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ハイポイドギヤの非可逆性
- 「ハイポイドギヤの非可逆性」とは、住友の中空モータに使用されているハイポイドギヤがギヤ側からピニオン側への動力伝達を可能にするかどうかについての質問です。
- 問題の中空モータが回っているが、減速機が回っていない状態であることから、ハイポイドギヤのピニオンの歯が磨耗している可能性があることが判明しました。
- 装置はチェーンコンベヤによる鋼材の水平搬送であり、10台のコンベヤで一本の鋼材を搬送しています。中空モータの合計出力は2kWで、破損は10台中1台のままです。
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回答(1)です。 小生も、被駆動側からのキックバックが一番あやしいと思います。 一本の鋼材(MAX1.5t位)を8m/min位で搬送との仕様ですが、 コンベヤを並列に10台並べてなら、最悪コンベヤ1台に鋼材(MAX1.5t位)の反力 (キックバック)が、短時間ですが掛かっている事になります。 そのような選定条件のでしょうか? 減速機メーカーは、カタログに記述している使用方法では絶対に不具合は発生しないと 考えますから、別の原因があるので確認してくださいとしか言いません。
一般的には、ハイポイドギアを増速方向では使わないのが普通です。 (質問者氏もお分かりと思います。) 被駆動側からのキックバックが有る場合は、 充分に安全を見込んで設計しますが、御質問の場合はどうだったのでしょうか? ハイポイドギアは潤滑油に留意が必要で、 自動車用途では専用のハイポイドオイルを用いている程です。 (これも良く御存知と思います。) 潤滑条件が悪かったなんて事は無いですか?
お礼
ありがとうございました。参考にします。
ハイポイドギヤはウォームギアに較べて確かに効率は良い。 http://cyclo.shi.co.jp/product/gmoter/hgmota/index.html 85% vs 40%以下 一方、ウォームギアの逆使い可否は、その効率計算式において進み角と摩擦角の差で判る。 http://www.g-box.bz/column1.html ハイボイドギアの効率計算および逆使い限界の式は不明だが、効率数値の比が適用できるとすると、限界もウォームギアより数倍高いはず。 だからといって 1/(1/150)の増速! は過ぎるでしょうに・・・ これだけ増速すると、角度伝達誤差、回転ムラで滑らかさが無くなり振動と凄い音が発生します。 ギアでもダメなはずが、、、最近そんな需要が増えたのかしらん? No.38235 減速機についてアドバイス・・・ http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=257500&event=QE0004 フリクションでも増速比が大き過ぎ、拙論ではモーターしかない。
お礼
ありがとうございました。参考にさせていただきます。
ハイポイドギヤの製作メーカーが確認でき、使用方法も確認してから使用しましょう。 予想では、使用しないで下さいか、保証はできませんとなるでしょう。 (過去ログ要確認) さて、ハーモニックドライブには、高比率の増速タイプもあった筈。 中空タイプが必要なら、確かそのタイプもあった筈。 確認してみては如何でしょうか?
お礼
ありがとうございました。
ハイポイドギヤはオフセット式のまがり歯かさ歯車ですから、動力伝達は 可能だと思います。ただし、減速比が大きい分、逆使いではかなり増速での 運転となり、特別な潤滑方法を取る必要があるかもしれません。またピニオ ン側の強度に合わせて、入力トルクを制限する必要があります。運転の可否 については可だと思いますが、あまり勧められない気がします。
お礼
ありがとうございました。参考になりました。
お礼
とても参考になります。ありがとうございました。