が水素脆性が起きるのでは?と心配をするのは、 ◆ メッキ対象物が、バネで素材で 線径φ2.0mmのSWP-B ◆ 亜鉛メッキを落としたのですが、落とし切らないうちに再めっきを行った場合には、 水素ガス抜き と 亜鉛メッキが表面を覆っている ので、水素ガス抜きが充分できる のかと、亜鉛メッキの密着性が損なわれるのではないか なので、やはり基本に立ち返り、処理しましょう。
水素脆性を回避するにはベーキングで水素を追い出すことです。開始時間が問題になる。 http://koza.misumi.jp/surface/2008/05/351_2.html めっき後ベーキング処理までの時間を、30分以内、2時間以内などと決めている企業もある ようですが、放置時間1?24時間の実験の結果では、ベーキングの効果に影響がないようです。 但し、素材の肉厚が厚いものについてISOでは、ベーキングまでの時間が規定されています。 最初からのカウントで時間内で処理すれば支障なしとしてよいが、焼入れが硬いほど感受性が大きいのと、用途の軽重も考えて判断。 にしても特に < 落とし切らないうちに再めっき > では外観がマダラになり、許してもらえるとは思えないですが
他の回答者さんの記述の如く、メッキの前処理に関することと、水素脆性(メッキ脆性)を 確認してにてください。
メッキの厚さがどのくらいか判りませんが、今までの経験、実測からいくとメッキが厚いは良くありますが、薄いというのは聞いたことがないです。 メッキやさんでのメッキですよね。 メッキやさんであれば抜き取り検査をやってませんね。 又、通常再メッキは再度酸洗いの工程から始めます。 水素脆性はメッキ部品の材質、加工工程等々で左右されますので一概に脆性が起こるとは言えないと思います。 心配であれば差し支えない範囲で補足説明を再投稿をしては如何か。 このサイトの回答者で相当博学の方がいますので期待する答えの回答があると思います。宜しく。